2023/10/25

松手入れ　梯子の上下　父と娘で
まつていれ　はしごのじょうげ　ちちとこで
21845 2023/10/25 【季語】 松手入れ 【季節】 晩秋
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末枯れや　哀し嬉しや　まだ早き
うらがれや　かなしうれしや　まだはやき
21846 2023/10/25 【季語】 末枯れ 【季節】 晩秋
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刈り終えて　藁塚並ぶ　明日香道
かりおえて　わらづかならぶ　あすかみち
21847 2023/10/25 【季語】 藁塚 【季節】 藁塚
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出雲大社　神集まりて　神有月
いずもたいしゃ　かみあつまりて　かみありづき
21848 2023/10/25 【季語】 ー 【季節】 ー
１０月＝神無月

猫じゃらし　躓き笑う　嘲笑う
ねこじゃらし　つまづきわらう　あざわらう
21849 2023/10/25 【季語】 猫じゃらし 【季節】 ー
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神無月　マイ座布団　効果あり
かんなづき　まいざぶとん　こうかあり
21850 2023/10/25 【季語】 神無月 【季節】 初冬
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白けゆく　今の青空　いつまでか
しらけゆく　いまのあおぞら　いつまでか
21851 2023/10/25 【季語】 ー 【季節】 ー
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朝寒の　トースト一枚　慣れて候
あささむの　トーストいちまい　なれてそろ
21852 2023/10/25 【季語】 朝寒 【季節】 晩秋
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赤とんぼ　動かざるは　生か死か
あかとんぼ　うごかざるは　せいかしか
21853 2023/10/25 【季語】 赤とんぼ 【季節】 三秋
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満月や　我が影法師　俯けり
まんげつや　わがかげぼうし　うつむけり
21854 2023/10/25 【季語】 満月 【季節】 三秋
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影踏むも　振り向かざるや　夢の女
かげふむも　ふりむかざるや　ゆめのひと
21855 2023/10/25 【季語】 ー 【季節】 ー
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俳句 10月23日(月)

俳句
駅ホーム　うどん立ち食い　噎せる湯気
えきほーむ　うどんたちぐい　むせるゆげ
21833 2023/10/23 【季語】 ー 【季節】 ー


鉄柱に　縛らる夢で　目覚む秋
てっちゅうに　しばらるゆめで　めざむあき
21834 2023/10/23 【季語】 秋 【季節】 三秋


ご時世か　世間も我も　狂う秋
ごじせいか　せけんもわれも　くるうあき
21835 2023/10/23 【季語】 秋 【季節】 三秋


秋霧の　雫落ちては　波紋生む
あきぎりの　しずくおちては　はもんうむ
21836 2023/10/23 【季語】 秋 【季節】 三秋


儚きは　命短き　曼珠沙華
はかなきは　いのちみじかき　まんじゅしゃげ
21837 2023/10/23 【季語】 曼珠沙華 【季節】 仲秋


妹の採る　木の実充満　我がポッケ
いものとる　このみじゅうまん　わがぽっけ
21838 2023/10/23 【季語】 木の実 【季節】 三秋


秋の日は　食べては寝ての　繰り返し
あきのひは　たべてはねての　くりかえし
21839 2023/10/23 【季語】 秋 【季節】 三秋


うすもみじ　豆腐に落ちて　色香増し
うすもみじ　とうふにおちて　いろかまし
21840 2023/10/23 【季語】 うすもみじ 【季節】 仲秋


辻々に　色香振りまく　金木犀
つじつじに　いろかふりまく　きんもくせい
21841 2023/10/23 【季語】 金木犀 【季節】 晩秋



死に頃と　思えば楽し　昨日今日
しにごろと　おもえばたのし　きのうきょう
21842 2023/10/23 【季語】 ー 【季節】 ー


水掬う　手に皴増えて　今朝の秋
みずすくう　てにしわふえて　けさのあき
21843 2023/10/23 【季語】 秋 【季節】 三秋


桜紅葉　二度の人生　欲しき今
はなもみじ　にどのじんせい　ほしきいま
21844 2023/10/23 【季語】 桜紅葉 【季節】 仲秋

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2023/10/16

街路樹の　裾に弥栄　ねこじゃらし
がいろじゅ　すそにいやさか　ねこじゃらし
21831 2023/10/16 【季語】 猫じゃらし 【季節】 三秋
弥栄（いやさか）＝『より一層栄えること』や、『繁栄を願う』という意味。

