自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ガ,厳寒期の孵化(3)

2023-12-29 | 昆虫

12月25日(月)。朝。

卵内の幼虫の動きが一瞬ほんのわずかに見られましたが,ほとんど静止している状態です。写真はトリミングしています。確かに毛が見えています。

 

同じ成虫がおなじときに産み付けたものでしょう。発生状況が似ています。

 

孵化がいつ始まるのか,予測がまったくできません。深夜から未明にかけてはインターバル撮影をセットすることにしました。

12月27日(水)。朝。

起きてすぐ確認。すると,ちょうど孵化して幼虫が殻から出てくるタイミング! なんとラッキーなタイミング!! インターバル撮影の画像を見直すと,卵殻が破られたのは深夜から翌日の早朝にかけて。その画像も含めて記事にします。

26日(火)の午後10時30分。矢印の箇所に穴が開いています。

 

27日(水)の午前1時00分。吻が出ています。

 

午前2時41分。前画像より出ていますが,大きな変化はありません。動作は遅々としてます。

 

午前6時56分。わたしが手動で撮影。動きはほんとうにゆっくりとしたもの。

 

午前7時14分。レンズを交換して撮りました。くわしく見えますが,深度は浅くなっています。なお,トリミングは行っていません。

 

その後の経過については次回に。