俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

断酒の身

2015年01月30日 | 俳句

断酒の身 誘惑避けし 冬の旅
(だんしゅのみ ゆうわくさけし ふゆのたび)
17106 【季語】 冬 【季節】 三冬


断酒の身 粕汁に酔う わけもなく
(だんしゅのみ かすじるによう わけもなく)
17107 【季語】 粕汁 【季節】 三冬


河豚鍋や 断酒の身には 遠ざかり
(ふぐなべや だんしゅのみには とおざかり)
17108 【季語】 河豚鍋 【季節】 三冬


任侠と 極道の差や 冬の旅
(にんきょうと ごくどうのさや ふゆのたび)
17109 【季語】 冬 【季節】 三冬


河豚ちりに 叶わぬ恋の 占いを
(ふぐちりに かなわぬこいの うらないを)
17110 【季語】 河豚ちり 【季節】 三冬


粕汁に 塩鮭探す ゆとりかな
(かすじるに しおざけさがす ゆとりかな)
17111 【季語】 粕汁 【季節】 三冬


今週は 粕汁三度 卓の上
(こんしゅうは かすじるさんど たくのうえ)
17112 【季語】 粕汁 【季節】 三冬


両の手に 口にもいっぱい 冬苺
(りょうのてに くちにもいっぱい ふゆいちご)
17113 【季語】 冬苺 【季節】 三冬
サランちゃん、三つ子ちゃん。


冬苺 テレビで満足 満腹に
(ふゆいちご てれびでまんぞく まんぷくに)
17114 【季語】 冬苺 【季節】 三冬


浮寝鳥 同心円の 波閑か
(うきねどり どうしんえんの なみしずか)
17115 【季語】 浮寝鳥 【季節】 三冬


探梅や 渋き蝋梅 その色気
(たんばいや しぶきろうばい そのいろけ)
17116 【季語】 探梅 【季節】 晩冬


通常と 異常が同居 冬木の芽
(つうじょうと いじょうがどうきょ ふゆきのめ)
17117 【季語】 冬木の芽 【季節】 三冬
異常なる通常の世界。



2015年01月29日 | 俳句

浮き沈む 心の乱れ 春隣
(うきしずむ こころのみだれ はるどなり)
17095 【季語】 春隣 【季節】 晩冬


火事ならん サイレンの音 鳴り続き
(かじならん さいれんのおと なりつづき)
17096 【季語】 火事 【季節】 三冬
近くに消防署があり、、、。


狼の 血流ありし 昔あり
(おおかみの けつりゅうありし むかしあり)
17097 【季語】 狼 【季節】 三冬
小学1,2年ころ、そう思っていた?


