元ラーメン屋店主のツイート集

ラーメン屋を10年経営し、今は閉店し、介護士をしています。

#36:マイケル・シェンカー(Michael Schenker)

2008年08月21日 | 魂のギタリスト聖典
ハードロック界で「神」「ゴッド」と言われる人は数あれど
元祖「神」のキャッチコピーがついたのはミスターフライングV
「マイケル・シェンカー」です。

「ランディ・ローズ」「エディ・ヴァン・ヘイレン」「ゲイリー・
ムーア」に並ぶ80年代の代表格のギタリストです。

「マイケル・シェンカー」は完璧主義者ゆえ、精神的に何度もまいり
髪をズタズタに切り裂いたり、アルコールやドラッグに溺れたりし、失踪を
何度も繰り返しました。UFO時代も、MSG時代もメンバー間の
トラブルは絶えず、強烈個性の「フィル・モグ」「グラハム・ボネット」
「コージー・パウエル」とは激しい喧嘩別れをしました。

ライブの演奏放棄は世界各国で繰り返しているようで、日本でも近年
2回演奏途中でギターを投げ捨て、公演中止にしたようです。

未だに気難しさは変わらぬようです。

精神病院に、入院や、カウンセリングで度々活動休止状態になりながらも、
魂の篭ったギターは他のギタリストを圧倒する説得力があります。

精神をすり減らしながら生み出す、叙情的メロディや、印象的なリフは
この先も語り告がれる事と思います。

僕は96年のMSGライブや、MSG&ウリ・ジョン・ロート&ジャック・
ブルースぐらいしか映像で見た事がありませんが、鬼気迫るような演奏
は強烈でした。

「マイケル・シェンカー」は、ネックを強引に歪めたり、クライベイビー
を中間で鳴らしたり、ぐらいしか主な個性的演奏は知りませんが、
あのカリスマ性と、生み出した名曲の数々は、堂々たるスーパーギタリスト
の風格を感じます。

#35:トニー・マカパイン(Tony MacAlpine) 

2008年08月21日 | 魂のギタリスト聖典
最近の「スティーヴ・ヴァイ」バンドで、「スティーヴ・ヴァイ」
と引けをとらない超絶ギターを披露している黒人キーボード兼
ギターが誰か気になっている人もいるかもしれませんが、彼こそ
90年代前半まで「イングヴェイ・マルムスティーン」
「ヴィニー・ムーア」と肩を並べる速弾きギタリストでした。

専門的な音楽の英才教育を受け、プロ並のバイオリンとピアノ奏者
でもあるが、80年代の速弾きブームに乗り脚光を浴びました。

「イングヴェイ・マルムスティーン」よりも音使いが丁寧で、
クラシカル音楽の理論を応用した複雑かつ流麗なハーモニーや、
スイープやライトハンドの技術の高さは他の追随を許しません。

技術や、作曲能力が高く、「トニー・アルドリッチ」や
「ジョージ・リンチ」や「ジェフ・ワトソン」らとアルバムを
製作したり、近年は「マーク・ボールズ」や「デレク・シェリニアン」
など元「イングヴェイ」の残党と活動して「イングヴェイ」フォロアー
色は未だに消えません。

「イングヴェイ・マルムスティーン」より上手いし、凄いのは事実
ですが、何度も繰り返し聴いていると飽きました。
何枚か持っていますが、いずれも完璧で、全く隙がないです。
それゆえ、暴れん坊で、強引な「イングヴェイ・マルムスティーン」
のような人間味を感じれませんでした。「イングヴェイ・マルムスティ
ーン」はエゴ丸出しの作風ですが、そんなのも含めて愛らしい魅力
があります。

「トニー・マカパイン」の長所であり、ソロで継続的に成功しなかっ
た原因はクオリティが高すぎ、驚異的に凄すぎた所にあると思います。

それにしても、近年の「スティーヴ・ヴァイ」バンドは凄いな~。
「トニー・マカパイン」も「ビリー・シーン」もいるなんてスーパー
バンドですね。「G3」より凄いんじゃないかな~。

#34:ジョン・フォガティ(John Fogerty)

2008年08月21日 | 魂のギタリスト聖典
今回紹介する「ジョン・フォガティ」は、スーパーギタリストや
テクニシャンギタリストではないけど、リードギターを弾きなが
ら歌うミュージシャンでは、ズバ抜けた歌唱力の持ち主です。

ギターと歌の共に超一流の人は多く「エリック・クラプトン」
「フレディ・キング」「エリック・ジョンソン」「ポール・
ギルバート」「リッチー・コッツェン」「ゲイリー・ムーア」
とか愛聴していますが、「ジョン・フォガティ」の聴く者を
メロメロに魅了し、パワフルで、哀愁的で、心の奥底まで
訴えかける凄さは群を抜いています。

