記憶にないほど何年かぶりに風邪を引いた。幸い熱もなく喉も痛くない鼻かぜだったが、止まらない鼻水に降参し、昨日の午後から今日のお昼まで寝込んでしまった。
自分:「置き薬飲んでるけど、あまり効かんみたい」
家内:「医者に行って来たら?」
自分:「でも、これくらいやったら医者に行くほどのことも・・・」
心配した家内が薬局に走り、鼻風邪に良く効くという薬を買ってきてくれた。その薬が効いてきたのか、症状も軽くなってきたので午後から起きることにした。
明日は、家内が花の仕入れや薬師寺の法要で留守になる。寝てなんかいられない。気合だ・気合だ!
風邪のきっかけはわかっている。孫の風邪引き。でも、発病の原因は自分にある。
医学的な根拠はないが、「気を充満させ、体のすみずみの細胞に行き渡らせておけば、病気は寄りつかない」と信じきっている自分。
そのためには、「体を適度に動かし、心を清浄にすること」がその秘訣と思っている。
でも、それは冷静な時の想い。
体はロクに動かさず、いつも煩悩や五欲にさいなまれて魂を汚している自分がある。
心の汚れは気づきにくい。
風邪が、「体の管理と想念の管理、しっかりしとかなアカンで!」と、自分に警告しにきてくれたのかも・・・
でも、心の汚れを落とすのは簡単ではない。