朝夕眺める桜島の景色は雄大だ。桜島が存在しないと鹿児島市からの眺めが平凡な景色になってしまう。
東京から鹿児島に引越して、我が家に東京から弟夫婦が遊びに来たとき、いきなり「桜島はどっちよ」と聞いた。
これには思わず笑ってしまった。
鹿児島市民がマンションを買う場合、南向きであるよりも桜島が見えるかどうかが重要なポイントになっている
桜島の近くで暮らす住民や農家にとって降灰は悩みの種。
しばらくおとなしかったが今年は特に活動が激しく噴火しては灰を周囲に降らせている。
桜島に噴火があると今日はどっちに流れるのだろうと風向きを思わず気にする。
こちらにきそうなものなら窓を閉めたり洗濯物をとりこんだり降灰に対処しないといけない。洗車にも頭が痛い。
レインボー桜島が「訳あり、山側限定半額プラン」を発売したところ、迫力ある活火山を安全間近に見られるとして
観光客に人気であるという。やっかいな桜島の噴火を逆手にとったユニークなアイデア商品である。
桜島の噴火を逆に売りにしてしまうアイデアに感心する。国民宿舎レインボー桜島
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