漣の 立ちてそぼ降る 春の雨
さざなみの たちてそぼふる はるのあめ
9119 2009/2/28 【季語】 春の雨 【季節】 三春
盆の上 凝縮されし 梅姿
ぼんのうえ ぎょうしゅくされし うめすがた
13027 2011/2/28 【季語】 盆梅 【季節】 初春
我を見る 鏡の我に 春愁
われをみる かがみのわれに はるうれい
20189 2019/2/28 【季語】 春愁 【季節】 三春
漣の 立ちてそぼ降る 春の雨
さざなみの たちてそぼふる はるのあめ
9119 2009/2/28 【季語】 春の雨 【季節】 三春
盆の上 凝縮されし 梅姿
ぼんのうえ ぎょうしゅくされし うめすがた
13027 2011/2/28 【季語】 盆梅 【季節】 初春
我を見る 鏡の我に 春愁
われをみる かがみのわれに はるうれい
20189 2019/2/28 【季語】 春愁 【季節】 三春
手をかざし 春の息吹を 空に見る
てをかざし はるのいぶきを そらにみる
2559 2007/2/27 【季語】 春 【季節】 三春
梅が香の 深みを増して 山社
うめがかの ふかみをまして やまやしろ
13810 2012/2/27 【季語】 梅が香 【季節】 初春
梅と菊 道真公の 好みもの
うめときく みちざねこうの このみもの
20181 2019/2/27 【季語】 梅 【季節】 初春
欠伸して くしゃみまでして 春の女
あくびして くしゃみまでして はるのひと
9091 2009/2/26 【季語】 春の女 【季節】 三春
春愁い 影に見出す 己が齢
はるうれい かげにみいだす おのがとし
17413 2015/2/26 【季語】 春愁 【季節】 三春
春の土 走って確かむ 柔らかさ
はるのつち はしってたしかむ やわらかさ
20172 2019/2/26 【季語】 春 【季節】 三春
欠伸して くしゃみまでして 春の女
あくびして くしゃみまでして はるのひと
9091 2009/2/26 【季語】 春の女 【季節】 三春
春愁い 影に見出す 己が齢
はるうれい かげにみいだす おのがとし
17413 2015/2/26 【季語】 春愁 【季節】 三春
春の土 走って確かむ 柔らかさ
はるのつち はしってたしかむ やわらかさ
20172 2019/2/26 【季語】 春 【季節】 三春
山の辺の 柿の木坂に 春の風
やまのべの かきのきざかに はるのかぜ
2545 2007/2/25 【季語】 春の風 【季節】 三春
白梅に 契りしことも 昔日に
しらうめに ちぎりしことも せきじつに
11766 2010/2/25 【季語】 白梅 【季節】 初春
我が居場所 捜しあぐねて 春朧
わがいばしょ さがしあぐねて はるおぼろ
17401 2015/2/25 【季語】 春朧 【季節】 三春
頬つたう 風の温もり 春を見る
ほおつたう かぜのぬくもり はるをみる
0167 2006/2/24 【季語】 春 【季節】 三春
梅が香に 誘われ登る 山の路
うめがかに さそわれのぼる やまのみち
11749 2010/2/24 【季語】 梅 【季節】 初春
お出掛けの 春は名のみの 装いに
おでかけの はるはなのみの よそおいに
17380 2015/2/24 【季語】 春 【季節】 三春
銭無くも 朝寝貪る 贅は無し
ぜになくも あさねむさぼる ぜいはなし
0162 2006/2/23 【季語】 朝寝 【季節】 三春
水の輪の 小さく四つ あめんぼう
みずのわの ちいさくよっつ あめんぼう
13014 2011/2/23 【季語】 あめんぼう 【季節】 三夏
風啼きて 傾ぎし春の 竹林
かぜなきて かしぎしはるの たけばやし
19423 2018/2/23 【季語】 春 【季節】 三春
木の芽和 酒の肴の 年の功
このめあえ さけのさかなの としのこう
9025 2009/2/22 【季語】 木の芽和 【季節】 三春
松籟や 松毬揺らす 寒さかな