面白く　風に靡くや　秋桜
おもしろく　かぜになびくや　あきざくら
21832 2023/10/16 【季語】 秋桜 【季節】 仲秋
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俳句 10月10日(火)

散り椿　残り椿も　華なりき
ちりつばき　のこりつばきも　はななりき
21826 2023/10/10 【季語】 散り椿 【季節】 三春
岡田准一のドラマ「散り椿」

椿花　松の葉刺さり　生き返る
つばきばな　まつのはささり　いきかえる
21827 2023/10/10 【季語】 椿 【季節】 三春
non

質問を　封じ込めるは　ＮＧなり
しつもんを　ふうじこめるは　ＮＧなり
21828 2023/10/10 【季語】 ー 【季節】 ー
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曼珠沙華　雨にキラキラ　雫玉
まんじゅしゃげ　あめにきらきら　しずくだま
21829 2023/10/10 【季語】 曼珠沙華 【季節】 仲秋
彼岸花。死人花。　毒あり。　墓に多い。

曼珠沙華　公園の隅　チラホラと
まんじゅしゃげ　こうえんのすみ　ちらほらと
21830 2023/10/10 【季語】 曼珠沙華 【季節】 仲秋
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俳句 10月5日(木)

俳句
秋雨に　パッと散り行く　鳩の群れ
あきさめに　パッとちりゆく　はとのむれ
21819 2023/10/5 【季語】 秋雨 【季節】 三秋


半袖が　嫌になる日の　そぞろ寒
はんそでが　いやになるひの　そぞろさむ
21820 2023/10/5 【季語】 そぞろ寒 【季節】 仲秋


寝てる間に　雨となりしか　秋の雨
ねてるまに　あめとなりしか　あきのあめ
21821 2023/10/5 【季語】 秋の雨 【季節】 三秋


川端の　コスモス畑　風に揺る
かわばたの　こすもすばたけ　かぜにゆる
21822 2023/10/5 【季語】 コスモス 【季節】 仲秋


末枯れや　葉脈模様　くっきりと
うらがれや　ようみゃくもよう　くっきりと
21823 2023/10/5 【季語】 末枯れ 【季節】 晩秋
末枯れ＝草木の枝先や葉先が枯れること。

曼珠沙華　風にちらほら　ぽつぽつと
まんじゅしゃげ　かぜにちらほら　ぽつぽつと
21824 2023/10/5 【季語】 曼珠沙華 【季節】 仲秋


曼珠沙華　彼岸に死人　毒と墓　
まんじゅしゃげ　ひがんにしにん　どくとはか
21825 2023/10/5 【季語】 曼珠沙華 【季節】 仲秋
彼岸花。死人花。　毒あり。　墓に多い。

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2023/10/4

碧空を　引けば兵庫の　空家出る
へきくうを　ひけばひょうごの　あきやでる
21815 2023/10/4 【季語】 碧空 【季節】 三秋
兵庫県は、空き家で有名らしい。碧空＝秋空

登校の　生徒を検査　サンダル履き
とうこうの　せいとをけんさ　さんだるばき
21816 2023/10/4 【季語】 ー 【季節】 ー
学校の正門で、生徒を検査する先生のだらしなさ。先に生まれただけの。。。