「ジョン・フォガティ」は、「クリーデンス・クリアウォーター・
リヴァイヴァル」のボーカル兼リードギター兼ピアノです。

僕が「クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァル」通称
「CCR」を初めて聴いたのは、ソウルメイトO君のカーステレオ
でした。中学1年で僕にハードロックを教えたO君は、
ハードロック/ヘヴィメタルから足を洗い、オールデイズを
愛聴していました。20代前半だった僕は、刺激の無いオールデイズ
サウンドにいささか退屈さを感じ「もっとマシな音楽はないのかよ?」
と言い、O君が「コレならオマエも気に入るぜ」と、カーステレレオ
のCDを入れ替えました。

「ふ~ん、古臭いサザンロックかよ・・。ま・・悪くないな・・・
いや、結構・・好きかも・・。こういうのは好きだな・・。
・・・なんじゃこりゃ、滅茶苦茶いいじゃん。・・・衝撃的に素晴ら
しいぞ。う、鳥肌たってきた・・。素晴らしすぎて背筋がゾクゾク
する・・。こんな興奮は何年ぶりだろう・・・。」と、押さえ切れない
興奮で、全身が高揚してきました。

僕の中の音楽メーターで、60点を越える音楽と出会うと「聴いて良かった」
レベルですが、時としてメーターを振り切る音楽と出会うと、意識モウロウ、
ヒザガクガク、汗タラタラ、背筋ゾクゾクで、幽体離脱寸前のような
トリップ・トランス症状に陥ります。僕の範囲内の「素晴らしい」を
遥かに超える物と出会えた事に、感動、興奮で取り乱してしまいます。

今でこそ冷静に「クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァル」を
聴けますが、以前は好きさ要素だらけで毎回、興奮していました。
小学時代の初恋に近い感覚かもしれません。

だから、「クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァル」はBGMに
成りませんでした。音楽に全神経を傾けるので、他の事に気が回らなく成り
ました。

あれほどの衝撃は過去を回想しても「B’z」「ディープ・パープル」
「ジーノ」ぐらいのものです。

「クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァル」は、何もかもカッコ
よく、勿論ギターもカッコイイです。技巧派ではないものの、ブルースや
カントリーを上手くロックスタイルに導入し、泥臭いアメリカンな雰囲気
を醸し出しています。

僕は「オールマン・ブラザーズ・バンド」や「イーグルス」も好きですが
「クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァル」が断然好きです。

ウエスタン牧場・・・フォー・シー・ランチ(唐津)

2008年08月20日 | 唐津の大衆食名店


唐津市佐志の山の中にになる牧場&食事処「ウエスタン牧場・・・
フォー・シー・ランチ」に行ってきました。

西部劇が好きで、カントリーミュージックが好きな僕には「ビンゴ!!」な
お店でした。

店内の細部までアメリカ西部開拓時代のバーの雰囲気が再現されてい
ました。

テンガロンハットやウエスタンブーツが所狭しと並べてあり、バッファローの
頭蓋骨の壁掛けや、バッファローのツノの壁掛け、ロデオやインディアンの
ポスターなど、雰囲気バツグンな店です。

極めつけはカントリー・ミュージックがBGMで流れていて、僕が長年夢見て
いた西部劇の理想郷がそこにありました。

ネイティブアメリカン風のインディアンのアクセサリーや、携帯ストラップも
売ってありました。

本業は牧場で、乗馬教室などが主な業務のようです。

他のお客さんが「馬の餌やりしてもいいですか?」と言われていたので、
餌やりや、乗馬などもオプション料金で出来るようです。

僕はインディアン・カツカレーを注文しましたが、量が凄いです。
従来のカレー1人前の2,3倍は軽くありました。
更に、アイスコーヒーやサラダがついて800円と激安です。

アイスコーヒーの氷が、コーヒーを固めた氷でした。アイスコーヒーが
薄まらない気遣いにも感銘を受けました。



敷地内の大きな木にはロープと、板でブランコが作ってあり、スケボーのU字型の
ジャンプするやつがあったり、大きなビニールプールがあったり、テーマパーク
っぽかったです。近くで馬を見る機会なんてそうそうありませんので、是非
遊び&食事に行ってみてください。

山道をわざわざ行くのも億劫だと思いましたが、自然に囲まれた道を、車で
走るのも気持ちよくリフレッシュされました。


着くまでの道のシチュエーションも含め「ウエスタン牧場・・・フォー・シー・ランチ」
の魅力ですね。

バーベキューも予約注文出来るようなので、機会があったらしてみたいです。


読むデトックス・・・第五章・・・・・夢は逃げない、逃げるのはいつも自分だ(高橋歩)

