幼虫がたくさんいるので,それぞれの成長段階にあるすがたを記録しておこうと思い,撮影しました。厳密に何齢かはわかりませんが,大まかに若齢なのか終齢近くなのかはわかります。その程度でご紹介しておきます。
オクラの実をルーペで調べていくうちに,初齢に近いと思われるごく小さな幼虫を見つけました。動かずじっとしたまま。体色が黒っぽいのは生まれたときからそうなのか,まったくわかりません。毛まで黒色です。白いからだが,時間とともに黒味を帯びてくるのかもしれません。なお,卵の様子が大きく変化していますが,このことについては次回に取り上げます。
すこし大きくなった幼虫は,あちこちにいるので,探すのに苦労なしです。若齢と思われます。
からだに黒斑が現れています。終齢に近くなってきています。
これは終齢幼虫の特徴を持っています。斑点がハート型に変化。
このようにあちこちにたくさんいます。葉は無残なすがたになりつつあります。
大まかには以上のような経過をたどります。付け足しなのですが,脱皮の瞬間を観察できないかなあと欲張って思っています。