昨日に引き続いて、今日も小春日和の穏やかな1日でした。
午後、ベランダで昨日に引き続き"農家のヨメ"をやっていました。(詳しくは、昨日の「雅な日々」参照)
「すみませ~ん」
下の方から声がします。
「私のこと?」
と、外を見回すと、隣のマンションの駐車場に人が立ってこちらを見ています。
「あのぅ、救急車を呼んで頂けませんか?」
「は?」
よく見ると、手で押さえた頭が血に染まっています。
「転んでしまってケガをしたのですが、出血がひどくて。
周りに誰もいないので...」
「ハイ!」
慌てて室内に入り、119番に電話をかけました。
(119番通報は、生まれて初めての経験です。)
1コールで電話が繋がりました。(さすが!119!!)
「こちら消防署です。火事ですか?救急ですか?」
「救急車をお願いします。」
「では、そちらのご住所は?」
「○○××・・・・・」
「そちらはマンションですか?」
「ここはマンションですが、今、向かいのマンションの下で、けがをした人から救急車を呼んで欲しいと頼まれたので...」
「では、△△というマンションですか?」
「いえ、それは別のマンションで.....」
(この近辺はちょっと面倒くさくて、似たような名前のマンションが集まって建っています。例えば「○○ハイツ」と「ハイツ○○」
と、いうか、市の消防なんだから、住所を言えば正確なマンション名くらい判ってほしい...)
更に
「ケガをした人は男性ですか?女性ですか?」
「年齢は?」
「ケガの状況は?」
等と質問が続き、最後に私の名前と電話番号を答えました。
「それでは、救急車が行きますので、救急車が見えたら誘導して下さい。」
と、言われました。
「誘導って、じゃあ、下に降りないといけないの?」
と一瞬思いましたが、出血もひどそうなので、とりあえずタオルを持って表に飛び出しました。
現場に駆けつけると、通りかがりの人や、そのマンションのお知り合いの住人の方もいらっしゃいました。
再度119番もされたようなので、既に通報済みであることを伝え、通話先でも確認が取れたようです。
ケガをされた方は、かなりの出血はありそうですが、意識もはっきりしていて
「犬の散歩中に石に躓いて転んだら、そこに大きな石があって頭をぶつけたこと」
「家族は仕事中で誰も家にはいないこと」
等、いろいろ話してくれました。
話しの内容もしっかりしていたので、取り急ぎの緊急事態は無いかと安心していましたら、突然
「頭が痛くなってきた...」
と仰るので、ちょっとドキっとしました。
そうこうしているうちに救急車が到着しました。
救急隊員の方とも、ちゃんと話しをしていましたが、出血がひどいので、とにかく病院に搬送するということで救急車に収容されました。
と、ここで困ったのが連れていた2匹のワンちゃんです。
ケガをした方は
「そのへんに繋いでおいて下さい。たぶん、息子に連絡すれば、すぐに迎えに来られると思いますので...」
と仰いましたが、河原の遊歩道の柵に犬だけを繋いでおくわけにもいきません。
そちらのマンションは管理人さんが常駐ではないので、ひとまずウチのマンションで預かることにして、管理人さんにお願いに行きました。
管理人さんが承諾してくれたので、救急車を見送ってから、ウチのマンションに連れて行きました。
「この犬震えてるよ」
管理人さんが言うので、よく見たら、不安そうな顔をして足が震えています。
(犬も、飼い主が突然どこかに連れて行かれてしまって、不安になったのでしょう)
それでも
「大丈夫だからおいで」と言ったら、大人しく付いてきてくれました。
(2匹とも良い子で助かりました!)
マンション裏庭のベンチに繋いで、管理人さんがお水をやったら、最初は警戒していたようですが、1匹がペロペロ舌を付けたので、
「ここで待っててね」
と言って、管理人室で電話を借りました。
救急車が出る前に、息子さんの勤め先と名前を聞いていたので、104で調べて職場へ電話しました。
勤め先は工場で、ラインの中には電話が回せないと言うので
「お母さんがケガをしたこと」
「救急車で病院に運ばれたこと」
「犬をウチのマンションで預かっていること」
と、管理人室の電話番号を伝えて貰うことにしました。
ここまでで、自宅に戻りました。
ちょうど我が家のベランダから見えるところにワンちゃん達を繋いだので、時々覗いてみましたが、2匹とも吠えたり騒いだりすることもなく、大人しく繋がれていました。
(本当に良い子達!)
