5月13日(土)。
卵の上側の窪みがくっきり。さらに,卵全体の色が黄色っぽくなり,内部にかすかな影が見えて来ました。下写真はめずらしい例で,葉の表側に産み付けられたものです。
からだは卵殻の周囲に沿って横向きで形成されます。窪みのところにはなにもありません。
5月14日(土)。
大顎が見えて来ました。孵化がどんどん近づいています。
ところが,ところが。どうしたことか,この後,卵がなくなっていることに気づきました。確かに,そっと扱ったのに……。残念! 止むなく,葉裏にある卵で孵化が間近なものを探しました。幸い,時間系列で同じ変化をたどっている卵がいくつかありました。それらは同じ成虫によって産み付けられたものかもしれません。
次回はそれの孵化模様をお伝えします。