ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

インド アンダマン島紀行 第2日目夜 /アンダマンコノハズク コノハズク アンダマンメンフクロウ

2025-02-20 | インド アンダマン島
アンダマン島固有種のアンダマンコノハズク 2024年11月29日 アンダマン島

第2日目の夜、チャイを飲んでいると、あたりがすっかり暗くなって、コノハズク のポイントに移動。脇道ではなく2車線の道路脇で、車は時々通過しますが、車道からは少し離れて待ちました。するとすぐに声がしたかと思うとアンダマン島固有種のアンダマンコノハズク(Andaman Scops-Owl)が登場。以前はコノハズクの亜種かと思われていた様ですが、声も姿も全然違うと言うことで、別種となった様です。コノハズクの赤色型の様にも見えますが、お腹の模様など随分と違いますね。
枝上でゆっくりとしていましたが、何処かに飛んで行きました。続いて、同じポイントで待っているとコノハズク(Oriental Scops-Owl)。日本のコノハズクと同種ですが、確かに鳴き声はブッ、ポッ、ソーと3音。しかし、微妙に違う。1音と2音が日本のコノハズクより短い様に感じました。将来的に独立種になる可能性はある様ですが。
よく見ると緑のバッタ?を捕まえています。
やはりこちらを警戒しているのか、食せずに何処かに飛んで行ってしまいました。しかし、アッサリと目的のコノハズク2種が出てくれて、余裕で次のポイントに移動となりました。今度は街の中に戻って、脇道に入っていきましたが、周りは人家ばかり。すると家の軒先を電灯で照らして、そこにいる、との事。人が住んでる家なので、長くは照らせないので、素早く見て、と言われましたが、中々、何処にいるのか分からない。やっと壁のくぼみにいるのが見つかりました。結構距離があるので、明かりが充分届かず、暗かったからでしょう。見ると確かにアンダマンメンフクロウ(Andaman Masked-Owl)でした。何でこんな街中?と思いましたが、餌となるネズミがきっと多いんでしょうね。
もう1羽いるとのことで、見ると更に奥の方に居ました。こちらはまだ寝ている様でした。
ちょっとだけと言いつつ、もう一度最初の方の個体を照らしてくれました。
と言うことで、狙いの3種をアッサリとゲット出来て、午後7時前にはホテルに帰還して、2日目も余裕の夕食となりました。それにしても何でこんな街中にいることをガイドさんは知っているんでしょうね。もう少し自然の中のポイントは無いのかと思いましたが、アッサリと「ない」とのこと。

次回はまた地元に戻って、県南や自宅近くの様子をアップする予定です。ご覧いただき有り難うございます。
*コスタリカに遠征中