古代日本国成立の物語

素人なりの楽しみ方、自由な発想、妄想で古代史を考えています。

中国地方周遊の車中泊旅(12)

2022年12月30日 | 旅行・車中泊
2022年11月19日、「道の駅遊YOUさろん東城」で迎えた12日目の朝は霧のせいもあって、どんよりした空模様でかなり冷え込んでいます。



帝釈峡の駐車場での車中泊をあきらめた代わりに、駐車場係員よりも先に行こうと思って7時40分に出発。到着すると駐車場には車も人もいません。車を降りて遊歩道に向かいました。



あまりに冷え込んでいるからか、神龍湖の湖面から水蒸気が立ち上っています。






このあたりは紅葉がほぼ終わりで、小径が落ち葉で埋もれています。それをサクサクと踏みしめて歩くのが心地いい。








駐車場に戻ると係員が出勤していましたが、何も言われることなく脱出できました。お巡りさんの言う通り。

さあ、次はどこに行こうか。もともとは東に走って津山あたりで1泊、その後は姫路に出て大阪に戻ろうと考えていたのですが、津山に行っても今ひとつ面白くなさそうだったので、南に走って一気に瀬戸内海へ出て福山の鞆の浦へ行ってみようと方針を変更しました。

朝ご飯を食べていなかったので鞆の浦ではまずはランチ、と思ってググって決めたお店が「魚処 鯛亭」。1時間半ほどで到着、お昼のピークを過ぎていたこともあって20分ほど待って入ることができました。





食後はこの小さな港町をゆるりと散策です。万葉集の歌に詠まれ、おそらくはそれ以前から潮待ち港として栄えていたと思われ、現在では江戸時代の町並みが保存される風情ある港町です。








細い路地や坂道にネコ、少し尾道の雰囲気に似ています。





ところどころに出てくる森下博という聞いたことのある名前。森下仁丹の創業者で、鞆の浦出身だと初めて知りました。そういえば高校で剣道をしていた時に剣道連盟の要職に就かれていた「森下」さんも森下仁丹の社長さんだと聞いた記憶がある。

港の方へ出てみるとこれぞ鞆の浦という景色が広がっています。路地を歩いて、いろんなお店に入って、お店の人と会話して。時間が止まったように感じる場所です。














夕方までのんびり過ごしたあと「鯛工房」で天ぷらや鯛かまぼこのお土産をまとめ買い。この日のお風呂を目指します。翌日は岡山市内で過ごそうと決めていたのでお風呂は手前の倉敷にある「瀬戸大橋温泉やま幸」というところに決定。夕方の時刻、倉敷までの道はけっこう渋滞して、到着したころには真っ暗になっていました。

車を停めて入口に向かって歩いているときにラーメン屋さんが目に留まったので先に腹ごしらえをすることに。





お風呂は土曜の夜とあってけっこうなお客さんがいましたが、ゆっくり浸かることができました。入浴後、一番近い道の駅「みやま公園」まで30分ほど走ります。車中泊の車がたくさん停まっていましたが、そこそこいい場所を確保できたので朝までぐっすり。翌朝、この道の駅の素晴らしさを知ることになります。

12日目のこの日の走行距離は178.0キロで、出発してからの累計は1,772.4キロ。いよいよ残すところあと1日となりました。

(つづく)







↓↓↓↓↓↓↓電子出版しました。ぜひご覧ください。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする