自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

’19 夏,虫の目写真シリーズ(5)~ハグロトンボ~

2019-07-15 | 昆虫

ハグロトンボは至って警戒心の強いトンボのように思われます。至近距離に近づこうものなら,さっさと感知して一定の距離をとります。それで,虫の目レンズをなかなか近づけられないまま今日まできました。

ここは家の車庫前。植え込みに生えた草を引いていると,ハグロトンボがやって来ました。意外と警戒心がないなあと思いつつ見ていると,ふしぎにも,逃げ去る気配がないのです。「これはめずらしい!」。そう思って,虫の目レンズを持ち出して来ました。夕方だったので,色は暗い感じです。なんとか撮影できました。頭の向こうの方に見える箱は草を入れるためのもの。

 

しばらくすると,その箱に入れた草に移動。そっと追いかけて撮影。これまたうまく行きました。この個体の警戒心は,あると感じましたが,普通と比べると段違いにわずか。脚の毛も写り込んでいます。

 

翅を広げ始めました。落ち着いたものです。

 

こうなれば,青空の下で同じ被写体を撮りたいなあ。