2022年11月12日、「道の駅ゆうひパーク浜田」での朝ご飯からのスタートです。この道の駅も「ゆうひパーク」というだけあって、日本海に沈む夕陽が素晴らしいようです。
腹ごしらえを済ませて9:20に出発、途中はあまり見る所もないので津和野まで一気に走りました。津和野では駅前の市営駐車場に車を停め、小さな町ながら見どころ満載の山陰の小京都をワンコとともに歩いて巡りました。まずは駅前に展示されているデゴイチです。
機関車を見るといつも思い出すのが中学校の国語で習った俳句「夏草に 機関車の車輪 来て止まる」。誰の句だったか、帰ってからあらためて調べてみると山口誓子でした。駅前をスタートして本町通りを歩いていくと、何とも言えない風情のあるお店、歴史を感じるお店が次から次へと出てきます。
この鯉の米屋さんはお店の奥の中庭で飼っている鯉を自由に見学させてくれるお店です。お店の方がすごく気さくな方で、ロケや取材の対応でテレビに出演されることがよくあるそうです。
本町通りから殿町通りに入ると歴史的建造物が並んでいます。通りの両側のいちょう並木はほとんどの葉っぱを落としていましたが、カトリック教会の大銀杏は見事でした。
町並み紹介のガイドさんに連れられた団体ツアーの方がたくさんいました。ガイドさんの解説をそばで聴いてみるとなかなか愉快な話をしていました。殿町通りが津和野川に突き当たるところに鷺舞モニュメント広場があり、その隣にあるモミジの何と美しかったことか。太陽の光を受けて輝いていました。
津和野川にかかる橋の上を見るとカメラを持った人が何人かいて、その向こうには鉄橋が。そういえば、と思って時計を見ると、やっぱり。事前に調べて記憶していた時刻です。JR山口線は1日に1回、新山口駅から「SLやまぐち号」を走らせていて、それがちょうど津和野駅に到着する時刻です。ただし、機関車は故障中で、この日はディーゼル車で代替運転ということもわかっていました。カメラ小僧たちはその列車を撮るために待ち構えているのです。もちろん私たちも参戦しましたが、これがSLだったらよかったのに、と思う写真になりました。
ここで折り返して高岡通りを歩いて、団子を買ったり、踏切で写真を撮ったりしながら車まで戻りました。
車に戻って団子と鯛焼きを食べたあと、奥さんが安野美術館を見学に行ってる間に私とワンコは車で留守番して作戦タイムです。
時間があれば紅葉で有名な堀氏庭園に行こうと思っていたのだけど、ゆっくり見学する時間が取れなかったので、車で横を通るときに車窓から眺めるだけにして、もうひとつ行ってみようと考えていた畳ヶ淵に向かいました。
ワインディングロードを走って県境を越えて山口県に入ります。思っていた以上に広い駐車場に車を停めて階段を降りていくと、六角形の岩石が整然と敷き詰められた様子が見えてきました。小さな橋を渡ると河原でたくさんの若い人がにぎやかにしています。何だろう、バーベキューでもしていたのか、それとも学生さんたちが地質学のフィールドワークをしていたのだろうか、なんて言いながらその中に混じって写真を撮り続けました。
実はこの若者たちが何をやっていたのかが翌日に行った秋芳洞のお土産屋さんで判明したのです。それがこちら。
日が暮れてきたのでこの日はこれにて予定終了とし、この日の宿泊場所「道の駅 阿武町」に向かいました。この道の駅は平成3年からの社会実験時から道の駅事業に参加し、平成5年に正式に第一回登録の道の駅の一つとして認定を受けた道の駅発祥の地です。最近リニューアルされたようで、施設の充実ぶりはこれまで車中泊した道の駅ではトップクラスです。温泉、温水プール、キャンプ場、RVパークなどを併設し、レストランも充実、土日は21時まで食べることができるので、お風呂も晩ご飯もここで済ませることにしました。
5日目のこの日の走行距離は124.7キロ。山口県に入ったので、そろそろ折り返しが近づいてきました
(つづく)