2008年08月19日 | 店主の人生哲学
自分を持ち、自分の人生を歩む事は、自主的に生きれている
と言う事です。要するに自立した大人に成れた証です。
でも、残念ながら大人世代でも「大人」に成れていない人の
方が多いです。かく言う、僕だって幼稚な面が多々あるので
人の事は言えませんが・・・。

生きるうえで人間を駄目にする思考・思想が「後悔」「失望」
だと思います。
失敗や、逆境の壁にブチ当たる事は多々ありますが、終わった
事(過去の事)にイジケても仕方無いです。「反省」はしても
「後悔」はすべきじゃないと思います。あくまで、「次回」
に結びつく「反省」じゃないと意味がありません。

「失敗」もポジティブに受け取るべきです。
発明王「トーマス・エジソン」は、失敗の連続でしたが、本人は
「失敗ではない。その方法では上手くいかない事を発見できた」
と受け取っていました。そのタフな精神ゆえ、偉人になれた
のでしょう。

僕達も「失敗」したら、自分の欠点や弱点に気づけたと喜び、
弱点強化に励むキッカケに成ります。

挫折も、失敗も次へのステップです。

過去の失敗や反省は、全て財産です。
「失敗は成功のもと」です。

倒れる事は恥じゃありません。倒れても、倒れても這い上がる
事こそ生きるうえで必要な事です。倒れて終わる者は愚かです。

だから、過去のトラウマや、過去のイジメや、過去の対人恐怖
などに縛られ、今の生活にまで影響され続ける失望型で逃避
しつづけるような生き方は即刻止めるべきです。心の傷を深め
傷口に塩や唐辛子を練りこんでいるのは自分自身であると
気づくべきです。

人は何歳からでも変われると信じています。

「夢」「人生設計」「目標」「願望」「野望」などを明確にし、
行動しない人生は止まっているのと同じです。

「夢」「目標」は、行動の経過と共に変わったっていいです。
その時々の自分が納得できる生き方に正直で、ナチャラルな
事が重要だと思います。
すなわち、「現時点」の「自分」に手ごたえを感じ、少しづつ
自分の「理想」が具現化している事こそ、生きがいになります。

自分の人生を「どう生きたいか」「どう成りたいか」「何をしたいか」
を真剣に考え、自分の人生の「大切な事」を優先順位で並べ
気持ちの整理をする事は意義あると思います。

基本的にどう生きようが自由です。借金まみれでうだつがあがらなくても、
欲望のおもむくままに生きても、味気ない日々を送っても、ネット上で
凶暴になる根暗オタク気質でも、自由です。他人に損失や、危害を加え
ない限りは自由ですが、幸せに生きる提案とし駄文を書かせて頂きました。

「読むデトックス」シリーズは意外と好評で、当店のお客さんとの会話
要因にも成っているので、今後も不定期に連載いたします。

読むデトックス・・・・第四章・・・・明けない夜はない。止まない雨はない。

2008年08月19日 | 店主の人生哲学
当ブログでも常々書いていますが、僕は「生きるうえで
最も重要な事は夢」だと思います。

「夢」も「希望」も無い人生は味気ないです。

将来への可能性も、幸せも、捨てた人生には
「生きがい」の無い寂しい生き方です。

「夢」を持つ事は、「人生に期待をし」「人生をあきらめず」
「人生を開拓」する積極的な生き方です。

「夢をもてない」って言う人は、「自分を持てない」と同意語です。
自分を大切にしてしなく、自分を諦めているから「夢」が無いの
です。

よく言われる、使い古された月並みな言葉ですが
「何もしない後悔より、失敗した後の方が価値ある」
と言う思いを胸に、今まで生きてきました。

世の中はネガティブ思考が蔓延しています。そんな、不安
で、臆病で、劣等感を抱えている人々への特効薬が「夢」
です。「夢」さえあれば、苦しさにも、不幸にも耐えられ
「ネガティブ思考」に打ち勝てます。

夢中で何かを追っている人には、不幸な思考なんて思い浮か
びません。努力が自信に繋がり、困難や、チャンスを掴む
と信じる心が、努力の手を緩めません。そもそも、努力が
必ず報われる保障はありませんが、努力をしなければ
夢の実現に近づく事はありません。

ここで、誤解してはいけないのが、幼稚園児、小学生児童の
「夢」で終わってはいけません。「夢」を持つだけでは
絶対に実現不可能です。

「夢」を持ったら、行動しない限りは「夢」を追う実感が
ありません。

エセ宗教のような「拝み、願えば望み通りに叶う」なんて
真に受けたらいけません。インチキ・デタラメな戯言なんて
信じるだけ時間の無駄です。

努力をしている限りは、人は成長しつづけます。人間の持っ
ている能力の半分も活用していないのが現実です。
貪欲に努力を積めば、実現の可能性も高まります。

先の事は後から考えればいいです。慎重に、堅実に、保守的に
やっていても埒が明かないです。先々の心配ばかりをし、
やりたい事や、やるべきことをやらないのは愚かです。