黒光る 羽落としたる 寒鴉
(くろびかる はねおとしたる かんがらす)
17098 【季語】 寒鴉 【季節】 晩冬


我が冬着 阪急電車の 色なりき
(わがふゆぎ はんきゅうでんしゃの いろなりき)
17099 【季語】 冬 【季節】 三冬


冬薔薇 棘の痛さを 接写せり
(ふゆそうび とげのいたさを せっしゃせり)
17100 【季語】 冬薔薇 【季節】 三冬


春を待つ 当てどなき旅 春を待つ
(はるをまつ あてどなきたび はるをまつ)
17101 【季語】 春を待つ 【季節】 仲冬


暖房の 音の五月蝿さ 耳に付き
(だんぼうの おとのうるささ みみにつき)
17102 【季語】 暖房 【季節】 三冬


短日や 他人より早く 時流る
(たんじつや ひとよりはやく ときながる)
17103 【季語】 短日 【季節】 三冬


枯野行く 機能不全の 老い姿
(かれのゆく きのうふぜんの おいすがた)
17104 【季語】 枯野 【季節】 三冬


古びりし 恋の記憶や 冬の旅
(ふるびりし こいのきおくや ふゆのたび)
17105 【季語】 冬 【季節】 三冬



チエミ演歌

2015年01月29日 | 俳句

大寒や 新月なれば 星冴ゆる
(たいかんや しんげつなれば ほしさえゆる)
17088 【季語】 大寒 【季節】 晩冬
1/20に詠みし句。


大寒や 列島居座る 低気圧
(たいかんや れっとういすわる ていきあつ)
17089 【季語】 大寒 【季節】 晩冬
1/20に詠みし句。


悴みし 足の小指や 朝散歩
(かじかみし あしのこゆびや あささんぽ)
17090 【季語】 悴む 【季節】 晩冬


風に乗る 凧の彼方に 冬の空
(かぜにのる たこのかなたに ふゆのそら)
17091 【季語】 冬 【季節】 三冬


声頼り 探しつくして 冬木の芽
(こえたより さがしつくして ふゆきのめ)
17092 【季語】 冬木の芽 【季節】 三冬


冬木の芽 溢る若さに 感謝して
(ふゆきのめ あふるわかさに かんしゃして)
17093 【季語】 冬木の芽 【季節】 三冬


せつなさの チエミ演歌や 冬の旅
(せつなさの ちえみえんかや ふゆのたび)
17094 【季語】 冬 【季節】 三冬



冬の朝

2015年01月18日 | 俳句


冬の朝 天眼鏡と 歳時記と
(ふゆのあさ てんがんきょうと さいじきと)
17081 【季語】 冬 【季節】 三冬


冬の川 水底の影 揺らぎ居り
(ふゆのかわ みなそこのかげ ゆらぎおり)
17082 【季語】 冬 【季節】 三冬


今日は晴れ カーテン越しに 冬陽射す
(きょうははれ かーてんごしに ふゆひさす)
17083 【季語】 冬 【季節】 三冬


日向ぼこ 何故か背中が 丸くなり
(ひなたぼこ なぜかせなかが まるくなり)
17084 【季語】 日向ぼこ 【季節】 三冬


冬の朝 口から洩れる 子守唄
(ふゆのあさ くちからもれる こもりうた)
17085 【季語】 冬 【季節】 三冬


我が声音 変と指摘の 冬旱
(わがこわね へんとしてきの ふゆひでり)
17086 【季語】 冬旱 【季節】 三冬


鏡見て 加齢の顔に 冬旱
(かがみみて かれいのかおに ふゆひでり)
17087 【季語】 冬旱 【季節】 三冬



震災忌

