元ラーメン屋店主のツイート集

ラーメン屋を10年経営し、今は閉店し、介護士をしています。

様式美麺33弾 ディープ・パワフル改良

2008年09月09日 | れいんぼ~情報
当店には激辛ラーメンの「ファイヤー麺」があるので、
「ディープ・パワフル」も辛いラーメンですがハッキリ
区別する必要がありました。

辛さのタイプを変え、「ファイヤー麺」の一口目からの
衝撃的な辛さとは異なり、「ディープ・パワフル」は
食べ進めるうちに辛さが追いかけてくるタイプにしました。

味の時間差攻撃です。

「ファイヤー麺」は複雑な重層型辛味ですが、「ディープ・パワフル」
は単調ながら力強い唐辛子の辛さの一本柱でやっています。

でも「ディープ・パワフル」はコクタレと、辛さという2種の一体化
により、いささかの違和感が生まれました。

例えるならハードロック・バンド「レインボー」に、短髪リーゼント、
サングラス、白いスーツとロカビリファッションの
「グラハム・ボネット」が加入し、ハードロック好きを困惑させた
ようなものです。

だから、「ディープ・パワフル」の辛さを強化し、タレの深みは
切捨てました。

例えるなら「ディープ・パープル」から「ロッド・エヴァンス」や
「ニック・シンパー」を追い出し、「イアン・ギラン」「ロジャー・
グローヴァー」をヘッドハンティング加入させた図式に近いです。

薬味改善・・・水菜→レタス

2008年09月09日 | れいんぼ~情報
僕はレタスチャーハンが好きで、よく作って食べています。

生レタスの食感とは違い、独特のシャキシャキ感と、油を
吸ったレタスの旨みが好きでした。

数日前にも、レタスチャーハンを作って食べていたら「店で
売っている水菜チャーハンよりもうまいよな・・」と思い、
「よし当店のチャーハンをレタスチャーハンに変えようかな・・」
と思いました。

レタスチャーハンを食べながら、スープ(ラーメンスープ)を
飲んでいる時「スープにレタスを入れたらどうだろう・・」と思い
試してみると、なかなかいい。シャキシャキの食感がよく、清涼感
があるのに、クセがなく「・・・・・・・ん?・・・・レタスは
薬味に良いかも・・」と、思いました。

「水菜」は欠点が多すぎる食材でした。まず、冬野菜なので、夏場
品薄で価格が数倍に高騰・・。劣化が早く、仕入れた翌日に腐る
事も度々・・・。

そこいくと、レタスは年中あるし、低価格で、レタスにしない手は
ないです。しかも、僕が大好きな言葉で言うと「斬新」です。

ラーメンにレタスって結構新しいと思います。

何よりも、レタスは好き嫌いが少ないです。ラーメン屋勤務経験者
ならご存知でしょうが「ネギ抜き」注文される方や、ネギだけ丁寧に
残されるお客様が多いです。当店もネギ時代に、10%弱のお客様
から「ネギ抜き」を言われていて、有機栽培の甘いタマネギと
出会った事で、タマネギに変えましたが、いきなり八百屋から
「入荷困難になった」との事・・。

それから、当店のラーメンの薬味は、水菜、赤タマネギと変えまし
たが、コレって物がありませんでした。

確かに、レタスなんてインパクトも何にもありません。食べた感想
も驚くほどでは無いはずです。でも、素朴でおいしいし、クセが
無いから、レタスは適任だと思いました。薬味は味を決定づける
存在でもメインでもありません。ただ、ちょっとしたアクセントや
サッパリさを演出する物なので、見た目、味とも良いと思います。

ファイヤー麺改良

2008年09月09日 | れいんぼ~情報
今までの「ラーメン」に辛子味噌付属タイプに
少しばかりアレンジをいたします。

もう、誰も覚えていないと思いますが、当店の
「ファイヤー麺」初期版は辛子味噌ではなく、自家製ラー油
入りラーメンでした。

でも、辛さや、深みを追求し、現在の「ファイヤー麺」スタイル
に落ち着きました。とは、言え、数ヶ月に一回辛子味噌の
配合や材料を変えたり、数十回の改良をしてきました。

今回は、新旧混然一体の「フィヤー麺」で、複雑さ、コクを
出す事にいたしました。

まず、辛子味噌から見直し、今までの辛子味噌の数倍の辛みある
辛子味噌を作りました。

また、ラー油も鷹の爪の分量を増やし、しょうがや、たまねぎで
辛さの中のマイルドさを演出しました。

その「ラー油」「辛子味噌」が、鶏白湯スープと合わさり、
辛くて、深くて、おいしい「ファヤー麺」を完成させました。

価格:600円(半熟煮卵つき)