ポジティブに将来に期待を抱くと「やる気」が沸きます。

ネガティブに将来への不安を抱くと「無気力」になります。

「やらない」「できない」と、あきらめるのは簡単で、楽な
生き方です。でも、生きるハリが失われてしまいます。
何もかも、あきらめ、消極的に陰日向の生活をやっていると
自分には何にも残りません。自分に何にも無く、喜怒哀楽を
失い、ただ起きて、気力なく働き、夜寝て、のサイクルだと
「生きる」執着すらも見失います。自分が作り上げた負の
サイクルで不幸になると、他人を羨み、妬み、ジェラシーを
感じ、頑張る人、幸福な人のジャマをしたくなるのでしょう。
それが、放火や、イタズラ電話や、無差別殺傷とか陰湿犯罪
に繋がります。

保守的な人生で「退屈」「マンネリ」感を感じたら、そんな
生活はブチ壊して、全て失ってでも、前に進もうとする生き方
が人間らしいです。紆余曲折、波乱万丈で、人生のフリ幅を
広げた方が生きてるって実感できます。
ゆっくりグルグル回るメリーゴーランドやコーヒーカップなんか
降りて、ジェットコースター、フリーホールで感情が掻き乱される
ぐらいの人生の方が「生きてる」と実感できます。

夢の実現で最重要なのが「もう1人の自分」です。
要は、自分を客観視して自己評価出来る人しかステップ・アップ
出来ません。自分で、自分を褒める事で、自らのモチベーションの
低下を防ぎます。そういった意欲を高める自己演出が必要です。

僕にとっては、それが「寿司」です。と、言っても「くるくる寿司」
ですが、普段は一切食べません。でも、自分の中で達成感や、成長
を感じた時はご褒美とし「寿司」をたらふく食べます。
「コハダから始まって最後はアナゴやタマゴやカッパ」とか一切
無視。最初から「ウニ」「中トロ」で、寿司の流儀に反する、同じ
ネタの連食。と、好き放題食べます。その満足感があるから、
次に繋がります。

「努力」「苦労」があって、夢を掴んだ達成感への喜びと感動が
あります。難なく、容易く、夢を掴めた天才肌の器用人は、ある種
不幸です。

「夢」とは「ピュア」でないといけないと思います。自分の深層心理
にも穢れ無き「やりたい事」でなくては意味がないです。世間体や、
下心を優先した「目標」では、自分の本当の「夢」ではありません。
そんな表面的な「夢」のメッキでは、頑張りにも限界があります。

今から書く事は、特にネガティブ思考な人で、社会と断絶したような
生活を送っている「ニート」や「引きこもり」ぎみの人に読んで欲し
いです。

今の自分や、将来の自分に絶望し、悲観的になってどうしま
すか?

何もやらないうちに「どうせ俺は」と、諦めるほど下らない生き方は
ありません。報われるか、どうかは結果論であって、まずは始めない
事には可能性は「0」のままです。もし、駄目な結果になっても、
それが人生・・・無駄じゃありません。始める前にあきらめるような
生き方で得る物なんて何にも無いけど、失敗した事で得る事は多い
です。経験を積む事が、人生の厚みにもなります。

「夢がある」「夢がない」では、同じ仕事をしても、仕事の取り組み
方や、姿勢が全く違います。「やる気」の差とは仕事にも大差が
出ます。時間は皆に平等でも、嫌々働いた8時間と、情熱を注いで
働いた8時間では時間の「質」や「密度」が違います。

「夢」は壮大なテーマゆえ、まだ書き足りないので、次章につづきます。

半年ぶりのブック・オフ・・・読書のススメ

2008年08月19日 | 小ネタ
福岡市内で一人暮らしをしていた頃は、仕事帰りに毎日
「ブック・オフ」に行っていました。行けば必ず、CDや、
ビデオや、雑誌や、本を買っていました。

でも、唐津市に帰ってきてからは、生活スタイルもだいぶ
変わった事もあり、仕事の通勤路に「ブック・オフ」が
無い事もあり、あんまり行かなくなっていました。

でも、今日「みきや楽器店」の店長と喋っていて「ブック・オフ」
の話が出たので、久々に行ってみたくなり行きました。

福岡時代と同じく、まずは中古CDコーナーです。洋楽の安い
コーナーから1枚づつ物色し、高いコーナーも見渡しましたが、
あんまり目ぼしい物が無かったです。

次が文庫本コーナーに行きました。ここには魔物が棲んでいます。
ついつい衝動買いをしてしまうエリアです。

はい。今回も「池波正太郎」「松本清張」「清水義則」など11冊
買いました。読めば、全然無駄じゃないんですが、このうち2,3冊
読めばいい方です。買うばかりで、たまりに、たまった小説やエッセイ
などが数百冊あります。本棚の3分の2近くの本が読んでいないん
だから勿体無いです。そのくせして、気に入った本は、3,4回読み直す
始末です。
でも、書店や古本屋で、欲しいと思うと抑え切れません。

