鹿児島歴史みてあるき  ~ 外城・四季・フォト ~

     2007年から始まった薩摩藩・麓(外城)巡りの記録。各地を訪れた四季折々の風景。日々の暮らし。

2008 勝目麓 02

2009-03-07 | 麓-南九州市

勝目麓は注意して通ると往時の面影を偲ばせる石垣が国道や旧道沿いに多く残っている

屋敷はないが石垣が残っている

丸い頂部の意匠が面白い

 

 

勝目小学校付近

 

古い石柱の門

 

古いかは分からないが、入来麓で見たような犬槇の門が勝目でも見られた

 

 

旧道沿いに残る石垣

 

頂部に傘石を載せた見事な意匠の門

 

 

石柱の門。頂部の意匠が珍しい

 

古い石垣と生垣。各地の麓によく見られる景観が勝目麓でも見られる

 

 

 

門の登り口の左右に石垣が積まれている

(訪問記)

勝目麓は残念ながら武家門は残っていないが、国の指定文化財である旧勝目郵便局や古い洋館、石垣等が残り、明治や大正時代のハイカラな村の雰囲気を感じさせる、そんな地区です。


2008 勝目麓の風景

2009-03-07 | 麓-南九州市

南九州市川辺町から枕崎市へ向かう国道225号線沿いに勝目地区がある。

勝目村と呼ばれ藩政時代に地頭仮屋が置かれた。勝目村は旧川辺町と合併しさらに知覧町、頴娃町と合併して現在の南九州市となった。

勝目麓の交差点近くにある地頭仮屋跡。石造りの門柱、石造りの塀が残る。

交差点を入った旧道に麓地区が残る。写真は昨年12月に訪れたときのもの

 

旧道に沿って意匠の見事な石垣が続く。石垣内の数々の犬槇も見事

 

新築の家作りにもこのような石垣を取り入れてくれたらと希望する

 

側道から元の旧道をのぞむ。左右に石垣が積まれ、左には石造りの門柱が見える

 

医院。古い洋館がたつ。

グループホームが併設されている

 

以下の写真は夏に訪れたときのもの

 

斜家。古民家を利用した実はラーメン屋。看板らしきものはない

 

旧勝目郵便局。国の登録有形文化財。昭和16年築。地元遺産として是非活用したい

(続く)