Cセット廃止

2008年09月09日 | れいんぼ~情報
「ラーメン」「チャーハン」のセット「Cセット」は
パニックを巻き起こしかねないし、多くのお客様の
待ち時間を長引かせるので廃止しました。

ホール担当、会計担当、チャーハン担当、ラーメン担当
とかいるお店でしたら何の問題もありませんが、当店は
僕一人です。

例えばラーメン、油そば、つけめん、様式美麺、ファイヤー麺、
餃子、水餃子、肉丼、チャーハンと一度に注文が入り、
「すいません。注文いいですか・・。」と、テーブル席のお客様
から呼ばれ、帰ったお客様のカウンターを片付けて、会計で6人で
「会計は別々で。それぞれ領収書ください」・・と、一度に成れ
ば一人で出来る許容範囲を超えます。

ラーメン10杯ってだけでしたら何のことは無い調理ですが、
調理方法が全く違う麺類や、餃子や、会計、注文とりとか
入ると、もうパニックです。

特に、「チャーハン」や「つけめん」の注文が入ると、全体
メニューの作業が遅れます。

「チャーハン」は2杯づつしか作れないという欠点があるので、
「チャーハン」5杯というと、3回も1からチャーハンを作らない
といけません。だから、今の頻度でチャーハンを出す事は、当店
の作業ネックになっていますので、今回廃止させていただきます。

でも、単品チャーハン500円(スープ付)は存続いたします。

手作り餃子・・・改正

2008年09月09日 | れいんぼ~情報
「手作り餃子」の製法を改め、餃子内のスープを3分の1減らすことで
食感を楽しめるタイプに変えました。

また、餃子8個400円はやめました。

今までの「中判餃子」では無く、一回り大き目のサイズ「大判餃子」
にし、一皿6個350円に改正いたしました。

よって、Bセットは餃子3個とライスとラーメンで750円です。

皆様のご理解のほどお願いいたします。

ラーメン450円→500円

2008年09月09日 | れいんぼ~情報
創業以来4年間、ラーメンの価格は450円で維持して
いましたが、異常な価格変動、食物高騰、ガス代急高等、
の煽りを受け、経営努力ではもはや成すすべを失いました。

今回から50円の値上げをさせていただきますが、実情は
50円の値上げでは焼け石に水であり、利益確保には
いたりませんが、売れば売るほど赤字になる経営は
存続できませんのでご理解ください。

例えば、半年前まで1000円だった物が、5000円に
なるような異常な値上げをしています。数割増しなんて
値上げではなく、数倍の値上げが続出し、末端の小さな
店は成すすべがありません。

卸業者も製造業者も苦しいのでしょうが、低価格、大衆食
でやっている所は、仕入れが高くなったと、時価で値上げ
する訳にはいきません。1人1人のお客様と向き合う
商売なので、値上げにともなく客離れが一番怖いです。

でも、仕入れ業者は容赦なく、納品の度に
「すいません・・。また、値段が上がりました・・。
前回1万2000円のコレは、今回から2万円でお願いします」
と、言う始末・・。でも、他の安い業者を探そうにも、唐津市
という狭い範囲内では業者数にも限りがあり、何処も似たり
よったりの状況です。

皆様も、給料が上がらない中、ガソリンや食費がかさむ生活で
値上げに不快感を感じておられる事は重々承知していますが、
当店も「値上げか」「閉店か」ぐらいの瀬戸際まで追いやられて
いますのでご了承ください。

ラーメンの50円値上げにともない、Aセットも50円値上げの
600円に改正いたします。

様式美麺れいんぼ~経営会議

2008年09月09日 | れいんぼ~情報
昨日から不定期の「様式美麺れいんぼ~経営会議」をボチボチ
行っています・・。

議長、立案者、プレゼン・・・全て僕です・・。ただ自問自答
しながら伝票や、簡易的会議資料で、あらゆる側面で、色々
検討したり決定しています。全部、一人なので会議ではあり
ませんが、なるべく、客観視して冷静に判断出来るよう
心がけています。


福田元総理のように記者から「あなたの発言はいつも他人事に
聞こえます。今日だってどこか他人事ですが・・・」と言われると
マジキレし「私は自分を客観視出来るんです。あなたとは違う
んです」と堂々と言える程の客観視を僕もしたいものです。