値段と、読む行動力は比例しているのかもしれません。
2000円前後のハードカバー本は必ず読みますが、古本文庫の100円
ぐらいのは読まないままのが多いです。

中学、高校ぐらいは、2日に1冊は読んでいましたが、専門学校時代ぐら
いから週に1冊ペースに成り、社会人になると1ヶ月に1,2冊ペースに
成りました。でも、買うペースは中学、高校時代と変わらないので、読ま
ずに本はたまるばかりです。ここ数年は、週に1冊は読むようにしていま
すが、レンタルDVDや、インターネットや、テレビにより、
1人の時間を読書以外に費やす事も多くなりつつあります。

今日は夕方から買ってきたばかりの「池波正太郎」の「男の作法」を
読んでいますが、非常に面白いです。
「池波正太郎」は食通ゆえ、食べのに関する考え方や作法がとても
興味深かったです。

有名人、著名人など言われる人で、スポーツ選手や、俳優や、歌手や、
タレントなど色々ありますが、仕事で自分自身を最も晒し表現している
のは小説家、エッセイストだと思います。表面的では無く、内面も投影
しているからこそ、読者を引き付けます。性格、癖なども包み隠さず
現しているからこそ人間味があります。あらゆる媒体が進化しようと
も、活字文化には他とは決定的に違う良さがあります。

僕は映画ファンですが、映画やテレビは製作者の受身でしかありません。
でも、本は文字のみです。文字で全てを表現するゆえ、読者にも想像力
が必要です。だから、作家と読者の競演みたいな良さがあります。
受け取り方が、千差万別なのも本の良さです。読者が勝手に解釈する
のも自由で、行間を読むという楽しさもあります。

これから、読書の秋に入ります。秋の昼下がりに、落ち葉散る街路樹沿い
のベンチに腰掛け、うつり行く季節を肌で感じながら、読書に酔いしれて
はいかがでしょうか?

味ひろ

2008年08月19日 | 唐津の大衆食名店
町田の「味ひろ」で昼食をとりました。

「白身魚のフライ定食」を注文しました。

店内を見渡していると、やたらと豚肉をフューチャー
してありました。今度は「BIGなトンカツ定食」を
食べようと思います。

魚フライ、サラダ、味噌汁、キンピラごぼう、キューリのぬか漬け、
ごはん(おかわり自由)って、バランスの取れた組み合わせでした。

何の白身か分かりませんが、見た目は1口トンカツみたいな感じで、
淡白な味わいで非常に美味しかったです。

時には、こういう素朴な和風の定食を食べるのもいいですね。

8/11~8/17聴きまくったCD

2008年08月18日 | 今週聴きまくったCD
最近「エルビス・プレスリー」の楽曲をずっくり聴き、改めて
「シンプル・イズ・ベスト」と言う言葉が頭によぎりました。

知らず知らずに、複雑、難解な音楽を愛聴している自分がいて、
プログレッシブロックのような前衛的なモダンアート作風の
音楽に芸術性を感じていました。ロックの基本である3コード
ナンバーなどに関心が薄れていたのは事実です。

でも、改めてロック誕生期のロカビリを聴くと、シンプルで、
ストレートだけど、純粋にカッコイイです。この、感覚を
忘れたらダメだと痛感しました。モダンヘヴィネアスや、
ミクスチャーや、ハードコアや、グランジや、オルタナティブや、
デスメタルなど何を好きでも良いけど、ロックの元祖の良さを
忘れて最新ロックスタイルだけを追うのは浅はかです。
ロックのルーツにも愛着を持ち、今一番好きなロックの深みを
感じれると思います。

ラーメンにも通じます。

当店は、ニューウェーブだの、新感覚だの、革新的だの、
独創的だの、唯一無二だの、国士無双だの、独自のスタイルを
貫き、複雑な味わい、重層型な奥行き、深いコクなどにこだわっ
てきました。でも、僕自身がプライベートで一番食べに行ってい
る店は、シンプル、ストレート、あっさりな、豚骨のみを数時間
煮込んだスープの店です。口当たり軽く、しみじみと味わう
オールド系ライトラーメンを忘れたら、独創性など単なる
独りよがりの自己満足のマスターベーションでしかないです。

