俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

未央柳(びようやなぎ)

2017年05月31日 | 俳句

久方振りの投稿です。

未央柳 長き睫毛の 蕊優し
(びようやなぎ ながきまつげの しべやさし)
18126 【季語】 未央柳 【季節】 仲夏
未央柳(びようやなぎ)=美容柳=美女柳(びじょやなぎ)。



あめんぼう 己の陰も 知らぬ気に
(あめんぼう おのれのかげも しらぬげに)
18127 【季語】 あめんぼう 【季節】 三夏


あめんぼう 右に左に 切れもよく
(あめんぼう みぎにひだりに きれもよく)
18128 【季語】 あめんぼう 【季節】 三夏


華麗さも 競いて咲きし 皐月かな
(かれいさも きそいてさきし さつきかな)
18129 【季語】 皐月 【季節】 仲夏


葉桜の トンネルの中 風戦ぐ
(はざくらの とんねるのなか かぜそよぐ)
18130 【季語】 葉桜 【季節】 初夏


唐菖蒲 我より高く 咲きにけり
(とうしょうぶ われよりたかく さきにけり)
18131 【季語】 唐菖蒲 【季節】 仲夏
唐菖蒲(とうしょうぶ)=グラジオラス。



5月29日 夕焼け

2017年05月29日 | 俳句暦


ご近所では、あまり鳶は見掛けない。

この句は、数年前、淡路島での光景を詠んだ句である。

鳶が、餌を求め、高くクルッと輪を描き、

風に乗り急降下する。

これを何度も繰り返している。

そんな最中、沖合を貨物船が通り過ぎて行く。

夕陽を追いかけるように。

5月25日 夏の夢

2017年05月25日 | 俳句暦


夢は、あまり見ない方だが、

最近、夢がカラーになっているのに気付いた。

同じ夢物語の続きを見ることも増えたようにも感じる。

頭がおかしくなったのか、

その傾向にあるのか。

実に不思議だ。

5月19日 美女柳

2017年05月19日 | 俳句暦


街路樹ならぬ街路花として、
美女柳をよく見掛ける今日この頃。

花片の黄色の際だった中に、

風に揺らぐ雌蕊が印象的だある。

花でなくとも美女となれば、近寄って見たい。

寄り道しても、廻り道してでも見てみたい。

早く会いたいから、近道を探してでも、、。

美女柳の別名は、未央柳(びようやなぎ)。