僕はどうしても、自分自身でしかなく、お客様の立場で考えても
所詮は僕の中で作り上げたお客様目線であり、本当の客観視は
一人では無理ですね。

いくつか、検討中だった案の決定を行いましたので、それらを
発表いたします。

はちみつボイス☆知展さんがFM佐賀に出演

2008年09月09日 | 唐津・からつ・カラツ・KARATSU
唐津が誇るシンガーソングライター「はちみつボイス☆
知展」さんがFM佐賀「チェケラッチョ」に長時間
ゲスト出演されます。

先週、「はちみつボイス☆知展」さんに直接伺ったら
新曲「君には役目がある」のプロモーション、唐津市PR、
10/19(日)の波戸岬野外ライブ「Sing!Smile!Simple!~笑っていこう!」
の告知などをメインで、3時間番組ゲストで参加されるようです。

放送は9/10(水)の16:00~19:00です。

今までも何度かラジオで「はちみつボイス☆知展」さんのトーク
を聴いていますが、知人がラジオで喋っていると言う不思議な気分
に成ります。何気なく世間話をし、気さくに喋ってもらっている
「はちみつボイス☆知展」さんは著名人なんだと改めて感じる
瞬間です。

9月24日には、当店4周年記念でライブもして頂きます。

9月24日(水)18:30から食事タイム
        19:30からライブ

ラーメン一杯付きでチケット代1500円です。

チケットは「様式美麺れいんぼ~」の店内で販売中です。
宜しくお願いいたします。

リッチー・ブラックモア・・・ゲット・ア・ウェイ

2008年09月09日 | リッチー・ブラックモア
「リッチー・ブラックモア」のコレクターズアイテム的な
CDを買いました。

「リッチー・ブラックモア」が「ディープ・パープル」結成
以前の60年代のプロ・レコーディング参加作品を52曲
収録した2枚組CDです。

まだ、「リッチー・ブラックモア」はギブソンのフルアコを
使用しているし、ハードロックって言葉も無い時代だけに
「ディープ・パープル」「レインボー」とは全く違う
音楽性です。

「リトルブラウンジャグ」を「リッチー・ブラックモア」が
弾いているのは笑えます。

「エルビス・プレスリー」までカバーしているし
(そういえば、「ブラックモアズ・ナイト」の最新作でも
「エルビス・プレスリー」をカバーしていたから昔から
「リッチー・ブラクモア」は「エルビス・プレスリー」の
ファンなんでしょうね。)

60年代に「リッチー・ブラックモア」が「グリーグ」作曲の
「山の魔王の宮殿」をカバーしているのにはニヤついてしまいました。

95年の「リッチー・ブラックモアズ・レインボー」再始動で
「山の魔王の宮殿」を素晴らしい様式美ナンバーへとアレンジし
披露してくれました。その原型に出会えて嬉しかったです。

「ディープ・パープル」ファンとしては「リッチー・ブラックモア」
「イアン・ペイス」「ジョン・ロード」という「ディープ・パープル」
創始者達が、「ディープ・パープル」結成以前に共演している
音源が嬉しいです。しかも、7曲も3人のスタジオ共演音源が収録
されています。まだ、スタジオミュージシャンでしかなく、一般的に
無名な、後の伝説のスーパープレイヤーの下積み時代を垣間見れて
ファンとしては楽しめるCDでした。

伊集院光のはなし

2008年09月09日 | 小ネタ
ラジオの「伊集院光」を知らない人にとって、「伊集院光」は
デブタレントの雑学王ぐらいにしか思っていないかもしれないが
僕は「伊集院光」が日本の芸人で一番好きです。

ラジオ「伊集院光」と、テレビ「伊集院光」は全く別人キャラです。

ラジオ「伊集院光」は暴言、マシンガントーク、下ネタ、言葉の
イリュージョン、ブラックジョーク、妄言爆走、放送コードギリギリ、
強烈批判、ハイテンションと思いっきりパワフルなパーソナリティです。

例えば、洗濯機が壊れてメーカーに電話したってトークだけで、45分も
喋りっぱなしで、電話対応した担当者の、人生や家族構成や心境など
全編妄想で壮大なるドラマを展開します。

「太田光」が暴走した時に近いが、「伊集院光」は、「太田光」より
もハイテンションをキープできる持続力があります。

「太田光」もラジオで「伊集院はスゲーな。よく、あんなに早口で継続的な
笑いをアドリブできるよな。伊集院は友達だけど尊敬するよ。
俺は伊集院ほどボキャブラリー無いから、表現が偏るし、言葉に
詰まるんだよ。」と言っていました。

