2022年11月17日、いよいよ10日目に突入。この日のスタートは「道の駅サザンセトとうわ」のすぐ近くの真宮島から。この島は干潮のときだけ島に通じる道が姿を現わします。この日の干潮は午前9時。一番乗りかと思いきや誰かの足跡が、、、さっきまで海の底だったとは思えない道を歩いてワンコとともに島へ渡ります。
あたりに転がっている石に小さな岩牡蠣がたくさんついているのを見て奥さんが「食べてみる」と。うそやろー、と思いながら見ているとホントに食べた。しょっぱかったらしい。
帰りは東和町の指定文化財になっている服部屋敷を外から見学しながら車に戻りました。
次はほぼ島の先端にある陸奥記念館を目指します。戦艦陸奥の存在は知っていたものの、その記念館がこの周防大島にあることに興味をもって行ってみたいと思った次第。
戦艦陸奥はこの周防大島沖に停泊中、謎の大爆発が原因で沈没、乗組員や予科練の若者など1000名以上の命が失われた、なんてことは知らなかった。、昭和45年(1970年)に引き揚げられ、当時の写真や遺品の数々が展示されています。大和ミュージアム、知覧特攻平和会館、ひめゆり平和記念資料館、靖国神社遊就館、、、こういう展示を見ると胸が痛む。
引き揚げられた船体の一部が防腐処理されて野外展示されています。予科練生の死を悼む若鷲の碑に線香を供えて手を合わせました。
陸奥記念館の見学のあとは、目の前にある「なぎさ水族館」へ。小さな水族館だけど、ユニークな展示と解説で爆笑の連続でした。
次は周防大島の東の端から一気に西の端を目指します。途中、みかんの販売所がいくつかあったのですが、どこも今ひとつ魅力を感じない(それほど安くない)ので全部パス。周防大橋の手前から山道に入って飯の山展望台に向かって山を上ります。少し上がったところから前日の嵩山の山道がフラッシュバック。同じような細い細いクネクネ山道がもうひとつあったとは、、、
それでも、やっぱり頂上からの絶景は格別でした。大島と本土の間は潮の流れが速くて白波が立っています。
下りも肩が凝るほど緊張しながらの運転でした。周防大島にまた来ることはあっても、この飯の山も前日の嵩山も再び登ることはないと思います。
この日の最後は岩国市の錦帯橋。到着直前にちょっと遅いランチにしようと、ググってみつけたのが天ぷらのお店「あつあつ揚立てっちゃん」。揚げたての天ぷらが次々とやってきて、美味しい天ぷらをいただきました。
錦帯橋では横山河川敷運動広場の駐車場に停めてワンコと一緒に散策です。もともとの予定では前夜にここに到着して車中泊することにしていたので、予定からほぼ一日遅れということになりますが、予定は未定なので全く問題ナシです。
橋を渡るのは有料でワンコもOKでした。そして、対岸に向かって歩いていた橋の上で奇跡が起こったのです。なんと、なんと、奥さんの友人夫妻と橋のてっぺんでバッタリ遭遇。大阪にいてもこんな会い方はないだろうに、ましてや岩国の橋の上で。まさに奇跡でした。
対岸に渡り、ご夫妻と別れを告げて河辺に下りると、橋の向こうにお城が見えてまた違った風景。
再び橋を渡って戻ります。渡った先にある吉香公園は県立岩国高校の跡地にできた公園だそうです。この季節に花を咲かせる十月桜は初めてみました。隣接する吉香神社の境内でも銀杏や紅葉が色づいています。夕暮れが迫る中、ゆったりと散策できました。
時刻は17時を過ぎました。近くでお風呂を探したところ、岩国観光ホテルの日帰り入浴が人気との記事を見つけたのですが、料金がなんと1,500円。これはないわ、と思って決めたのが、30分ほど走って広島県に入ったところにある「天然温泉宮浜べにまんさくの湯」。この日帰り温泉は入浴とお弁当をセットにしたお得なメニューがあったので、それで晩ご飯にしようと決めました。
ランチが遅かったので弁当を食べずにとりあえず車中泊場所に決めた「道の駅来夢とごうち」に向かいます。50キロちょっと、1時間20分ほどで到着。時刻は22時です。寒かった。よく考えれば温暖な瀬戸内海沿岸から一気に中国山地のど真ん中まで上がってきたので寒いはずです。さっさと寝ることにしました。
