子と遊ぶ 我また子なり 冬の雨
ことあそぶ われまたこなり ふゆのあめ
11571 2010/1/31 【季語】 冬の雨 【季節】 三冬
蝋梅の 透き通る先に 天守閣
ろうばいの すきとおるさきに てんしゅかく
15348 2013/1/31 【季語】 蝋梅 【季節】 晩冬
うすらひや 踏み割りて知る その存在
うすらひや ふみわりてしる そのそんざい
19090 2018/1/31 【季語】 うすらひ 【季節】 初春
うすらひ=薄氷
息白し 己が魂 秘めたまま
いきしろし おのがたましい ひめたまま
19070 2018/1/30 【季語】 息白し 【季節】 三冬
見上げれば 虚空の中に 寒の月
みあげれば こくうのなかに かんのつき
19073 2018/1/30 【季語】 寒の月 【季節】 三冬
手水鉢 濡れた柄杓や 寒の水
ちょうずばち ぬれたひしゃくや かんのみず
19075 2018/1/30 【季語】 寒の水 【季節】 晩冬
冬木の芽 溢る若さに 感謝して
ふゆきのめ あふるわかさに かんしゃして
17093 2015/1/29 【季語】 冬木の芽 【季節】 三冬
浮き沈む 心の乱れ 春隣
うきしずむ こころのみだれ はるどなり
17095 2015/1/29 【季語】 春隣 【季節】 晩冬
軒借りて 九死に一生 氷柱落つ
のきかりて きゅうしにいっしょう つららおつ
18093 2017/1/29 【季語】 氷柱 【季節】 晩冬
水仙を 活けて零れる 蕊の黄よ
すいせんを いけてこぼれる しべのきよ
11551 2010/1/28 【季語】 水仙 【季節】 晩冬
自転すりゃ 空気も回る 冬天気
じてんすりゃ くうきもまわる ふゆてんき
19037 2018/1/28 【季語】 冬 【季節】 三冬
冬散歩 口から出ずる 童唄
ふゆさんぽ くちからいずる わらべうた
20670 2020/1/28 【季語】 冬 【季節】 三冬
山茶花は 土に花びら 敷き並べ
さざんかは つちにはなびら しきならべ
2295 2007/1/27 【季語】 山茶花 【季節】 初冬
寒の夜や 星も見えずに 心寒
かんのよや ほしもみえずに こころさむ
5492 2007/1/27 【季語】 寒 【季節】 晩冬
歳時記の 墨の汚れや 霜の夜
さいじきの すみのよごれや しものよる
8792 2008/1/27 【季語】 霜 【季節】 三冬