秋の山　登り詰めれば　並みの下
あきのやま　のぼりつめれば　なみのした
21817 2023/10/4 【季語】 秋 【季節】 三秋
高いと思う山に登り、山の頂上から廻りを見回すと,廻りには高い山が沢山ある。人も同じ。

稲雀　見ているだけで　楽しくて
いなすずめ　みているだけで　たのしくて
21818 2023/10/4 【季語】 稲雀 【季節】 三秋
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三選俳句暦 10月4日(水)

名も知らぬ　野に咲く花に　秋景色
なもしらぬ　のにさくはなに　あきげしき
4559 2007/10/4 【季語】 秋景色 【季節】 三秋

 

秋晴れが　秋晴れと言える　日が来たり
あきばれが　あきばれといえる　ひがきたり
10578 2009/10/4 【季語】 秋晴れ 【季節】 三秋

 

新涼や　暑がり寒がり　袖の丈
しんりょうや　あつがりさむがり　そでのたけ
17592 2015/10/4 【季語】 新涼 【季節】 初秋

 

2023/10/3

十月は　ジャニーズ話　夢壊す
じゅうがつは　ジャニーズはなし　ゆめこわす　
21809 2023/10/3 【季語】 十月 【季節】 晩秋
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会見は　本音見え見え　狂気の秋
かいけんは　ほんねみえみえ きょうきのあき
21810 2023/10/3 【季語】 秋 【季節】 三秋
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ひんがしの　日の出の見えぬ 　秋の空
ひんがしの　ひのでのみえぬ　あきのそら
21811 2023/10/3 【季語】 秋 【季節】 三秋
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その東　一瞬見せる　微笑の謎
そのひがし　いっしゅんみせる　えみのなぞ
21812 2023/10/3 【季語】 ー 【季節】 ー
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秋愁い　ただ三人の　面談に
あきうれい　たださんにんの　めんだんに
21813 2023/10/3 【季語】 秋愁い 【季節】 三秋
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芸のない　言葉ばかりの　秋宴
げいのない　ことばばかりの　あきうたげ
21814 2023/10/3 【季語】 秋 【季節】 三秋
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三選俳句暦 10月3日(火)

我を見て　飛び去りゆきし　稲雀
われをみて　とびさりゆきし　いなすずめ
1033 2006/10/3 【季語】 稲雀 【季節】 三秋

眠られぬ　羊の多き　夜長かな
ねむられぬ　ひつじのおおき　よながかな
7360 2008/10/3 【季語】 夜長 【季節】 三秋

緑成す　畦に燃え咲く　彼岸花
みどりなす　あぜにもえさく　ひがんばな
14844 2012/10/3 【季語】 彼岸花 【季節】 仲秋

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三選俳句暦 10月2日(月）

歩道沿い　行列してる　猫じゃらし
ほどうぞい　ぎょうれつしてる　ねこじゃらし
7344 2008/10/2 【季語】 猫じゃらし 【季節】 三秋

十月の　中途半端な　移ろいよ
じゅうがつの　ちゅうとはんぱな　うつろいよ
14841 2012/10/2 【季語】 十月 【季節】 晩秋

目覚めれば　時計の音や　夜半の秋
めざめれば　とけいのおとや　よわのあき
17578 2015/10/2 【季語】 夜半の秋 【季節】 三秋

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三選俳句暦 10月1日(日)

秋の雲　浮いて逸れて　気まぐれで
あきのくも　ういてはぐれて　きまぐれで
1021 2006/10/1 【季語】 秋の雲 【季節】 三秋

慟哭の　呻きに似たる　野分かな
どうこくの　うめきににたる　のわけかな
14836 2012/10/1 【季語】 野分 【季節】 仲秋

慟哭（どうこく）＝悲しみのあまり、声をあげて泣くこと。

サバ缶の　在庫無くなる　野分前
さばかんの　ざいこなくなる　のわきまえ
19915 2018/10/1 【季語】 野分 【季節】 仲秋

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