2015年01月17日 | 俳句

心揺る そこに始まる 震災忌
(こころゆる そこにはじまる しんさいき)
17072 【季語】 震災忌 【季節】 晩冬


生きている 喜びゆえの 震災忌
(いきている よろこびゆえの しんさいき)
17073 【季語】 震災忌 【季節】 晩冬


我が胸に 手を置き眠る 冬の暮
(わがむねに てをおきねむる ふゆのくれ)
17074 【季語】 冬 【季節】 三冬


降る降らぬ 気ままなことよ 冬の雨
(ふるふらぬ きままなことよ ふゆのあめ)
17075 【季語】 冬 【季節】 三冬


一枚の 年賀戻りし 冬の朝
(いちまいの ねんがもどりし ふゆのあさ)
17076 【季語】 冬 【季節】 三冬


溜息が 鼾と変わる 冬の暮
(ためいきが いびきとかわる ふゆのくれ)
17077 【季語】 冬 【季節】 三冬


水仙の 白き花びら 花粉の黄
(すいせんの しろきはなびら かふんのき)
17078 【季語】 水仙 【季節】 晩冬


あたたかき 手を脇に入る 冬銀河
(あたたかき てをわきにいる ふゆぎんが)
17079 【季語】 冬銀河 【季節】 三冬


寝酒とも おさらばしての 手枕の
(ねざけとも おさらばしての てまくらの)
17080 【季語】 寝酒 【季節】 三冬



寒旱

2015年01月16日 | 俳句


カメリアが 椿と知りし 寒旱
(かめりあが つばきとしりし かんひでり)
17063 【季語】 寒旱 【季節】 三冬


冬深し 壁から漏れる 長嘆息
(ふゆふかし かべからもれる ちょうたんそく)
17064 【季語】 冬深し 【季節】 晩冬


冬深し 隣は嫁の 長電話
(ふゆふかし となりはよめの ながでんわ)
17065 【季語】 冬深し 【季節】 晩冬


嫁の手に 剥きし蜜柑の 残り香が
(よめのてに むきしみかんの のこりがが)
17066 【季語】 蜜柑 【季節】 三冬


昨日今日 食べて寝るだけ 浮寝鳥
(きのうきょう たべてねるだけ うきねどり)
17067 【季語】 浮寝鳥 【季節】 三冬


酒断ちて お誘い遠き 河豚の鍋
(さけたちて おさそいとおき ふぐのなべ)
17068 【季語】 河豚鍋 【季節】 三冬


寒き夜や 断ちたる酒を 懐かしむ
(さむきよや たちたるさけを なつかしむ)
17069 【季語】 寒き夜 【季節】 三冬


冬の虹 根元の色の 濃かりけり
(ふゆのにじ ねもとのいろの こかりけり)
17070 【季語】 冬 【季節】 三冬


木葉髪 後退止まる 気配あり
(このはかみ こうたいとまる けはいあり)
17071 【季語】 木葉髪 【季節】 初冬



筆始め

2015年01月14日 | 俳句



風吹けば 落葉の道に 夕陽映え
(かぜふけば おちばのみちに ゆうひはえ)
17054 【季語】 落葉 【季節】 三冬


自作カレー 味まろやかに 寒卵
(じさくかれー あじまろやかに かんたまご)
17055 【季語】 寒卵 【季節】 晩冬


寒夕焼け 赤く燃え立つ 竹林
(かんゆうやけ あかくもえたつ たけばやし)
17056 【季語】 寒夕焼 【季節】 三冬


筆始め 写真俳句の 自筆作
(ふではじめ しゃしんはいくの じひつさく)
17057 【季語】 筆始め 【季節】 新年