「伊集院光」は、「古館一郎」の早口、「立川談志」の社会風刺、
「松本人志」の突拍子の無いアドリブ、「嘉門達夫」のボキャブラリー、
「明石家さんま」のテンション、「岡村隆」のパロディ芸、
「横山やすし」の機転の早さ、「志村けん」の下らなさ(褒め言葉)、
「笑福亭鶴光」の下ネタ、「島田伸介」の番組進行力、「タモリ」
の知性、「有田哲平」のキレキャラ、「山崎弘也」の軽さ、
「鳥居みゆき」の支離滅裂さなど、ラジオという媒体で可能な笑いの
要素全てが詰まっています。

でも、なぜだかテレビ「伊集院光」は、やさしいデブタレントでしか
ないです。

「伊集院光」はラジオで有名になった人です。だからラジオがホーム
なのでしょう。「伊集院光」自身も言っていますが「いつもテレビ
みてますよ」と言われても全然嬉しくないけど「いつもラジオ聴いて
いますよ」と言われると、率先して握手やサインをしてあげたくなる
らしいです。「伊集院光」曰く「ラジオやってるから精神状態保てる
んだよ。テレビは息が詰まるし、テレビでの愚痴はラジオで全部吐き
出せるから。このラジオ番組無くなったら一番困るの俺だよ。」

そんな「伊集院光」のエッセイがコレです。

ラジオのトークをフラットにし、膨大なギャグや下ネタや脱線妄想
を削ぎ落としたような作風です。

ラジオのリスナーは、ブラック&辛口「伊集院光」とのギャップに
刺激が足りないかもかもしれませんが、あの「伊集院光」トークを
活字にしてもあまり笑えないと思います。あの、血管ブチ切れそうな
テンションでまくし立てるから面白いです。

結構、ほのぼのエピソードや、軽い笑いが多いエッセイです。

5年間のメールマガジン連載の750編から82話を選抜したエッセイ
なので、まだまだ何倍もストックがあるって事だから、是非続編を
出版して欲しいです。

「伊集院光」に限った話ではありませんが、芸人って特殊な経験が
多いから面白いフリートークが出来る訳じゃありません。何でもない
一般人は気にも留めない事を「面白い」と感じれる感性があるから
「先日こんなんありました」「僕が中学生の頃・・・」と、何でもない
話でも笑いになるのです。

「伊集院光」の素のキャラや、性格が素直に現れていて、自虐的な
エピソードの数々に、愛らしさを感じてしまいます。

さよならブラックモア、ようこそロニー・ジェームス・ディオ

2008年09月09日 | 小ネタ
車やバイクに名前をつけている人は意外と多いが、僕は
黒い車体の原付を「ブラックモア」と名づけ、約9年間
乗ってきました。「ブラックモア」は気分屋で、エンジンが
かからない時は、ウンともスンともいいません。でも、
調子が良い時は、非常にいい乗り心地でツーリング出来ます。
購入費13万円なのに、9年間のうちに修理代17万円ぐらい
かかった世話のやける奴です。

で、先週の火曜日、「ブラックモア」に乗ろうと思うと鍵が
ありません。数時間探しても、全然見つからなく、もう探す場所
無いぐらい探して鍵が無かったので、廃車にする事にしました。

スペアキーは無く、鍵穴で鍵を作ってもらうと莫大な金を要する
ので、もう潮時かな・・・と、割とあっさり諦めました。

唐津市内のバイク屋に手当たり次第に電話をし、中古原付が無いか
確認しましたが、なかなか無いものですね。

で、福岡のバイク屋に電話すると「6,7万円からありますが・・」
高い。僕が欲しいのは、自転車代わりに使えるポンコツで、3万円
前後のもので十分です。

最後の望みで電話した新興町の「ドリームホンダ」さんが「3万7000円
で1台あるよ」との事・・。

見に行ってみると状態も悪くなく、ややアクセルが重い以外は特に問題も
無さそうだったので即契約しました。

「ブラックモア」は引き取ってもらい、役所や保険の契約が済んだ新原付
が納車されました。

CMでもお馴染みの「ディオ」です。

じゃ、もう名前は決まったようなもの。そう、「レインボー」の初代
ボーカリストであり、ハードロック界の校長先生
「ロニー・ジェームス・ディオ」と命名しました。

これから僕の主な移動手段は「ロニー・ジェームス・ディオ」です。

「ディオ」というと、僕の愛しのアイドル「広末涼子」がCMを
していました。思えば、僕が中学時代から「広末涼子」ファンなので
相変わらず僕って一途ですね・・。

一途と言えば、読書も、ハードロックも、映画も、中学時代の趣味と
いまだに何も変わっていません。ただ、より深く、広く、知識を
持っただけで、昔と変わらない趣味ですね。
一番好きな作家は「清水義則」で、一番好きなギタリストは「リッチー・
ブラックモア」で、好きな映画ジャンルは「ヒューマン系ドラマ」と
中学1年の頃の僕と全く変わらず、もうすぐ30歳です。

