Ｑｕｉ Ｉｔａｌｉａ！

（↑　イタリア語で「これぞイタリア」という意味だとか．．．）

東京ドームで開催中の「イタリア・フェスティバルｉｎ東京ドーム」に行ってきました。

「イタリアに行ったことがある」．．．ありません
「イタリアに行く予定がある」．．．ありません
「イタリア好き」．．．いいえ、特には
それなのに、なぜイタリア？
答えは「招待券をもらったから」

かくして、お友達と二人。大きなタマゴまでお出かけしてきました。
入り口で「手荷物チェック」を受けて、いつぞやの事故以来、必ず警備員が付くようになった回転ドアを「お一人様限定」で通り抜け、ドームの中に入りました。
会場は、普段は野球をやっているグラウンド。
野球の試合とは逆に、客席は一部を除いてほとんど立ち入り禁止になっていて、空のベンチがズラっと並び、選手と審判しかいないグラウンドが、ブースに仕切られ、目映いばかりに彩られ、人（ある一定の性別・年齢の人々）があふれています。
この場に来て、やっと
「これはイタリアという国の大見本市」（？）ということが判りました。
（スミマセン。よく解らずにココまで来てしまいました．．．）
大見本市なので、衣食住、さまざまな物が展示してあります。

衣は、いわゆる有名ブランドの女性デザイナーの"創造の世界"（と、パンフに書いてありました）が、貨物コンテナの中に展示されていました。
「あ、ぷらら～～コレは知ってる！」
（どこかの「日帰り温泉」じゃありません。正式名称は「プラダ」ということくらいは知ってます。）
「Ｇとひっくり返りＧは、グッチでしょ？」
　　○×△．．．
（スミマセン、衣は何も語ることができません。）
他には、ワインやチーズの紹介。（試飲はほとんどありませんでした。）
イタリアの州の紹介ブース。（ヴェネト、ウンブリア．．．いったいイタリアのどこにあるの？）
ヴェネチア・グラスや金銀細工、宝飾品のブース。（わぁ～～キレイ！！）
　　・・・・・
「私がミラノに行ったときはねぇ．．．」
「ヴェルサーチの○○年の秋のコレクションの．．．」
なんていう会話がチラホラ聞こえる中を、お友達とただ淡々と見て回りました。
面白かったというか、印象に残ったのは
Ｆ１マシン（Ｆｅｒｒａｒｉ　Ｆ２００１　2001年の日本ＧＰでシューマッハが初めて使用したマシン）くらいでしょうか．．．。（あと、Fiatパンダとかアルファロメオもカッコ良かったです。）

飲食店のブースも「４０分待ち」と出ていたので、ピザやパスタやカプチーノ．．．
何も味わわないで会場を出ることにしました。
そして出口まで。
入るとき、観客席を下りてきたので、帰りは上らなくてはいけません！
この階段上りが．．．．．。
お友達と、なんとか上まで上り、たどり着いたときに得た結論は
「球場の売り子さんて、スゴイ！！」
段差の大きな階段を、ビールやお弁当を持って、１日に何度も上り下りしなくてはいけない
そのお仕事をやったら、確実にダイエットできると確信しましたが、本当にやったら、たぶん１日どころか１回裏まで、持たないと思います！！
本当にスゴイと思いました。

（と、いうことに感心したとたんに、グラウンドの"イタリア"がすっかり飛んで行ってしまいました。）