夢を持ち 明日も生き抜く 冬六七
(ゆめをもち あすもいきぬく ふゆろくな)
17058 【季語】 冬 【季節】 三冬


目も口も 開かぬ夢や 寒旱
(めもくちも ひらかぬゆめや かんひでり)
17059 【季語】 寒旱 【季節】 三冬


寒旱 気管支弱く ずる休み
(かんひでり きかんしよわく ずるやすみ)
17060 【季語】 寒旱 【季節】 三冬


飾られし 地蔵の泪 西方の春
(かざられし じぞうのなみだ せいほうのはる)
17061 【季語】 西方の春 【季節】 新年


異常が 通常の世界 春を待つ
(いじょうが つうじょうのせかい はるをまつ)
17062 【季語】 春を待つ 【季節】 仲冬



成人の日

2015年01月13日 | 俳句


寒晴や 眩しさで見る 温もりを
(かんばれや まぶしさでみる ぬくもりを)
17048 【季語】 寒晴 【季節】 晩冬


成人の日 我にもありし その昔
(せいじんのひ われにもありし そのむかし)
17049 【季語】 成人の日 【季節】 新年


駄目は駄目 その一言よ 冬椿
(だめはだめ そのひとことよ ふゆつばき)
17050 【季語】 冬椿 【季節】 晩冬


冬日向 おいでおいでと 窓明かり
(ふゆひなた おいでおいでと まどあかり)
17051 【季語】 冬日向 【季節】 三冬


寒旱 靴下脱げし 朝の床
(かんひでり くつしたぬげし あさのとこ)
17052 【季語】 寒旱 【季節】 三冬


屋久島や 約束の年 山眠る
(やくしまや やくそくのとし やまねむる)
17053 【季語】 山眠る 【季節】 三冬



猫の戀

2015年01月12日 | 写真教室 写真俳句紹介

自筆に挑戦してみました。

侘寂を 託せし花に 春日洩る
(わびさびを たくせしはなに はるびもる)
S93 【季語】 春日 【季節】 三春


ときめきは 戀の予感や ばらつぼみ
(ときめきは こいのよかんや ばらつぼみ)
S94 【季語】 薔薇 【季節】 初夏


絡み合う 戀の鞘当て 秋のばら
(からみあう こいのさやあて あきのばら)
S95 【季語】 秋の薔薇 【季節】 仲秋


秋桜 蕾に伝ふ 戀の色
(あきざくら つぼみにつたふ こいのいろ)
S96 【季語】 秋桜 【季節】 仲秋


寒鯉の ひそひそ話 戀話
(かんごいの ひそひそばなし こいばなし)
S97 【季語】 寒鯉 【季節】 晩冬


じゃらしても 目に手もいらず 猫の戀
(じゃらしても めにてもいらず ねこのこい)
S98 【季語】 猫の恋 【季節】 初春
猫じゃらし。猫の目。猫の手。猫いらず。



冬の旅

2015年01月12日 | 俳句


冴え冴えと カーテンドレスの 妹想ふ
(さえざえと かーてんどれすの いもおもふ)
17043 【季語】 冴え冴え 【季節】 三冬
冴え冴え=冴ゆる


安倍岸に 見る毒膳の 冬来る
(あべきしに みるどくぜんの ふゆきたる)
17044 【季語】 冬 【季節】 三冬
毒膳=独善?


老い耄れは 老いて惚れるや 冬の旅
(おいぼれは おいてほれるや ふゆのたび)
17045 【季語】 冬 【季節】 三冬


触と聴 残る五感で 冬の旅
(しょくとちょう のこるごかんで ふゆのたび)
17046 【季語】 冬 【季節】 三冬
段々、感覚が鈍ってくる?


