鹿児島歴史みてあるき  ~ 外城・四季・フォト ~

     2007年から始まった薩摩藩・麓(外城)巡りの記録。各地を訪れた四季折々の風景。日々の暮らし。

2010 屋久島・千尋滝とトローキの滝

2010-05-10 | 種子屋久・奄美諸島

ヤクスギランドから安房に下り、千尋滝に向かった。展望台からみえる千尋滝。

モッチョム岳の脇を車で少し登ると駐車場があり、そこから展望台まで直ぐである。

前回訪れた時よりも水量があるようだ。

展望台から下に下りる階段があるが通行禁止。巨大な一枚岩がすごい

 

千尋滝を戻り、トローキノ滝へ。森の中を先端まで歩いていく。

 

トローキノ滝。国道の赤い橋が印象的。奥の山はモッチョム岳

 

 

橋の上から滝つぼとその先をのぞむ。

 

トローキノ滝への入口でこんな標柱を見つけた。

753年というと奈良時代、遣唐使の船が帰路屋久島の浜に漂着し、吉備真備が上陸したとある。

遣唐使の航海は命がけであったときく。奈良時代も屋久島は人が住んでいたであろうが想像がつかない。

 

安房港でレンタカーを返却し予約を取ってもらった安房のビジネスホテルに宿泊する。

近くの食堂レストランでビールと夕食をとる。

翌日は午前中に安房で仕事。仕事でお世話になったKさんと一緒に宮之浦へ。Kさんは屋久島6年目の転勤族。

まだ縄文杉まで登ったことがないという。今度いっしょに登りましょうという話になった。

海沿いのレストランで昼食をとる。そのときのトビウオの刺身。

 

宮之浦で仕事中にヤクシカが近くに出現した。こんな町中まで現れるとは。

屋久島全体に1万2千から1万6千頭くらいいるという。ヤクシカによる農林業被害は地元にとって悩みの種。

宮之浦で雑談中、昭和30年代から40年代前半の林業に沸く屋久島の話がでた。営林署の仕事、トロッコ通学

小杉谷集落のにぎわい、米軍機の墜落、縄文杉を越える幻の大杉捜し・・・屋久島の山中をまわり縄文杉を一緒

に発見した方の話は実に面白かった。こないだの出来事のように話してくれる。

興味は尽きないが乗船時間が迫り宮之浦港へと向かった。今度は三岳片手に昔話の続きを聞いてみたい。



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