自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

今冬のマンサク(18)

2020-03-13 | マンサク

マンサクの花は,ごく細い花弁を広げ,複数集まって咲きます。そうすることで,花一つは小さくて目立たなくても全体ではアピール度が高くなるでしょう。おまけに,花期が長いので,訪れる昆虫が少なくても木全体では相当数の昆虫が訪れることになります。無駄なエネルギーを消費せず,すこしのエネルギーを有効活用しているといえそうです。

花弁の幅が1mm程度。その花弁にとまっている昆虫を見かけました。たぶん,花に関心があって訪れたでしょう。

 

初めて見る昆虫。きっちり記録しておきたくて緊張しながら接近。

 

ハエのなかまです。

 

前から見ると,ガガンボ型の口吻をしています。名はまったくわかりません。

 

知らない昆虫は至るところにいます。昆虫の世界は広い,広い。

 


春! 虫の目写真シリーズ(10) ~早咲きザクラ④~

2020-03-13 | 

池畔にある早咲きのサクラが満開です。日をいっぱいに浴びて輝いています。

 

たった一本の木が精一杯にいのちを光らせているよう。

 

縦構図で撮りました。「サクラはいいなあ」。

 

これだけ花が固まって,昆虫が訪れるのを待ち続けます。それを待ち伏せるクモが見えます。

 

サクラの風景は申し分なし,です。