よく食べて よく寝て太る 冬の旅
(よくたべて よくねてふとる ふゆのたび)
17047 【季語】 冬 【季節】 三冬



成人式

2015年01月11日 | 俳句

皮肉にも 枯れるにまかす 冬薔薇
(ひにくにも かれるにまかす ふゆそうび)
17037 【季語】 冬薔薇 【季節】 三冬


冬薔薇 若い蕾に 夢を見る
(ふゆそうび わかいつぼみに ゆめをみる)
17038 【季語】 冬薔薇 【季節】 三冬


初夢を 見ることもなく 日は過ぎて
(はつゆめを みることもなく ひはすぎて)
17039 【季語】 初夢 【季節】 新年


初夢を 見れば幸なる 理由もなく
(はつゆめを みればこうなる わけもなく)
17040 【季語】 初夢 【季節】 新年


明日はまた 成人式と 言う不思議
(あすはまた せいじんしきと いうふしぎ)
17041 【季語】 成人式 【季節】 新年


七草が 化けて出てきて 雑炊に
(ななくさが ばけてでてきて ぞうすいに)
17042 【季語】 雑炊 【季節】 三冬



十日恵比寿

2015年01月10日 | 俳句


定時刻 嫁の電話魔 冬の夜
(ていじこく よめのでんわま ふゆのよる)
17027 【季語】 冬 【季節】 三冬


温含む 泉水にまだ 遠き冬
(おんふくむ せんすいにまだ とおきふゆ)
17028 【季語】 冬 【季節】 三冬


松過ぎや 鏡開きの 説疎く
(まつすぎや かがみびらきの せつうとく)
17029 【季語】 松過ぎ 【季節】 新年


残りしは 狂気三分の 冬の旅
(のこりしは きょうきさんぶの ふゆのたび)
17030 【季語】 冬 【季節】 三冬


繁盛は 十日恵比寿の 福娘
(はんじょうは とおかえびすの ふくむすめ)
17031 【季語】 十日恵比寿 【季節】 新年


頼み綱 徒手空拳の 冬の旅
(たのみつな としゅくうけんの ふゆのたび)
17032 【季語】 冬 【季節】 三冬


酒断ちて 箸の進まぬ おでん鍋
(さけたちて はしのすすまぬ おでんなべ)
17033 【季語】 おでん 【季節】 三冬


浮寝鴨 幸も不幸も 知らぬげに
(うきねがも こうもふこうも しらぬげに)
17034 【季語】 浮寝鴨 【季節】 三冬


新年も 異常続きの MACかな
(しんねんも いじょうつづきの MACかな)
17035 【季語】 新年 【季節】 新年
世の中はマクドナルド。小生はiMAC。


霜焼けに ひび割れの過去 懐かしむ
(しもやけに ひびわれのかこ なつかしむ)
17036 【季語】 霜焼け 【季節】 晩冬



凧揚げ

2015年01月09日 | 写真教室 写真俳句紹介

凧揚ぐも 気にかかること あるらしく
(たこあぐも きにかかること あるらしく)
S88 【季語】 凧揚げ 【季節】 新年


子地蔵も 寒波に備え 厚着せり
(こじぞうも かんぱにそなえ あつぎせり)
S89 【季語】 寒波 【季節】 三冬


初詣 松と楠の木 青い空
(はつもうで まつとくすのき あおいそら)
S90 【季語】 初詣 【季節】 新年


凧揚げは 女がすなり 揚げるなり
(たこあげは おんながすなり あげるなり)
S91 【季語】 凧揚げ 【季節】 新年


モスラでも UFOでもなく 凧揚げと
(もすらでも UFOでもなく たこあげと)
S92 【季語】 凧揚げ 【季節】 新年



鏡割り

2015年01月08日 | 俳句


七草や 材の残りで また今日も
(ななくさや ざいののこりで またきょうも)
17019 【季語】 七種粥 【季節】 新年


鏡割り 正月行事も 今日までか
(かがみわり しょうがつぎょうじも きょうまでか)
17020 【季語】 鏡割り 【季節】 新年


丁半 一か八かの 冬の旅
(ちょうはん いちかばちかの ふゆのたび)
17021 【季語】 冬 【季節】 三冬


降る雪や 風に負けても 積もるなよ
(ふるゆきや かぜにまけても つもるなよ)
17022 【季語】 雪 【季節】 晩冬


寒波予報 中らず満つる 至福感
(かんぱよほう あたらずみつる しふくかん)
17023 【季語】 寒波 【季節】 三冬


嫁の留守 明日はおでんか 仕込みあり
(よめのるす あしたはおでんか しこみあり)
17024 【季語】 おでん 【季節】 三冬


抗するは 鏡開きに ピザチラシ
(こうするは かがみびらきに ぴざちらし)
17025 【季語】 鏡開き 【季節】 新年


蠟梅や 景気回復 人減らし
(ろうばいや けいきかいふく ひとべらし)
17026 【季語】 蠟梅 【季節】 晩冬
蠟梅・・・狼狽だったりして。



七種粥

2015年01月07日 | 俳句


正月や 昨日に続く 今日があり
(しょうがつや きのうにつづく きょうがあり)
17012 【季語】 正月 【季節】 新年


初笑い パソコン惨禍 絶え間なし
(はつわらい ぱそこんさんか たえまなし)
17013 【季語】 初笑い 【季節】 新年


人日や 晴れの天気も 気は重く
(じんじつや はれのてんきも きはおもく)
17014 【季語】 人日 【季節】 新年


青空の 初空を見て 気も新た
(あおぞらの はつぞらをみて きもあらた)
17015 【季語】 初空 【季節】 新年


七種粥 恒例なるも 箸重し
(ななしゅがゆ こうれいなるも はしおもし)
17016 【季語】 七種粥 【季節】 新年
七種粥=七草粥


賀状から 寒中見舞い 手抜きあり
(がじょうから かんちゅうみまい てぬきあり)
17017 【季語】 寒中見舞 【季節】 晩冬


枯野行く 我が身は我で 弔うか
(かれのゆく わがみはわれで とむらうか)
17018 【季語】 枯野 【季節】 三冬