9/1~9/7聴きまくったCD

2008年09月09日 | 今週聴きまくったCD
「ポール・ギルバート」の最新インスト作
「サイレンス・フォロード・バイ・ア・デフィング・ロア」を
買いました。意外にもフルインスト第2弾です。「レーサーX」
時代からインスト曲が多かったので、インストアルバムを何枚も
出していると思っていました。

「サイレンス・フォロード・バイ・ア・デフィング・ロア」のような
素晴らしいアルバムを聴くと、「ポール・ギルバート」に
「ミスター・ビッグ」は小さすぎたと思ってしまいます。

誤解しないでいただきたいけど、僕も同世代のハードロック好き同様
に「ミスター・ビッグ」を愛聴し、ライブにも行くファンでした。
だから言える事ですが、「ポール・ギルバート」の多才なバリエーション
の一片だけしか「ミスター・ビッグ」では表現できていなかったように
思います。「ビリー・シーン」にしてもそうです。

「ミスター・ビッグ」は凄くカッコイイバンドだけど、「ポール・ギルバ
ート」をハードロックの鎖で縛るのは勿体無すぎます。ソロになり
「ポール・ギルバート」のポップセンスや、ジャンルの幅広さに驚く
と共に、歌や、ドラムなど、今まで知らなかった「ポール・ギルバート」
の能力に、ただただ驚きました。ま、ドラムは「ミスター・ビッグ」時代
からライブで披露していましたが・・。

「サイレンス・フォロード・バイ・ア・デフィング・ロア」は、ギター
インストの歴史に残るべき傑作だと思います。「ジェフ・ベック」や
「ジョー・サトリアーニ」の打ち出した記録を塗り替えかねない名作
です。エレキギターサウンド好きにはたまらないですよ。

◆聴きまくったCD
◆モントローズ/ベスト

◆スティーヴ・ヴァイ/リアル・イリュージョン

◆ブラインドマン/ソウル・トーク・メロディアス・ウォーク

◆レッド・ツェッペリン最強トリビュート

◆レッド・ツェッペリン・トリビュート

◆システム・オブ・ア・ダウン/毒性

◆ポール・ギルバート/サイレンス・フォロード・バイ・ア・デフィング・ロア

◆ブラックモアズ・ナイト/シークレット・ヴォヤージュ

8/25~8/31まで聴きまくったCD

2008年09月09日 | 今週聴きまくったCD
「神」「フライングアロー」と言われる「マイケル・シェンカー」
のアコースティックインスト「サンキューⅡ」を買いました。

正直、ファンが望んでいる「マイケル・シェンカー」は、この
アルバムの路線では無い。でも、「マイケル・シェンカー」自身は
「サンキュー」シリーズを作る必要がありました。だから、最初は
自主制作で、数量限定販売をしたほどです。

人一倍ナイーブなギタリスト「マイケル・シェンカー」は、精神的に
ズタボロで、ファンの為ではなく、自らの感情を吐き出す事で
気持ちをリセットする意味合いがある作品だと思います。

スチールゲージのアコギインストと言うと「押尾コータロー」
「デパペペ」「ゴンチチ」とか日本人の華麗なる演奏を想像しま
すが「マイケル・シェンカー」はアコギの使い方が違います。

何処と無く無骨な感じがしますが凄く感情がこもっています。
アコギやクラシックギターやガットギターとかを専門的にやっている
ギタリストとは明らかに違い、アコギでもハードロッカーのカラーが
見え隠れします。それが、個性的で非常に心地よかったです。

「マイケル・シェンカー」と言うと、フライングVのイメージしか
無い人も多いと思いますが、一味違う「マイケル・シェンカー」も
なかなか乙なものです。


■聴きまくったCD
◆マイケル・シェンカー/サンキューⅡ

◆リッチー・ブラックモア/ゲット・ア・ウェイ

◆エンヤ/ウォーター・マック

◆アムデゥシアス/デモテープ

◆コンチェルト・ムーン/ベスト

◆サーベルタイガー/プロジェクト・ワン

◆ガルネリウス/ワン・フォー・オール

◆アンセム/ヘヴィ・メタル・アンセム

◆アンセム/セブン・ヒルズ

◆ブラインド・マン/ベスト

◆UFO/フォース・イット

◆メタリカ/メタル・ジャスティス

◆ホワイト・ライオン/プライド