「成金」=「嫌な奴」ってイメージがあるのは、下積み時代や、
極貧時代を忘れ、金持ち=偉いと、驕り高ぶり天狗になる人が
多いから「嫌な奴」イメージがあると思います。原点を見失わず
肩書きや、地位や、金で、性格が変わらず、謙虚な原点を
見失わない事が重要だと思います。

「エルビス・プレスリー」の楽曲は、現代っ子が聴くと、野暮ったく
古臭く、チープに聴こえるかもしれませんが、全世界に社会現象を
起こし、ロック=不良の図式を作りました。その影響はいまだに
続き、間接的にはロック、ポップ全般の原型を作りました。

「プレスリー」の原点、ブルースやカントリーもなかなか奥が深い
ので探求すると面白いですよ。

◆エルビス・プレスリー/ベスト

◆UFO/ライト・アウト

◆UFO/現象

◆ラウドネス/二井原時代のベスト

◆コージー・パウエル・フォー・エバー/ロック・サミット

◆レイジー/エンド・オブ・オール・デイズ

◆ウリ・ジョン・ロート/僕セレクトCD-R

◆夏川りみ/夏風

◆ブラックモアズ・ナイト/僕セレクトCD-R

◆ビリー・ジョエル/ビリー・ザ・ベスト

◆永井龍雲/ベスト

◆曳山囃子保存会/唐津くんち曳山囃子

ぴーぷる放送に山田洋先生が・・・

2008年08月18日 | 唐津・からつ・カラツ・KARATSU
「ぴーぷる放送」の「からつ塾」に、唐津市立第一中学校の
3年間、歴史の授業でお世話になった山田洋先生が出られて
いました。

僕は中学3年生の文化祭で山田洋先生脚本の「虹ノ松原一揆」
で、一揆を起こす農民役を演じたので、思い出に残っている
先生でした。

懐かしい山田洋先生の授業を受ける感覚で少し見ようと思ってい
ましたが、どんどん話に引き込まれ結局2時間の講義を
全て見ました。

江戸時代の古地図による唐津の城下町を、現在の写真と照らし合わ
せる前半内容は非常に興味深かったです。

結構、唐津市には、江戸時代初期のままの姿で残ってる石垣や、
門などがあった事に驚き、江戸時代の文献に基づき復元させてる
場所も多いようですね。

旧東高校跡地(早稲田中学開校地)は、元々武士育成の学校があった
ようで、旧志道小学校(現大志小学校)は明治時代には英語学校が
あったようですね。

近松寺側の公園あたりは、元々は牢屋があったようです。すなわち、
刑務所です。

現水主町も、元々は唐津の港拠点で漁業が盛んな町だったようです。
今の街並みとは地形もだいぶ違う異なるようです。

後半は、古文書を解読した講義で、唐津城、名古屋城を築城した
理由、何年に築城されたとかを詳しく教えてくださいました。

現在の唐津城天守閣は、唐津市観光拠点とし金子道雄市長時代に
建築されたようです。「でも、唐津城には元々天守閣が無かったので
佐賀県内の歴史研究家や社会科教師達が建築反対の猛講義を
しましたが、結果的には唐津城目当てに唐津市に訪れる観光客も
多いので唐津市にとっては作ってよかったんでしょうね。」
と、締めくくられました。

先祖代々唐津市に住んでいるものの、唐津市の歴史に無知だった
ので、今回いい機会をいただきました。

中学時代もっと、山田洋先生の授業をちゃんと受けてたら良かった
です。

山田洋先生、からつ塾さん、ぴーぷる放送さん、ありがとうござ
いました。

フードファイター様式美麺れいんぼ~

2008年08月17日 | 唐津の大衆食名店
先日、深夜番組で「小泉エリ」ちゃんが、「ごはんリレー」で
香川県で本場讃岐うどんを何軒も連食しているのを見て以来
うどんが凄く食べたかったです。

ようやく、今夜、夕食に「牧のうどん」に行きました。

炊き込みごはん、ゴボウ天うどん大盛、エビ天トッピングを注文し
ました。

毎回注文する、炊き込みご飯をモグモグ食べていると、ドデカイ
すり鉢みたいのがきました。ビッグサイズのどんぶりでした。

見た目の量でひるむのは、「井出ちゃんぽん」の野菜、麺大盛以来です。

「うわぁ???何じゃコリャ」って量で、ラーメン屋を平気で4軒連食
する大飯食らいの僕でも、少し自信が無かったです。

とても美味しく、作り置きとは言えエビ天は凄く旨かったです。

でも、食べても、食べても一向に減りません。

食べ物を残すのは、僕のポリシーに反するので、食べ進めましたが、
麺が残り10本ぐらいの所で限界に到達しました。そこから進みません。
麺1本を3センチぐらいづつ食べ進めるのが精一杯でした。暑さの汗
以外に、嫌ーな油汗も出てきて何とか完食。スープまで飲み干す余力は
無かったですが??。

