自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

キツネノロウソク,たくさん

2023-06-22 | 植物

近所にある知人の畑にて。

畑の隅に籾殻がどっさり積んであります。そこからにょきにょきとキツネノロウソクが出てきていました。こういう光景を見るのは初めてだったので,新鮮な感じがしました。

 

旬が過ぎていたので,枯れかかっているものも相当数ありました。

 

このキノコは腐葉土が積もったところに群生するようです。実際,籾殻の下は腐った葉がどっさりあります。知人の話では,カブトムシがやって来て産卵し幼虫がたくさんいるとか。

 

先端部分はねばっとしています。そこから放たれる臭いで,ハエたちが訪れます。その臭いはわたしたちにはとんでもないものなのですが,昆虫の種によっては歓迎すべき臭いのようです。ラフレシアの花を思い浮かべてしまいます。