自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ベニシジミ,蛹化(続)

2018-06-09 | ベニシジミ

前蛹寸前の終齢幼虫の様子を観察していました。それが前蛹に変化するのをじっと見ているだけの時間はないので,とりあえず経過写真を撮っておくことにしました。

それが前蛹になりました。下写真はそれです。上部に帯糸があります。これでからだを保持しています。

 

 

1時間後に見ると,蛹になっていました。

 

 

これをアップで写しました。透明感が漂っているのは蛹化後間もないからです。 

 

 

さらに時間をおくと,蛹らしいからだになってきました。 

 

 

下写真中の個体は外観が小石に似ています。この体色は保護色の意味合いがあるのでしょう。

 

  

こういう例で羽化までを見届けられたらよいのですが,なかなかむずかしいことです。

 

 


ウラナミジャノメの孵化を観察したい!(12)

2018-06-09 | ウラナミジャノメ

6月5日(火)。昼。孵化にいちばん近づいた卵を撮影中,ネットに振動を与えてしまい,落下! 残念! 大失敗をしてしまいました。この時の写真を載せておきます。

あとは,残された卵をだいじにだいじにしながら観察を続けるほかなくなりました。結局ほんの4個です。万一に備え,ネットを卵の部分だけ切り取って保存することにしました。

6月6日(水)。朝。直径0.5mmの卵のふしぎが見えます。

 

 

これを接写で撮影しました。 

 

眼と口ができています。 

 

この卵の変化はかたちだけです。これからどうなるでしょうか。 ちょっと不安。

 

唯一イネ科植物の穂に産付された卵です。

 

確かな変化があります。側単眼が2つ見えかけています。