しょうらいや まつかさゆらす さむさかな
17367 2015/2/22 【季語】 寒さ 【季節】 三冬
松籟（しょうらい）＝松の梢(こずえ)に吹く風。また、その音。
眼裏に 色ある絵流れ 春の闇
まなうらに いろあるえながれ はるのやみ
19405 2018/2/22 【季語】 春 【季節】 三春
眠れぬ夜 思考スパイラル 春の闇
ねむれぬよ しこうすぱいらる はるのやみ
13805 2012/2/20 【季語】 春の闇 【季節】 三春
手枕で 朝寝する癖 悪い癖
たまくらで あさねするくせ わるいくせ
19389 2018/2/20 【季語】 朝寝 【季節】 三春
落椿 さらに愛しき 残り蕊
おちつばき さらにいとしき のこりしべ
19404 2018/2/20 【季語】 落椿 【季節】 三春
川岸に 囀りありて 姿なし
かわぎしに さえずりありて すがたなし
5669 2008/2/19 【季語】 囀り 【季節】 三春
春暁や 淡き墨色 金色に
しゅんぎょうや あわきすみいろ こんじきに
11711 2010/2/19 【季語】 春暁 【季節】 三春
宿酔の 中で覚酔 夢朧
しゅくすいの なかでかくすい ゆめおぼろ
19365 2018/2/19 【季語】 朧 【季節】 三春
宿酔（しゅくすい）＝二日酔い。覚酔（かくすい）＝酔いが醒めること。
梅見出て 人見て帰る 大阪城
うめみでて ひとみてかえる おおさかじょう
2458 2007/2/18 【季語】 梅見 【季節】 初春
春電車 みんな居眠り 舟を漕ぐ
はるでんしゃ みんないねむり ふねをこぐ
8977 2009/2/18 【季語】 春電車 【季節】 三春
蘖に 梅一輪の 光かな
ひこばえに うめいちりんの ひかりかな
20165 2019/2/18 【季語】 梅 【季節】 初春
蘖＝ひこばえ＝樹木の切り株や根元から生えてくる若芽のこと。
そこのけと 雀に言われりゃ 春なのさ
そこのけと すずめにいわれりゃ はるなのさ
5646 2008/2/17 【季語】 春 【季節】 三春
蘖を 見つけて若さ 思い知る
ひこばえを みつけてわかさ おもいしる
20159 2019/2/17 【季語】 蘖 【季節】 晩春
蘖＝ひこばえ＝樹木の切り株や根元から生えてくる若芽のこと。
蔓延るは 記録記憶無き 冬日本
はびこるは きろくきおくなき ふゆにほん
20767 2020/2/17 【季語】 冬 【季節】 三冬
東風ほのか ほのかほのかに 春半ば
こちほのか ほのかほのかに はるなかば
2442 2007/2/16 【季語】 春半ば 【季節】 仲春
梅社 木鷽も土鈴も 真道
うめやしろ うそもどれいも まことみち
8947 2009/2/16 【季語】 梅 【季節】 初春
草萌えを 踏み締め歩く 散歩道
くさもえを ふみしめあるく さんぽみち
20764 2020/2/16 【季語】 草萌え 【季節】 初春
白梅は 垣内よりも 垣根越し
しらうめは かきうちよりも かきねごし
2435 2007/2/15 【季語】 白梅 【季節】 初春
涅槃仏 寝てたって春の 後光射す
ねはんぶつ ねてたってはるの ごこうさす
17296 2015/2/15 【季語】 春 【季節】 三春
凍る夜や アベノリスクの 負の遺産
こおるよや あべのりすくの ふのいさん
20748 2020/2/15 【季語】 凍る 【季節】 晩冬
散り椿 川面に合わせ 泳ぎけり
ちりつばき かわもにあわせ およぎけり
2423 2007/2/14 【季語】 散り椿 【季節】 三春
陽沈む国 旱に啼きて 黄砂降る
ひしずむくに ひでりになきて こうさふる
8925 2009/2/14 【季語】 黄砂 【季節】 三春
生きている 証拠の鼾 冴え返る
いきている しょうこのいびき さえかえる
8931 2009/2/14 【季語】 冴え返る 【季節】 初春
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