10日目のこの日の走行距離は154.5キロ。ついに山口県から広島県に入りました。山口県はホントにいい所でした。
(つづく)
↓↓↓↓↓↓↓電子出版しました。ぜひご覧ください。
あたりに転がっている石に小さな岩牡蠣がたくさんついているのを見て奥さんが「食べてみる」と。うそやろー、と思いながら見ているとホントに食べた。しょっぱかったらしい。
帰りは東和町の指定文化財になっている服部屋敷を外から見学しながら車に戻りました。
次はほぼ島の先端にある陸奥記念館を目指します。戦艦陸奥の存在は知っていたものの、その記念館がこの周防大島にあることに興味をもって行ってみたいと思った次第。
戦艦陸奥はこの周防大島沖に停泊中、謎の大爆発が原因で沈没、乗組員や予科練の若者など1000名以上の命が失われた、なんてことは知らなかった。、昭和45年(1970年)に引き揚げられ、当時の写真や遺品の数々が展示されています。大和ミュージアム、知覧特攻平和会館、ひめゆり平和記念資料館、靖国神社遊就館、、、こういう展示を見ると胸が痛む。
引き揚げられた船体の一部が防腐処理されて野外展示されています。予科練生の死を悼む若鷲の碑に線香を供えて手を合わせました。
陸奥記念館の見学のあとは、目の前にある「なぎさ水族館」へ。小さな水族館だけど、ユニークな展示と解説で爆笑の連続でした。
次は周防大島の東の端から一気に西の端を目指します。途中、みかんの販売所がいくつかあったのですが、どこも今ひとつ魅力を感じない(それほど安くない)ので全部パス。周防大橋の手前から山道に入って飯の山展望台に向かって山を上ります。少し上がったところから前日の嵩山の山道がフラッシュバック。同じような細い細いクネクネ山道がもうひとつあったとは、、、
それでも、やっぱり頂上からの絶景は格別でした。大島と本土の間は潮の流れが速くて白波が立っています。
下りも肩が凝るほど緊張しながらの運転でした。周防大島にまた来ることはあっても、この飯の山も前日の嵩山も再び登ることはないと思います。
この日の最後は岩国市の錦帯橋。到着直前にちょっと遅いランチにしようと、ググってみつけたのが天ぷらのお店「あつあつ揚立てっちゃん」。揚げたての天ぷらが次々とやってきて、美味しい天ぷらをいただきました。
錦帯橋では横山河川敷運動広場の駐車場に停めてワンコと一緒に散策です。もともとの予定では前夜にここに到着して車中泊することにしていたので、予定からほぼ一日遅れということになりますが、予定は未定なので全く問題ナシです。
橋を渡るのは有料でワンコもOKでした。そして、対岸に向かって歩いていた橋の上で奇跡が起こったのです。なんと、なんと、奥さんの友人夫妻と橋のてっぺんでバッタリ遭遇。大阪にいてもこんな会い方はないだろうに、ましてや岩国の橋の上で。まさに奇跡でした。
対岸に渡り、ご夫妻と別れを告げて河辺に下りると、橋の向こうにお城が見えてまた違った風景。
再び橋を渡って戻ります。渡った先にある吉香公園は県立岩国高校の跡地にできた公園だそうです。この季節に花を咲かせる十月桜は初めてみました。隣接する吉香神社の境内でも銀杏や紅葉が色づいています。夕暮れが迫る中、ゆったりと散策できました。
時刻は17時を過ぎました。近くでお風呂を探したところ、岩国観光ホテルの日帰り入浴が人気との記事を見つけたのですが、料金がなんと1,500円。これはないわ、と思って決めたのが、30分ほど走って広島県に入ったところにある「天然温泉宮浜べにまんさくの湯」。この日帰り温泉は入浴とお弁当をセットにしたお得なメニューがあったので、それで晩ご飯にしようと決めました。
ランチが遅かったので弁当を食べずにとりあえず車中泊場所に決めた「道の駅来夢とごうち」に向かいます。50キロちょっと、1時間20分ほどで到着。時刻は22時です。寒かった。よく考えれば温暖な瀬戸内海沿岸から一気に中国山地のど真ん中まで上がってきたので寒いはずです。さっさと寝ることにしました。
10日目のこの日の走行距離は154.5キロ。ついに山口県から広島県に入りました。山口県はホントにいい所でした。
(つづく)
↓↓↓↓↓↓↓電子出版しました。ぜひご覧ください。