ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

ノビタキ クロハラアジサシ セイタカシギ タシギ エリマキシギ 埼玉県

2017-09-16 | 関東地方

9月9,10,16日に秋の渡り鳥を求めて、秋ヶ瀬、伊佐沼、狭山丘陵をウロウロしました。10日に一緒に回ったHMさんは、ツツドリをモノにしているのに、こちらは、ハズレばかりでしたが、16日に秋ヶ瀬でやっと出会えました。加えて、台風到来のせいか、人影もまばらな狭山丘陵で今渡りシーズン初のノビタキに出会いました。しかも、4羽も飛び交っていました。
秋ヶ瀬周り:9月10日秋ヶ瀬周りの田んぼにエリマキシギがいましたが、遠かったです。

10、16日とタシギ以外のジシギを期待して、田んぼをウロウロしました。結構な数いましたが、全く気付かず足元から飛ばれたりして、判別できた個体は、残念ながらタシギばかりでした。

かなり大きくなったキジの若鳥たちが、4、5羽田んぼの畦や草むらを動き回っていました。写真は、♂若鳥です。

16日にやっとこの渡りシーズンに初めて出会えたツツドリですが、写真は一瞬撮らせてくれただけでした。

伊佐沼:秋ヶ瀬から伊佐沼に移動すると、クロハラアジサシが10、16日に1羽だけ見つかりました。夏羽から冬羽への移行中です。


だいぶ水の引いてきた沼にセイタカシギが優雅な姿を見せてくれます。緩やかに飛んでくれるので、飛翔シーンが撮りやすいです。


狭山丘陵:今年は、ツツドリが不漁、どうも餌となる毛虫がいないせいでしょうか。16日少し期待しながら行ってみると、やっぱり、皆無。台風の雨の予報で、人影はまばらで鳥を見つけやすい状況です。ノビタキが入っているとのことで、小雨の中、探してみると、いましたいました。夏羽とは、違ったシンプルな装いですが、やっぱり、My fieldで会えるのが嬉しい。他にアカエリヒレアシシギが湖上を飛んでいました。Mさんは10羽以上の群れで飛んでいるのを見たとのこと。どうやら、宮城から、西武ライオンズの邪魔をしにやってきたようです。


すわ!本邦初記録かと一瞬思った小鳥に出会ったオマケの話です。全然成果なく、皆さんとぼんやりくつろいでいると、聞きなれない、ホオジロに似た囀りが聞こえてきます。なんじゃろな?と探していると、枯れ枝のてっぺんに出てきて、囀っているのが、見つかりました。見たこともない、お腹が黄色の綺麗な小鳥で、図鑑でも全く見覚えのない姿。珍鳥かと大騒ぎになり掛けましたが、後程、Kさんから連絡があり、ハワイで写真に撮ったキマユカナリアのようだとのこと。ネットで調べてみるとアフリカ原産で、ハワイに移入されたキマユカナリアですが、なんと、ペットショップで売られているセイオウチョウとも言われる小鳥で、どうやら籠抜け鳥のようです。がっくり。