ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

サンコウチョウ コサメビタキ ハジロクロハラアジサシ コアジサシ シロエリオオハム/埼玉県

2021-06-17 | 関東地方
シロエリオオハム夏羽 5月30日埼玉県の山間の人造湖

5月28日狭山丘陵:5月2日に初認したサンコウチョウの営巣が見つかりました。暗い木々の隙間からやっと見える場所で、人が近づくことは出来ません。営巣は最終段階の様で、巣の内装を整えている様でした。♀が中心ですが、♂も協力的。
仕上げ用なんでしょうかコケの様な巣材をくわえています。
コサメビタキも順調に行っています。無事孵化した様で、餌を運んできますが、まだ♀が温めています。その後6月6日に無事巣立ったそうです。

5月29日埼玉県伊佐沼:ハジロクロハラアジサシが飛来しているというので行ってみました。ここには入るけれどもすぐ抜けてしまうことが多いですが、今年は暫く滞在した様です。沼では、コアジサシが20羽近くいて、求愛給餌が見られます。
ハジロクロハラアジサシはお気に入りの杭の上で休み、時々飛びまわります。
水面が緑を映す場所に陣取り、コアジサシのダイブの様子を狙いました。ダイブして見事に小魚をキャッチ。
ダイブすることなく水面を掠めるようにして狩りをすることもあります。見事にキャッチ。
ハジロクロハラアジサシのお気に入りの杭の近くで待っているとすぐ前を通過。
お気に入りの杭の上に着地です。

5月30日埼玉県の山間の湖:夏羽のシロエリオオハムが山間の湖に飛来していると教えて頂き、出かけて来ました。すでに滞在8日目になる様ですが、この日の夕刻飛び去ったとの事で、ギリギリで間に合いました。静かな湖面に浮かんでいましたが、山の緑を映した湖面は濃いグリーンで海上とは全然違います。時折潜水して魚を捕らえている様です。
羽繕いをした後にはお決まりの羽ばたきです。
湖面に静かに佇んでいたかと思うと‥‥
いきなり湖面をダッシュして飛び立ちます。連写して写真を見るとみんな翼の位置が同じ。どうやら羽ばたき周期と連写の7コマ/秒がシンクロしていた様です。従って、1秒間に7回羽ばたいている事になりますね。結構、早いもんですね。
やっと飛び上がって少し飛翔しました。

その後も湖を上下してCMさんを引き連れていました。赤い目も写って美しい夏羽を堪能させてもらいました。
その後、海なし埼玉県の別の人造湖にも3羽飛来した様で、どうして結構内陸にある湖に飛んできたんでしょうね。

6月5日狭山丘陵:巣の見つかったサンコウチョウ、♂♀が交互に抱卵を行っています。♀と交代した♂は近くで遊んでから離れる時があるので、わりと近くで写させてくれます。

6月7日狭山丘陵:順調に抱卵は進んでいます。この♂は育メン父さんの様で、♀より抱卵時間が長い時があります。
♀と交代した後に被写体になってくれました。が、暗い!ISO感度が上がってシャープさが今一つです。撮れるだけよしとしましょう。
囀って口を開けると中は緑の蛍光色。どこからどこまでも派手な鳥です。

6月8日狭山丘陵:翌日も巣の周りでよく遊んでくれるサンコウチョウ♂狙いです。
ウン良く白いものが写りました。
少し日が差し込む所に来てくれました。
低い所で遊んでくれるありがたい♂に巡り合って嬉しい事です。順調に進んで給餌の様子をお伝えしたいものです。

次回から5月16日〜25日にかけて密にならぬよう自家用車で出かけた北海道野鳥紀行(大洗〜苫小牧〜天売島〜サロベツ〜旭川〜苫小牧〜大洗)を複数回アップする予定です。ご覧いただき有り難うございます。