駐車場の車に戻ると、10分ほど休息をしました。腹パンパンで、
喉まで麺がある感じでした。こんな気分は、バイキングで90分間
食べ続けて以来です。僕が少食になったのか、単調なうどんの詰め込み
がキツかったのか、こんだけ腹いっぱいになったのも珍しいです。

そういえば、夕方、お客さんから饅頭9個貰って食べたので、腹が減って
いなかったんだな??。

「うどん食べたい」欲はおさまりました。しばらく、うどんは食べなくて
いい気分です。








エルビス・プレスリーの命日

2008年08月17日 | 音楽・楽器
8月16日はキング・オブ・ロックこと「エルビス・プレスリー」
の命日で、ラジオでは「エルビス・プレスリー」特集が朝から
晩まで、色んな番組で行われていました。

当店も、16日は店内で「エルビス・プレスリー」のみを
流していました。

15日FM佐賀では、毎年恒例の「エルビス・プレスリー」特番
が3時間ありました。最近あんまり「エルビス・プレスリー」を
聴いていませんでしたが、50年代~70年代までの名曲を
DJの解説やエピソードと共に聴くと、改めて「プレスリーは
キングだな~」と感じました。

特に「2001年宇宙の旅」→「ハウンドドッグ」→「監獄ロック」
→「ジョニー・B・グッド」(チャック・ベリーのカバー)→
「好きにならずにいられない」のライブ音源では、怒涛のロカビリナンバー
では、ノリノリでツイストやモンキーを踊りたくなりました。
「好きにならずにいられない」は聞惚れました。
僕は、この77年の「イン・コンサート」は買います。
数々の名曲が全く違うアレンジになっていて「ハウンド・ドッグ」の
ブギウグアレンジは、原曲とはまた違うカッコ良さがありました。

「エルビス・プレスリー」と言うと、トリビュート・コンサートを
思い出します。「ロッド・スチュアート」「ジョン・ボン・ジョヴィ」
「矢沢永吉」の3人が一緒に「エルビス・プレスリー」ナンバーを歌い
ステージ直後の「矢沢永吉」の興奮ぶりは尋常じゃなかったです。
「最高よ。アジア代表の矢沢が、ロッドとジョンに勝った・・・」
別に勝負はしてなかったんですが、「矢沢永吉」本人は「ロッド・
スチュアート」「ジョン・ボン・ジョヴィ」と勝負してたんですね。

ソ連で最初のロックコンサートをしたのは「ボン・ジョヴィ」ですが、
そのドキュメントビデオで、「ジョン・ボン・ジョヴィ」がソ連の
レコード屋に行く場面がありました。店内にはクラシックレコード
ばかりでしたが、唯一「エルビス・プレスリー」のレコードが売って
あり「ジョン・ボン・ジョヴィ」が大喜びしたのが心に残っています。

海外ドラマの「フルハウス」でジェシーおじさんと言うロッカーが
いますが、ジェシーが崇拝してやまないのが「エルビス・プレスリー」
です。ニュースキャスター、コメディアン、ロッカーという変な組み合
わせの共同生活ですが、ロッカーのジェシーが時々ギターやドラムなど
演奏するのが楽しみで見ていました。

元首相の「小泉純一郎」の通称「卒業旅行」と言われている、アメリカ訪問
で、本物の「エルビス・プレスリー」愛用サングラスをかけ、歌と空手
ダンスを披露したのには笑えました。小泉さんのユーモアは好きでした。

#33:アラン・ホールズワース(Allan Holdsworth)

2008年08月15日 | 魂のギタリスト聖典
ギター関連の専門誌を読むと、数々のギタリストが
インタビュー等で「アラン・ホールズワース」への敬意を
語っています。これほど圧倒的な尊敬を集めている
ギタリストは「ジミ・ヘンドリックス」と「アラン・ホールズ
ワース」ぐらいです。

「アラン・ホールズワース」は幼少期からジャズ溢れる家庭環境
で育ち、トランペット、サックス、ピアノ、バイオリン等の楽譜を
ギターで弾いていました。ギターの常識や前例を超越しているがゆ
え、多くのギタリストには解読不能な演奏を自然にやってのけました。

「アラン・ホールズワース」は、他人が考案した演奏法、作曲法が
嫌いで、既存のスケールを無視し、自らスケールを創作しました。


不可解なギター「シンタックス」を弾きこなせるのは「アラン・ホール
ズワース」のみ。と、言われています。

「アラン・ホールズワース」はピッキングのアタック音が嫌いで、
ピッキングや優しく、滑らかです。大のピッキング音嫌いゆえ、
レコーディングでピッキングした瞬間の音は全て消したほどです。
ボリューム奏法を多様するのも、ピッキング音嫌いゆえらしいです。

