
水草の上にたたずむレンカク 2024年7月1日 台湾 台南官田
7月1日午前(続き);朝から日差しが強く、既に気温は上昇していますが、何とか歩いていると上空に再びカタグロトビ(Black-shouldered Kite)。降り立ったと思われる場所の方に移動。少し草地が広がった場所がありました。

カタグロと言われる翼の付け根の肩部の黒色が目立ちます。

移動すると電柱の上に止まっていましたが、強い逆光で、サッパリ。そのうちどこかに飛んで行きました。上空には別の猛禽、カンムリワシ(Crested Serpent-Eagle)でした。換羽中の様で、あちこちの羽が抜けていますが、悠々と旋回。


驚いたのかセイタカシギ(Black-winged Stilt)が群れで飛び立って、しばらく上空を集団飛行。


長い足が優雅ですね。

カンムリワシとトビ(Black Kite)が接近。やはりワシと名が付くだけあって、トビよりは大きですね。

少し場所を移動して、別のレンカク水田に。同じ様に何羽ものレンカク(Pheasant-tailed Jacana)が、水草の上を優雅に歩いていますし、時に飛翔してくれたりもします。

近くで見ると、光の当たった後頸部の金色が鮮やか。






道路の電柱にはインドコムクドリ(Chestnut-tailed Starling)。ここで営巣しているのか2羽が頭のすぐ上です。英名を直訳すると尾栗椋鳥、確かに尾羽は茶色だけど、そんなに目立たないですけどね?



またリュウキュウツバメか?と思いましたが、念のため双眼鏡で見ると、アレッ!違う。ということで、タイワンショウドウツバメ(Gray-throated Martin)でした。ショウドウツバメと違い胸のネクタイがありません。

そばにはインドハッカ(Common Myna)も。

電線の上ですが、色々な鳥がいるもんです。
次回は、この続きで、官田編の最後です。同様にレンカク、ベニバトなどをアップする予定です。ご覧いただき有り難う御座います。