↓↓↓↓↓↓↓電子出版しました。ぜひご覧ください。
腹ごしらえを済ませて9:20に出発、途中はあまり見る所もないので津和野まで一気に走りました。津和野では駅前の市営駐車場に車を停め、小さな町ながら見どころ満載の山陰の小京都をワンコとともに歩いて巡りました。まずは駅前に展示されているデゴイチです。
機関車を見るといつも思い出すのが中学校の国語で習った俳句「夏草に 機関車の車輪 来て止まる」。誰の句だったか、帰ってからあらためて調べてみると山口誓子でした。駅前をスタートして本町通りを歩いていくと、何とも言えない風情のあるお店、歴史を感じるお店が次から次へと出てきます。
この鯉の米屋さんはお店の奥の中庭で飼っている鯉を自由に見学させてくれるお店です。お店の方がすごく気さくな方で、ロケや取材の対応でテレビに出演されることがよくあるそうです。
本町通りから殿町通りに入ると歴史的建造物が並んでいます。通りの両側のいちょう並木はほとんどの葉っぱを落としていましたが、カトリック教会の大銀杏は見事でした。
町並み紹介のガイドさんに連れられた団体ツアーの方がたくさんいました。ガイドさんの解説をそばで聴いてみるとなかなか愉快な話をしていました。殿町通りが津和野川に突き当たるところに鷺舞モニュメント広場があり、その隣にあるモミジの何と美しかったことか。太陽の光を受けて輝いていました。
津和野川にかかる橋の上を見るとカメラを持った人が何人かいて、その向こうには鉄橋が。そういえば、と思って時計を見ると、やっぱり。事前に調べて記憶していた時刻です。JR山口線は1日に1回、新山口駅から「SLやまぐち号」を走らせていて、それがちょうど津和野駅に到着する時刻です。ただし、機関車は故障中で、この日はディーゼル車で代替運転ということもわかっていました。カメラ小僧たちはその列車を撮るために待ち構えているのです。もちろん私たちも参戦しましたが、これがSLだったらよかったのに、と思う写真になりました。
ここで折り返して高岡通りを歩いて、団子を買ったり、踏切で写真を撮ったりしながら車まで戻りました。
車に戻って団子と鯛焼きを食べたあと、奥さんが安野美術館を見学に行ってる間に私とワンコは車で留守番して作戦タイムです。
時間があれば紅葉で有名な堀氏庭園に行こうと思っていたのだけど、ゆっくり見学する時間が取れなかったので、車で横を通るときに車窓から眺めるだけにして、もうひとつ行ってみようと考えていた畳ヶ淵に向かいました。
ワインディングロードを走って県境を越えて山口県に入ります。思っていた以上に広い駐車場に車を停めて階段を降りていくと、六角形の岩石が整然と敷き詰められた様子が見えてきました。小さな橋を渡ると河原でたくさんの若い人がにぎやかにしています。何だろう、バーベキューでもしていたのか、それとも学生さんたちが地質学のフィールドワークをしていたのだろうか、なんて言いながらその中に混じって写真を撮り続けました。
実はこの若者たちが何をやっていたのかが翌日に行った秋芳洞のお土産屋さんで判明したのです。それがこちら。
日が暮れてきたのでこの日はこれにて予定終了とし、この日の宿泊場所「道の駅 阿武町」に向かいました。この道の駅は平成3年からの社会実験時から道の駅事業に参加し、平成5年に正式に第一回登録の道の駅の一つとして認定を受けた道の駅発祥の地です。最近リニューアルされたようで、施設の充実ぶりはこれまで車中泊した道の駅ではトップクラスです。温泉、温水プール、キャンプ場、RVパークなどを併設し、レストランも充実、土日は21時まで食べることができるので、お風呂も晩ご飯もここで済ませることにしました。
5日目のこの日の走行距離は124.7キロ。山口県に入ったので、そろそろ折り返しが近づいてきました
(つづく)
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