ハードロックには、石ピックや、コインや、金属製ピックなど、
アタック音もカッコよさみたいな風潮があるので、「アラン・ホール
ズワース」のキーボードみたいなサウンドには少し寂しさがあります。

ザル蕎麦をすすらず、あむ、あむと、無音で食べている感じで、粋さ
や、旨そうってのが削がれた気分です。

だから、ハードロック好きの人とかが「エディ・ヴァン・ヘイレン」
ルーツで聴いても、良さが分からないかもしれません。

プログレッシブロック、フュージョンをある程度聴きこんで柔軟な
耳にしておく必要があると思います。

従来のエレキギターサウンドの愛好家にはオススメできませんが、
エレキギターの新境地や、エレキギターの極限状態を体感したい
方には大推薦します。

ジャンルや、好みを、取っ払い、世界最高技巧派ギタリストと
成ると「アラン・ホールズワース」なのかもしれません。

#32:高崎晃(AKIRA TAKASAKI)

2008年08月14日 | 魂のギタリスト聖典
日本人はアメリカやヨーロッパのギタリストに勝てないのか?
とういジレンマから日本人を解き放ち、日本最高峰のギタリスト
で、ヘヴィメタル界の主要ギタリストに君臨した唯一の人物が
「高崎晃」です。

国内の人気ギターヒーローと言うと「布袋寅泰」「松本孝弘」
「hide」「野村義男」・・・etcとか名を連ねますが、
「誰が日本一凄い?」と漠然とした質問だと、偉業実績、経歴、
テクニック、カリスマ性などで「高崎晃」に成ると思います。
(僕はメタル寄りのリスナーだからかもしれませんが)

日本ヘヴィメタル界の帝王「高崎晃」は元アイドルでした。

アイドルバンド「レイジー」は、デビュー時レコード会社の戦略で
路線変更を強いられ、和製「ベイ・シティ・ローラーズ」とし、
振り付け、フリルコスチューム、ポップソングで、10代の女性を
中心に注目を浴びました。

しかし、「高崎晃」を筆頭にメンバーのフラストレーションが
高まり「レイジー」を解散し、「レイジー」時代のメンバー
「樋口宗孝」をリーダーにし「ラウドネス」が結成されました。

ヘヴィメタル好きは、洋楽派が圧倒的に多いけど「「ラウドネス」は
別・・・」と、他のジャパメタ系と区別し、ジャパメタ系でも
「ラウドネス」だけは聴くってファンが多いです。
大人世代が「アニメは見ないけど、ジブリは別・・・」って感覚と
似てるのかもしれません。

「ラウドネス」ファンに袋叩きにされるかもしれませんが、
僕は「高崎晃」の作曲能力については、ズバ抜けたものを感じません。
印象的なリフは数多くあるものの、他と比較し、「ラウドネス」が
特に優れているとは思いません。でも、他と比べ劣ってもいなく
ある意味凄いです。

「ラウドネス」以前もジャパメタはあったものの、アメリカやヨーロッパ
のヘヴィメタルとは比較に成らない「ヘヴィメタル・テイスト・歌謡曲」
でしか無かったです。日本に本物の「ヘヴィ・メタル」を持ってきた
のは「高崎晃」です。しかも「高崎晃」は、アメリカ、ヨーロッパにまで
勢力を伸ばし、本場と張り合い、後の日本人ロッカー達に勇気と夢と
希望を与えました。

アメリカやヨーロッパに対し、劣等感を感じていた、日本のヘヴィメタル
界に「日本人にもやれる」というのを証明したのが「高崎晃」です。

「高中正義」「Char」「渡辺香津美」「押尾コータロー」とか
上手いギタリストは日本にも大勢いますが、「熱い」ギタリストと
言うと「高崎晃」を超える人はいないと思います。

「ポール・ギルバート」や、初期の「イングヴェイ・マルムスティーン」
がインタビューで絶賛した事もあり、超絶技巧派ギタリスト好きの
ギターキッズらの「高崎晃」ファンも多いです。

お盆も休まず営業します

2008年08月14日 | れいんぼ~情報
当店は、お盆も休まずに営業いたします。

毎回、盆、大晦日、正月、大雨、唐津くんちは、商売に
ならない程暇です。連休、ゴールデンウィークも暇暇です。


遠方に住まれている方で、実家が唐津市の方とか、里帰り
ついでに来て頂けたら嬉しいです。

唐津市は個人営業の店の殆どは休みなので、当店も休みと
思われているのかもしれません。

周囲が休んでいたらチャンスと思いがちですが、残念ながら
休んでいた方がマシなぐらい暇ですね。

気楽にやっていまーす。