ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

マガン カリガネ 伊豆沼/蕪栗沼 その1/3

2017-11-01 | 東北地方

十数万羽のマガンがやって来る宮城県の伊豆沼/蕪栗沼に11月1日〜3日まで、YBツアーで初めて行ってきました。マガン、ライファーのカリガネ、ヒシクイ、ハクガン、オオハクチョウに加えてコチョウゲンボウ♂等に出会えました。残念ながらシジュウカラガンの姿は見えず、到着が遅れているのは温暖化のせいでしょうか。
遠征最初のくりこま高原駅に降り立つと早くも上空をマガンが飛び交っています。バスに乗り込み走り出すとあちらこちらの田んぼにマガンの姿が見えます。十数羽の群れから数千羽に及ぶ群れもあります。まずは、マガンの群れに混じっている僅かな数のカリガネを探しにポイントに向かいます。ガイドのNさんが早速見つけてくれます。しかし、マガンによく似ているせいか、なかなかわかりませんでしたが、やっと、アイリングと額の白さが目につく初めてのカリガネをゲットすることが出来ました。家族単位で行動しているようで、幼鳥を見守るように親鳥がその周りにいます。家族愛が強いのではないかと決めつけて、勝手に擬人化して感動していました。

左からマガン、カリガネ成鳥、カリガネ成鳥。カリガネ幼鳥

こちらは、左からカリガネ成鳥、マガン、カリガネ成鳥、カリガネ幼鳥、カリガネ若鳥でしょうか。

別のポイントでのカリガネ一家です。

何かに驚き、飛び立ちましたが、運良く、遠くには行かず、旋回してくれたので、紅葉を背景にしたカリガネの飛翔シーンも収めることができました。



警戒心の強いマガンはよく驚いて飛び立ちます。おかげで飛翔シーンを多く収めることができました。これは、着陸シーンです。



夕刻が近づき、いよいよ寝ぐら入りを見るべく、蕪栗沼に向かいます。栗駒山を背景に沼が見え、ガンが飛び交っています。

日が落ち始め、赤く染まる空を背景にマガンが次々にやってきます。沼の上空を覆うスペクタクルに言葉も出ませんでした。