ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

台湾南西部紀行 阿里山編 その3/ハナドリ ヤブドリ キンバネガビチョウ

2024-10-12 | 台湾
囀るハナドリ♂ 2024年7月3日 台湾 阿里山

7月3日午前(続き)主要ラインから外れた林道では次々に新人が登場してくれます。樹上で囀るのはハナドリ♂(Fire-breasted Flowerpecker)、背中の青と胸の赤色が綺麗です。短い尾羽が何とも可愛い!しばらく我々の周りで囀ってくれました。
少し離れたところにいたかと思うと割と近くでもサービスしてくれます。
空抜けにならない場所にも来てくれました。枝がちょっとごちゃごちゃですけどね。
そして段々と遠くに移動して行きました。
この林道の隙間から遠くの山塊が見えます。ブラタモリ風で言うと造山運動で盛り上がったマントルから出来た火成岩が削られて切り立った崖になっている状態でしょうか。勝手な解釈ですが‥‥
新たな台湾固有種のヤブドリ(Steere's Liocichla)が名前の通り、藪の中にたたずんでいました。
名前とは裏腹に後で、もっと見やすい所でしっかり姿を見せてくれましたけどね。
時々カンムリチメドリ(Taiwan Yuhina)も姿を見せてくれます。
林道探索を終えて、少し移動。トイレなどがあり観光客も結構いる場所ですが、新たな台湾固有種キンバネガビチョウ(旧名キンバネホイビイ、White-whiskered Laughingthrush)が登場。こちらは非常にフレンドリーな子で、人を全く気にする様子がありません。
観光客が置いたであろうパンのかけらに寄ってきて‥‥
綺麗に平らげてしまいました。目の前の出来事です。

次回もこの続きで、新たな固有種が登場しますが、その前に地元での秋のヒタキ類とちょっとハチクマをアップしたいと思います。ご覧いただき有難う御座います。


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