ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

ユキホオジロ コクガン 冬の道東紀行 その1/4 野付半島

2017-12-08 | 北海道

冬の北海道へ昨シーズンに続いて、鳥友KSさんと12月7日から5日間、弟子屈、野付半島、根室市、落石、納沙布岬を巡ってきました。前回遠征の1月は、雪が多いせいか、ユキホオジロに振られたため、今シーズンは12月に出かけることにしました。幸い天気にも恵まれ、5種類のライファーであるユキホオジロ、コクガン、ウミバト、ハシブトウミガラス、エトロフウミスズメをはじめとして、キレンジャク、オオワシ、ウミガラス、ウミスズメ、ケイマフリ、コオリガモ等54種の野鳥たちと会うことができました。
野付半島のユキホオジロのポイントは、車で行けるところからさらに先です。ネイチャーセンターで許可証をもらい入っていきましたが、数日前のドカ雪と昨夜の雪のため、車止めから1Kmほど手前から歩くことに。時に20cm近くも埋もれてしまう雪道を歩くこと45分。やっと、ハマニンニクの群落が見えてきました。すると、白い小鳥が飛び交っているのが目に飛び込んできます。「ユキホオジロだ!」と疲れも吹き飛びます。そっと近づくと、いますいます!60羽ほどの群れが実をついばんでいます。が、すぐに飛び立ち、海の方に飛んで行きました。


しかし、程なくして、群れでハマニンニクのところに戻って、実をついばみます。穂先や茎がかぶって、スッキリした写真は撮れませんが、初めてのユキホオジロに夢中でシャッターを切りました。












ひとしきり実を食したのかどこかに飛んで行きました。冬の早い日暮れも近づいてきたので、また、45分の雪道を戻って行きましたが、足取りは軽く気分良く帰ることができました。この日は、平日で雪のせいか、ポイントに来たのは、我々だけのようです。


ユキホオジロのポイントの湾側は一部凍っていましたが、コクガンの200羽以上の群れが浮かんでいました。他にオオハクチョウ、ハマシギ、ダイゼン、オナガガモ等がいました。初めてのコクガンです。



次回のその2は、根室市街のナナカマドに群れていたキレンジャクをアップする予定です。

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