ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

インド アンダマン島紀行 第2日目午前 その1/ハイガシラセイケイ アンダマンコガモ インドアカガシラサギ イエガラス等

2025-01-09 | インド アンダマン島
慌てて逃げ出すハイガシラセイケイ 2024年11月29日 インド アンダマン島

11月29日早朝、アンダマン島2日目は狭い湾を横断して、北側の対岸に渡り、難関と言われるアンダマンオオクイナを探します。ホテルを5時半に出発、6時発のフェリーに乗り込みます。港には可愛らしい潜水艦を模した様な観光船が並んでいました。船底がガラス張りで、海中が眺められるそうです。
港で待っていると対岸から乗り込むフェリーが到着。船から人が溢れ出て来ます。
SAFETY FIRST(安全第一)とありますが、ちょっと不安なボロい船。乗客は多くは無いようで、デッキに出ることが出来ました。
デッキから周りを見ると、ゴミ箱を漁る感じで、インドハッカ(Common Myna)とイエガラス(House Crow)。
白色型のクロサギ(Pacific Reef Heron)も。
イエガラスは初めてなので、カメラに収めましょう。全身真っ黒では無いのですが、行動はやっぱりカラス。
ほんの10分ほどで対岸に到着。海鳥の出現は無かったです。
対岸のポンブーフラットに到着。雑然とした港に待っているのは、オート三輪の可愛いタクシー? オトリクサというそうで、タイのトゥクトゥクと同じで3人乗りだそうです。ここでもやっぱり人で溢れかえっています。
そんな港の喧騒を後にして北上。すぐに小さな湿地が道路脇にありました。降りて見ると、色々な水鳥がいます。何羽も居たのはハイガシラセイケイ(Gray-headed Swamphen)、大型のバンの仲間です。
そして、アンダマン島固有種のアンダマンコガモ(Andaman Teal)も。10羽程でしたが、固有種7種目。
陸上で寛いでいるハイガシラセイケイ。
遠くにオウチュウ(Black Drongo)東南アジアなどに広く分布しているオウチュウですが、ここアンダマン島では珍しく、出会ったのは一度だけでした。
観察しているといきなりハイガシラセイケイたちが慌てて逃げ出し始めました。飛ぶというより走って逃げる感じですが、アンダマンコガモは飛び立ち。
それ程遠くには行きませんでしたが、首を伸ばして、尾羽を立てて警戒しています。
インドアカガシラサギ(Indian Pond-Heron)は飛び立たず、首を伸ばして警戒。
さて、何が起こったのでしょうか?それは次回に。

次回もこの続きで、小さな湿地での様子をアップする予定です。ご覧いただきありがとうございます。