ラジオの特別番組で、初めて「玉音放送」の完全版を聞きました。
恥ずかしながら、この歳になるまで、抜粋版(?)は聞いたことがあっても、通しで全てを聞いたことはありませんでした。
ラジコを通してのデジタル音声で、ノイズ除去などはしてあるのでしょうが、かなり聞き取り辛い。
当時、アナログのラジオで、電波状態もどこまで良かったかはアヤシイもので、実際に聞いていたとしても、内容がどこまで理解できたのかは???
番組では、現代語訳も続けて放送されたので、全文の内容も初めて把握できました。
思っていたよりも長文で、昭和天皇がこんなに長い文章をお読みになっていた記憶が他にはありません。
内容についての解釈の説明もあって、いろいろ考えさせられることもありましたが、1つ確実な事実は
「この戦争は日本の敗戦で終わった」
ということ。
亡くなった父は、毎年、
「終戦記念日じゃなくて、敗戦記念日だ」
と、言っていました。