自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

夏! 虫の目写真シリーズ(16) ~ムシヒキアブ~

2020-08-05 | 昆虫

昨日は雨。今日は朝からどんよりとした曇り空。

畑のトマトの葉に,ムシヒキアブが一匹とまっていました。さほど警戒している様子がないので,接写を試みました。

 

虫の目レンズを近づけると,葉が揺れたのか,隣りのナスに移動。ありがたいことにそこでじっとしていました。

 

撮っているうちに,葉を変えて移動。

 

腹部を大きく上げ,そうして曲げる行動をとりました。なにを表しているのでしょう。

 

こんなに近寄れるのはハッピー!

 


ヒカゲチョウの成長(4) ~3齢に脱皮~

2020-08-05 | 昆虫

7月23日(木)。朝見ても,昼に見てもじっとしたまま。やはり,脱皮直前の兆候のようです。

午後1時。大変化。偶然見ると,脱皮が始まっていました。からだを激しく波のように動かしています。皮を後ろに送っているのです。しかし,皮そのものはよく見えません。なんとなく頭に近い方の皮が重なって白っぽく見える程度。

 

数分,同じような動きが続きました。

 

背部の線が曲線を描いています。脚の動きも変化します。

 

頭部の殻を落とそうとする動きでしょうか,頭をぐっと上方向に上げました。

 

からだの後方に殻が送られ,葉の表面に付いています。このコマは頭部の殻が落ちてゆく瞬間です。

 

前から顔の表情を撮っておきました。

 

このあと,数時間,じっとしたままでした。大変化のあとの疲れをとるかのように,時間が静かに流れていきました。

9時間後,からだ一つ分後ろに下がっていました。そこにはもう殻がありません。

 

体長がぐっと伸びたわけではありません。

 

すてきな場面を目撃でき,ラッキー!

 


アゲハ,孵化

2020-08-05 | アゲハ(ナミアゲハ)

8月4日(火),夕方。アゲハの庭園で,キンカンの葉に付いたアゲハの卵二つを発見。どちらも,孵化間近。夜のうちに孵化するとみられたので,家の中で撮影することにしました。

 

午後8時。孵化が始まりました。卵の直径は1.3mm。

 

誕生!

 

続いて,もう一つの卵にも穴が開きました。そうして誕生。

 

できるだけ近づいて撮りました。被写界深度が極端に浅くなるので,撮影では側単眼を見逃さないということがポイントになります。