俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

12月17日

2019年12月17日 | 三選俳句暦

2006年12月17日
冬ざるる 明日香の道の なつかしく
(ふゆざるる あすかのみちの なつかしく)
1912 【季語】 冬ざるる 【季節】 三冬


2009年12月17日
酌み交わす 酒の朋ある 師走かな
(くみかわす さけのともある しわすかな)
11174 【季語】 師走 【季節】 仲冬


2017年12月17日
豪雪や 大きく重く なるばかり
(ごうせつや おおきくおもく なるばかり)
18400 【季語】 雪 【季節】 晩冬

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12月16日

2019年12月16日 | 三選俳句暦

2006年12月16日
雲流る 大地を枕 日向ぼこ
(くもながる だいちをまくら ひなたぼこ)
1892 【季語】 日向ぼこ 【季節】 三冬


2011年12月16日
数え日や 安売りスーパー 老いの列
(かぞえびや やすうりすーぱー おいのれつ)
13460 【季語】 数え日 【季節】 仲冬


2017年12月16日
冬の旅 人生色々 俺流で
(ふゆのたび じんせいいろいろ おれりゅうで)
18385 【季語】 冬 【季節】 三冬

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12月15日

2019年12月15日 | 三選俳句暦

2006年12月15日
陰り増す ひと葉ひと色 冬紅葉
(かげります ひとはひといろ ふゆもみじ)
1855 【季語】 冬紅葉 【季節】 初冬


2006年12月15日
燗冷まし 少しは酔える 冬の朝
(かんざまし すこしはよえる ふゆのあさ)
1870 【季語】 冬の朝 【季節】 三冬


2013年12月15日
人麻呂の 歌碑に集うや 藁こづみ
(ひとまろの かひにつどうや わらこづみ)
16332 【季語】 藁こづみ 【季節】 晩秋
藁こづみ=藁塚

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12月14日

2019年12月14日 | 三選俳句暦

2006年12月14日
忘年会 左にグラス 右マイク
(ぼうねんかい ひだりにぐらす みぎまいく)
1835 【季語】 忘年会 【季節】 仲冬


2008年12月14日
今冬を 変と思わぬ ひとの居て
(こんふゆを へんとおもわぬ ひとのいて)
8336 【季語】 冬 【季節】 三冬


2017年12月14日
冬ざれて 鏡に写る 老いの顔
(ふゆざれて かがみにうつる おいのかお)
18358 【季語】 冬ざれ 【季節】 晩冬

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12月13日

2019年12月13日 | 三選俳句暦

2006年12月13日
六花 顕微鏡で 溶け出して
(むつのはな けんびきょうで とけだして)
1814 【季語】 六花 【季節】 晩冬
六花=雪(結晶は六角形)


2009年12月13日
忘年会 本音出で来る 三次会
(ぼうねんかい ほんねいでくる さんじかい)
11123 【季語】 忘年会 【季節】 仲冬


2009年12月13日
メタボ症 腹摩られて 冬の宵
(めたぼしょう はらさすられて ふゆのよい)
11124 【季語】 冬の宵 【季節】 三冬

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12月12日

2019年12月12日 | 三選俳句暦

2006年12月12日
冬晴れや 六甲山系 雲も無く
(ふゆばれや ろっこうさんけい くももなく)
1804 【季語】 冬晴れ 【季節】 三冬


2008年12月12日
水鳥が 抜き足差し足 忍び足
(みずとりが ぬきあしさしあし しのびあし)
8311 【季語】 水鳥 【季節】 三冬


2011年12月12日
読めもせぬ 当て字の名にや 冬旱
(よめもせぬ あてじのなにや ふゆひでり)
13397 【季語】 冬旱 【季節】 三冬

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12月11日

2019年12月11日 | 三選俳句暦

2006年12月11日
質素なり 我が生誕日 沢庵忌
(しっそなり わがせいたんび たくあんき)
1780 【季語】 沢庵忌 【季節】 仲冬


2008年12月11日
敷松葉 茶の色濃ゆく 清々し
(しきまつば ちゃのいろこゆく すがすがし)
8307 【季語】 敷松葉 【季節】 初冬


2009年12月11日
数え日は 生くる年減る せわしなさ
(かぞえびは いくるとしへる せわしなさ)
11102 【季語】 数え日 【季節】 仲冬

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12月10日 アベノリスク

2019年12月10日 | 三選俳句暦

2008年12月10日
冬木立 イルミ点けても 冷え冷えと
(ふゆこだち いるみつけても ひえびえと)
8285 【季語】 冬木立 【季節】 三冬


2009年12月10日
居酒屋に 掘炬燵ある 安心感
(いざかやに ほりごたつある あんしんかん)
11082 【季語】 掘炬燵 【季節】 三冬


2014年12月10日
丞相の 言葉も寒き アベノリスク
(じょうしょうの ことばもさむき あべのりすく)
16960 【季語】 寒し 【季節】 三冬
丞相=首相

