4月12日から旧島津氏玉里邸庭園の一般公開が始まる。国名勝指定庭園。
玉里邸庭園は島津藩主斉興によって別邸として造営された大名庭園。書院の上御庭と回遊式庭園の下御庭からなる。
西南戦争で焼失したが島津久光が2年後に再建。久光公は明治20年に死去し国葬で送られた。
国葬にあたり黒門から国道まで道路(国葬道路と呼ばれる)が整備された。
玉里邸の黒門。大きくて立派な武家門である。久光国葬時の出棺用に作られた。
黒門はシロアリ被害のため2009年に解体し約1年かけて修復。庭園の一般公開にあわせて開門された。
門をくぐると正面に石敢当が設けられている。
玉里邸庭園の周囲を見事な石塀が囲む。
黒門の正面に国葬道路をのぞむ。
(続く)
参考:鹿児島市ふようまつり(2007.11)・・・修復前の貴重な黒門が写っている。