玄関を出ると、異様な光景が目にはいってきた。
「誰やー 庭に雑草を植えたのは!!!」
「ツツジの枝も折ってきて、挿してるやんか!」
「2つの枠囲み? こんなことするのは孫の小学生組の仕業や!」
「やめてくれー!」
「そんなことするんやったら、畑に野菜の種を撒いてくれー!」
よく見ると、散水もしていた。
「植物の育て方、分かってるやんか。自分の野菜作りを手伝ってくれたりしたのが、生きている! でも、ツツジ、挿し木できるなんて教えたかなあ・・・挿し木は時期もあるんやけどなあ・・・ それにしても、雑草を植え替えたり挿し木したりと、家庭園芸の真似事をしようとする心構えは頼もしい! 嬉しい!」
年末に、縁側の大きなガラスを割られたことを思えば、庭の畑は可愛いイタズラ。家の中では幼児の孫達が「新聞チラシでビリビリ遊び?」、外では小学生組が庭に「畑づくり?」 元気に孫達は育ってる!!!
<ツツジの枝、折らんといてくれ! 雑草、育てるなー!>
<庭に、お墓みたいなの作るなー!>