「大曲花火ツアー」スタートです。
朝、集合場所は仙台駅近く。
今日はこの会社のツアーでは、仙台からバスが50台も出るそうです。
他の会社のツアーとか、コンサート会場へのシャトルバスとか、土曜日朝の仙台はバスだらけ~~。
事前に知らされたバスの号車ごとに受付を済ませ、定刻9時半より5分遅れで出発しました。
途中2回のトイレ休憩と、お弁当積み込み場所に立ち寄って、大曲に着いたのは午後2時過ぎ。
大会は午後5時半からですので「ちょっと早すぎ?」
と思ったら、ここからがタイヘンでした。
指定のバス駐車場にたどり着けないと...。
確かに分かり辛い地図ではありました。
(目的地の駐車場に続く道はどこも一方通行の出口ばかりで入り口は???)
大きなバスで、田んぼの中をうろうろ、グルグル。
大曲市街に入ってから1時間近くかかって、やっと指定の駐車場にたどり着くことができました。
(もっとも、この間雨が降っていたので「雨宿り」にはなりました)
バスを降りた時には雨も上がり、会場迄は旗を持った添乗員さんに着いて行きます。
(この感じは何年ぶり???)
ぞろぞろ”アリさんの行列”で指定の席に着き、戦の前の腹ごしらえ(?)も終えて、いよいよ「昼花火の部」始まりました。
(全国の花火競技会で、昼花火があるのは、大曲だけになってしまったとか)
左)雄物川の河川敷に現れた、広大な「板の間」
中)昼花火(バックが青空だったら...)
右)雨が降り出したので、一気に「てるてる坊主」集団に変身(?!)
2組ほど終わったところで、ポツポツと…
観客全員雨支度をしたところで本降りになってしまいました。
私はポンチョを用意して行ったので、自分と一緒にカメラ、荷物をすっぽり覆ったら、正座したまま
「もう数センチも動けません!」
一番雨が強かった時は花火を見上げることもできず「修行」かと思いました。
それでも昼花火が終わった頃には雨は上がりましたけれど、下半身はビショビショ~~
正座修行のおかげか(?)私は膝から下だけでしたが、徐々に水分が染みては来ます。
でも、こうなったらこのまま最後まで行くしかありません!
そして始まった「夜花火の部」は壮観、圧巻!
規定種目の「10号芯入割物」
この花火大会は正式には
「全国花火競技大会」
といい、全ての花火が審査され、「内閣総理大臣賞」も授与されます。
花火屋さんにとっては名誉だけでなく、来年の商品展示会も兼ねているのですから、皆さん気合いの入れかたが違います!
全てのプログラムが、他の花火大会のメイン級が続くので、後半になると、さすがに疲れて来ました。
(毎食「フルコース」を食べているカンジ?なんてゼイタクなんでしょ!?!)
ただ見ている私達が疲れるのですから、審査員の方々のご苦労たるや想像でしません!
夜花火の間は雨も降らず、最後まで匠の技を堪能しました。
花火大会終了後は私達のツアーは「23時30分バス集合」ので焦らず慌てず、のんびりバス迄戻りました。
(どうせ交通規制が解除される0時まで、バスは動けません)