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12月9日

2019年12月09日 | 三選俳句暦

2009年12月9日
風邪ひとつ 引いては彼岸 近くなり
(かぜひとつ ひいてはひがん ちかくなり)
11059 【季語】 風邪 【季節】 三冬


2011年12月9日
グランドは 落葉のキャンパス 風の筆
(ぐらんどは おちばのきゃんぱす かぜのふで)
13348 【季語】 落葉 【季節】 三冬


2011年12月9日
熱燗や 酔いて零れる 子守唄
(あつかんや よいてこぼれる こもりうた)
13353 【季語】 熱燗 【季節】 三冬

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12月8日

2019年12月08日 | 三選俳句暦

2006年12月8日
落葉焚き 熱と煙を 顔で受け
(おちばたき ねつとけむりを かおでうけ)
1727 【季語】 落葉焚き 【季節】 三冬


2008年12月8日
桜葉の 枯れてひといろ 紅く燃ゆ
(さくらばの かれてひといろ あかくもゆ)
8266 【季語】 桜枯る 【季節】 三冬


2009年12月8日
時雨るるや 並足速足 急ぎ足
(しぐるるや なみあしはやあし いそぎあし)
11055 【季語】 時雨るる 【季節】 初冬

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12月7日

2019年12月07日 | 三選俳句暦

2006年12月7日
期待大 まずは最初の 忘年会
(きたいだい まずはさいしょの ぼうねんかい)
1707 【季語】 忘年会 【季節】 仲冬


2008年12月7日
古暦 次に刻めよ 己が世を
(ふるごよみ つぎにきざめよ おのがよを)
8260 【季語】 古暦 【季節】 仲冬


2016年12月7日
日と土と 莫に身近き 暮の冬
(ひとつちと ばくにみじかき くれのふゆ)
18070 【季語】 暮の冬 【季節】 晩冬
莫(ばく)=程度の深まる意を表す語。
草木がさかんにしげる様子。
「莫莫」。
また、静かな様子。
暮、墓

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12月6日

2019年12月06日 | 三選俳句暦

2011年12月6日
喫茶去の 精神知りて 寒夕焼け
(きっさこの せいしんしりて かんゆうやけ)
13301 【季語】 寒夕焼け 【季節】 三冬
喫茶去(きっさこ)=茶道、禅語で、
「去」は助字で別に意味はなく、
「お茶を召しあがれ」という意味の言葉。
茶掛や色紙などによく書かれる有名な言葉。


2011年12月6日
屋根瓦 冬日懐かし 昼寝床
(やねがわら ふゆびなつかし ひるねどこ)
13305 【季語】 冬日 【季節】 三冬


2011年12月6日
遠景を 歪めさせしは 焚き火かな
(えんけいを ゆがめさせしは たきびかな)
13320 【季語】 焚き火 【季節】 三冬

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12月5日

2019年12月05日 | 三選俳句暦

2006年12月5日
影法師 濃ければ温し 冬日向
(かげぼうし こければぬくし ふゆひなた)
1687 【季語】 冬日向 【季節】 三冬


2011年12月5日
冬の陽を 雲の向こうに 見つめてる
(ふゆのひを くものむこうに みつめてる)
13283 【季語】 冬 【季節】 三冬


2011年12月5日
鏡見て 昔の我と 話す冬
(かがみみて むかしのわれと はなすふゆ)
13284 【季語】 冬 【季節】 三冬

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12月4日

2019年12月04日 | 三選俳句暦

2006年12月4日
枯落葉 役目を終えし 姿かな
(かれおちば やくめをおえし すがたかな)
1668 【季語】 枯落葉 【季節】 三冬


2008年12月4日
途切れ無き 銀杏落葉の 舞姿
(とぎれなき いちょうおちばの まいすがた)
8231 【季語】 銀杏落葉 【季節】 三冬


2009年12月4日
川下り 時雨るるほども 気にならず
(かわくだり しぐるるほども きにならず)
11010 【季語】 時雨るる 【季節】 初冬

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12月3日 

2019年12月03日 | 三選俳句暦

2009年12月3日
忘年会 帰る手段無き 三次会
(ぼうねんかい かえるつてなき さんじかい)
11000 【季語】 忘年会 【季節】 仲冬


2011年12月3日
紅葉道 声明耳に 東大寺
(もみじみち しょうみょうみみに とうだいじ)
13261 【季語】 紅葉 【季節】 晩秋


2017年12月3日
老いと酒 似合いたる仲 寒の酒
(おいとさけ にあいたるなか かんのさけ)
18234 【季語】 寒 【季節】 晩冬

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