夕方、ワンちゃんのお迎えが来たと管理人さんから連絡があったので行ってみたら、息子さんとケガをしたご本人が立っていました。
頭に大きなガーゼが貼られていましたが、入院することもなくお元気な様子でした。
丁寧に御礼を言われて、ワンちゃん達を連れて帰られましたが、不幸中の幸いというのか、大事にならなくて本当に良かったです。
と、私としては、なにより
管理人さんや、居合わせたお知り合いの方から
「ベランダで何してたの?」
と聞かれなかったことが幸いかと.....。
(マンションのベランダで"稲の掃除"と"縄ない"って、それだけでナンカ怪しくないですか?説明するのが面倒くさいですもの)
午後、ベランダで昨日に引き続き"農家のヨメ"をやっていました。(詳しくは、昨日の「雅な日々」参照)
「すみませ~ん」
下の方から声がします。
「私のこと?」
と、外を見回すと、隣のマンションの駐車場に人が立ってこちらを見ています。
「あのぅ、救急車を呼んで頂けませんか?」
「は?」
よく見ると、手で押さえた頭が血に染まっています。
「転んでしまってケガをしたのですが、出血がひどくて。
周りに誰もいないので...」
「ハイ!」
慌てて室内に入り、119番に電話をかけました。
(119番通報は、生まれて初めての経験です。)
1コールで電話が繋がりました。(さすが!119!!)
「こちら消防署です。火事ですか?救急ですか?」
「救急車をお願いします。」
「では、そちらのご住所は?」
「○○××・・・・・」
「そちらはマンションですか?」
「ここはマンションですが、今、向かいのマンションの下で、けがをした人から救急車を呼んで欲しいと頼まれたので...」
「では、△△というマンションですか?」
「いえ、それは別のマンションで.....」
(この近辺はちょっと面倒くさくて、似たような名前のマンションが集まって建っています。例えば「○○ハイツ」と「ハイツ○○」
と、いうか、市の消防なんだから、住所を言えば正確なマンション名くらい判ってほしい...)
更に
「ケガをした人は男性ですか?女性ですか?」
「年齢は?」
「ケガの状況は?」
等と質問が続き、最後に私の名前と電話番号を答えました。
「それでは、救急車が行きますので、救急車が見えたら誘導して下さい。」
と、言われました。
「誘導って、じゃあ、下に降りないといけないの?」
と一瞬思いましたが、出血もひどそうなので、とりあえずタオルを持って表に飛び出しました。
現場に駆けつけると、通りかがりの人や、そのマンションのお知り合いの住人の方もいらっしゃいました。
再度119番もされたようなので、既に通報済みであることを伝え、通話先でも確認が取れたようです。
ケガをされた方は、かなりの出血はありそうですが、意識もはっきりしていて
「犬の散歩中に石に躓いて転んだら、そこに大きな石があって頭をぶつけたこと」
「家族は仕事中で誰も家にはいないこと」
等、いろいろ話してくれました。
話しの内容もしっかりしていたので、取り急ぎの緊急事態は無いかと安心していましたら、突然
「頭が痛くなってきた...」
と仰るので、ちょっとドキっとしました。
そうこうしているうちに救急車が到着しました。
救急隊員の方とも、ちゃんと話しをしていましたが、出血がひどいので、とにかく病院に搬送するということで救急車に収容されました。
と、ここで困ったのが連れていた2匹のワンちゃんです。
ケガをした方は
「そのへんに繋いでおいて下さい。たぶん、息子に連絡すれば、すぐに迎えに来られると思いますので...」
と仰いましたが、河原の遊歩道の柵に犬だけを繋いでおくわけにもいきません。
そちらのマンションは管理人さんが常駐ではないので、ひとまずウチのマンションで預かることにして、管理人さんにお願いに行きました。
管理人さんが承諾してくれたので、救急車を見送ってから、ウチのマンションに連れて行きました。
「この犬震えてるよ」
管理人さんが言うので、よく見たら、不安そうな顔をして足が震えています。
(犬も、飼い主が突然どこかに連れて行かれてしまって、不安になったのでしょう)
それでも
「大丈夫だからおいで」と言ったら、大人しく付いてきてくれました。
(2匹とも良い子で助かりました!)
マンション裏庭のベンチに繋いで、管理人さんがお水をやったら、最初は警戒していたようですが、1匹がペロペロ舌を付けたので、
「ここで待っててね」
と言って、管理人室で電話を借りました。
救急車が出る前に、息子さんの勤め先と名前を聞いていたので、104で調べて職場へ電話しました。
勤め先は工場で、ラインの中には電話が回せないと言うので
「お母さんがケガをしたこと」
「救急車で病院に運ばれたこと」
「犬をウチのマンションで預かっていること」
と、管理人室の電話番号を伝えて貰うことにしました。
ここまでで、自宅に戻りました。
ちょうど我が家のベランダから見えるところにワンちゃん達を繋いだので、時々覗いてみましたが、2匹とも吠えたり騒いだりすることもなく、大人しく繋がれていました。
(本当に良い子達!)
夕方、ワンちゃんのお迎えが来たと管理人さんから連絡があったので行ってみたら、息子さんとケガをしたご本人が立っていました。
頭に大きなガーゼが貼られていましたが、入院することもなくお元気な様子でした。
丁寧に御礼を言われて、ワンちゃん達を連れて帰られましたが、不幸中の幸いというのか、大事にならなくて本当に良かったです。
と、私としては、なにより
管理人さんや、居合わせたお知り合いの方から
「ベランダで何してたの?」
と聞かれなかったことが幸いかと.....。
(マンションのベランダで"稲の掃除"と"縄ない"って、それだけでナンカ怪しくないですか?説明するのが面倒くさいですもの)