ここ数年、散歩で燕を見なかったが、
ここ数日2,3羽の燕を見かけた。
燕の特徴は、佐々木小次郎の燕返しにも見られるように、
スピードが速く、方向転換も素早い。
羽根をばたつかせるのではなく、風に乗っているのだろう。
特に川風に。
霾る(つちふる)=風に吹き上げられた土や砂(黄砂)が降る。
最近の黄砂には、大陸の大気公害の異物が、黄砂に乗っかり到来する。
PM2.5も恐いが黄砂も恐い。
花粉症も、黄砂、PM2.5を疑って掛かった方が良さそうである。
この季節、女性の着物姿が多く目につく。
女性の着物姿で印象深く色気を感じるのが、うなじである。
うなじのほつれ髪を手指で梳き上げる仕草には、
ついつい見とれてしまう。
春風が吹いて、髪の毛がほつれるのを期待したくなる。
老いの象徴として、体から排泄される物に異常が見られ始める。
涙もその一つで、涙もろくなる。
すぐに出てくる。
感情の高ぶりとは関係なく涙が出る。
春のうららかさに浸っていると、
涙が溜まり、こぼれ落ちる時がある。
老いを嘆くより、涙が出る感傷に酔いたい。
鯉幟のシーズン到来である。
5月5日が子供の日、端午の節句で本番であるが、
この頃から飾り付けが始まる。
昔に比べて、鯉幟の数が激減しているように感じる。
少子化の影響もあるのだろう。
にしても、少なくなった。
小振りになった。
真鯉に、緋鯉くらいで、
子鯉、吹き流し等は少ない。
マンションのベランダでは、そうなるのだろう。
数日前、立山の室堂の道路開通の報道があった。
立山室堂には二度訪れたことがある。
自動車道のみ除雪され、十数メートルの雪の壁に挟まれた道路。
見上げると雪により分断された
青い空の道が
雪の白さと相まって鮮やかに見える。
豌豆の濃紫の花の質素感に惹かれる。
見ていて懐かしい離れがたい気分になる。
退職した当時、朝のご近所散歩を日課としていた。
その散歩の途中、土塀の植樹の中から首を出して、
私を迎えてくれる犬がいた。
その塀に近付くと、私の足音が判るのか、
必ず首を出して迎えてくれる。
色んな表情をするので、
写真を撮ったが、今も十数枚の残っている。
就職して退職するまで、自宅から会社への通勤の行き帰りは、
太陽を目指していた。
つまり、自宅のほぼ東側に会社があった。
転勤・出向等で色々な地に住んだが全てがそうであった。
出勤時は、朝焼けの太陽の光を浴びて、
帰宅時は夕焼けの光を浴びて、
五体に太陽の力を受けて、元気を貰っていた。
踏青(とうせい)=萌(も)え出た草を踏んで野に遊ぶこと。
古い中国の行事が移入されたもの。野遊び。
類似語:青き踏む
桜が散ったからと言って、がっかりする必要はない。
桜の若葉が、その緑が鮮やかである。
この季節、誘われるように旅に出たくなる。
春風がこんな気持ちを誘発するのか。
おかしな物だ。
よく見る光景かどうかは別として、
シャボン玉の球形の殻には、虹がかって見える。
その虹も風の影響か動いている。
大抵、回転している。
潰すのが嫌になることがある。
桜の花見には、下駄を履いて、茣蓙を敷いて、酒を飲むのが良いという説がある。
そのぐい呑みに、桜の花びらがひらひらと舞い降りて、
花片と一緒に酒を飲む。
極楽気分だろうな。
伊勢神宮を流れる五十鈴川。
川沿いに咲く桜が綺麗です。
その川の袂に「豆腐屋」という豆腐屋があり、有名です。
まさに絶品です。