自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ウラナミジャノメの孵化を観察したい!(13)

2018-06-10 | ウラナミジャノメ

6月6日(水)。午後。双子の卵で,孵化が間近になりました。卵の中で幼虫が動くのが見えます。

 

 

もう一方も。

 

ところが,ここで取り返しのつかないうっかりミス。ネットに振動を与えたらしく卵が落下! 直径0.5mmの卵を探すのはたいへんなことでした。

 

ここからわかったのは,ネット素材は卵の付着に向いていないという点です。ちょっと触れただけで落ちることから,これまで卵の減り具合が目立ち,孵化率が低いと思っていたのはまちがいで,ネットから落下したためらしいことがわかりました。

ネット法で採卵する場合は,その点を考慮して慎重の上にも慎重を期さなくてはならないでしょう。結局,孵化寸前までいっていた卵2個のうち1個は孵化しませんでした。いのちには申し訳なくって。

 


2018,ホッカイコガネ栽培記(12)

2018-06-10 | ジャガイモ

今日6月10日現在の結実の様子をお伝えします。ホッカイコガネの株はもりもりと生長して,実はどっさり! 見応えがあります。

早い時期に結実した第一房の実はかなり大きくなりました。大きなもので500円硬貨ぐらいあるでしょう。

 

株が倒れた状態なので,地面近くで膨らんでいます。そこで実が充実するのを待っているかのようです。

 

それよりも遅れて付いた第二,第三の房では花が実へと移り変わる様が次々に展開していきます。

 

そこでも。

 

そっちでも、ほら。

 

ジャガイモ原産地のアンデスではこの光景がごくふつうで,なにもめずらしくないはず。逆に実のならないジャガイモの方がめずらしいのではないでしょうか。花の意味とか,品種改良のすごさが迫って来ます。