2020年11月22日、奈良県と京都府の境界の近くまで行く用事があって車で出かけたので、ついでに近くの佐紀盾列古墳群を見学してきました。車をどこに停めようかと悩んだ結果、平城宮跡遺構展示館の駐車場に停めて歩くことにしました。この駐車場は無料です。
歩いて10分足らずでコナベ古墳の前方部左手の周堤上に到着です。下の写真の左が後円部で右側が前方部です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/3f/fda4f3b61e6cbffd13d90a17c4d50600.jpg)
徒歩での見学なので効率的に見て回ろうと思って、コナベ古墳はいったんやり過ごしてウワナベ古墳に向かいました。上の写真の右に向かって歩き、前方部右手から下の写真を撮影しました。左側が前方部で右奥が後円部です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/92/7b266e61501fc8a360b3c9b53c045074.jpg)
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この案内を右に進んで、コナベ古墳とウワナベ古墳の間にある航空自衛隊の施設の前を通過してすぐにウワナベ古墳が見えました。左が後円部で右が前方部です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/ad/f63144808ceb031111ad1851a0d3d6da.jpg)
よく見ると、墳丘表面の土が剥がされて葺石らしきものが見えています。
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さらに周濠に沿って歩いていると、空き地に立てたテントに人が何人か立っています。なんと、そのテントの下のテーブルには土器片が並べられているではありませんか。見せてもらっていいですかと聞くと、どうぞ、という返事。少し興奮してきました。土器片やパネルを見ながら係の人から説明を聞きました。すると、ウワナベ古墳はちょうど調査をしているところで、昨日今日の2日間は現地見学会をしているというではありませんか。そうやった、古代史サロンのメンバーが投稿してくれてたのがこれやったんか。何と間抜けなことです。ウワナベ古墳を見学しようと決めたときにはその投稿を読んでいたのに、話がまったくつながっていなかった。そういえばさっき見た葺石も調査中の場所やったんや。
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見学会は事前申込制なので入れないけど、外から眺めることができるというのでさっそく行ってみました。後円部を中心に調査区域が設定されています。下の写真の右側になります。
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陵墓参考地の発掘を見学できる機会なんて滅多にないので、外から眺めるだけでも十分だけど、できることなら入って見たかったなあ。
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後ろ髪を引かれながら見学場所をあとにしてさらに周濠を巡ってみると、ほかの区域でも調査が行われていました。この調査は崩れつつある墳丘裾部に護岸工事を施すために裾部を確定すべく行われているもので、結果としてこれまで考えられていた255mよりも少し長い270m~280mの長さがあることがことがわかりました。これは結構大きなニュースになったのですが、さっきの土器片展示のところの係の方の話では「このあたりの周濠のある古墳は調査をすればおそらくどれも長くなるでしょう。だからこの古墳だけ取り立てて言うのはあまり意味がないです。」ということでした。そういうものなんだ。ちなみに、この古墳は5世紀前半の築造とされ、もとは元明天皇陵に治定されていたけど、元明陵は違う古墳になったので、現在は被葬者は特定されずに「宇和奈辺陵墓参考地」として宮内庁の管理になっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/18/79e931ab33382177787af3a9f0880077.jpg)
さて、ウワナベ古墳をあとにして、もう一度コナベ古墳に戻ります。今度は古墳の東側を周濠に沿って歩きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/e3/bc3044915b6808d52c4d30bd0ded0303.jpg)
後円部のあたりで道が分かれます。コナベ古墳を一周するまえに近くのヒシアゲ古墳に行くことにしました。ヒシアゲ古墳は「平城坂上陵(ならさかのえのみささぎ)」として第16代仁徳天皇皇后の磐之媛命の陵に治定されています。全長219mの前方後円墳で、築造時期は5世紀中葉~後半とされています。
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後円部に行くと外堤上に並べられていたとされる埴輪列がそのままの位置に復元されていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/b2/f9b5330c9d8d9304e838b9207a720b4e.jpg)
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近くに「飛地ほ号」という陪塚がありました。
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ウワナベ古墳、コナベ古墳、ヒシアゲ古墳の位置関係はこうなっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/24/4126a895998811e4ae0e7c04a6e0a263.jpg)
来た道を引き返してコナベ古墳の続きを歩きます。
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これでコナベ古墳も一周し、佐紀盾列古墳群の東地区にある3つの古墳を見学したことになります。ちなみに最後のコナベ古墳は全長が204mで、こちらも「小奈辺陵墓参考地」として宮内庁が管理しています。
このあとは車に戻って、古墳群西側にある成務天皇陵に治定される佐紀石塚山古墳、垂仁天皇妃の日葉酢媛陵に治定される佐紀陵山古墳、孝謙・称徳天皇陵に治定される佐紀高塚古墳、さらには少し北に行ったところにある神功皇后陵に治定される五社神古墳(ごさしこふん)などを見ようと車で向かいました。事前に駐車できそうな場所を調べていたのでナビをセットして向かったのですが、近くまで行くとあまりに道が細くて車を擦るのが嫌だったのであきらめることにしました。また機会を作って来ようと思います。
それで少し時間があったので、遺構展示館にもどって見学することにしました。これは平城宮の内裏の遺構ですが、このように発掘調査時のままの遺構を保存して展示する方式は私がもっとも好きな博物館の展示形態です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/af/24027b5335ca132e71f1b5b1a8e4c633.jpg)
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/47/37aa839c4b9ae42deb51c90dd1facb51.jpg)
ここもゆっくり見たいのであらためて来ることにしました。平城宮跡はこのような施設以外は広大な公園としてピクニック気分で時間を過ごすことができる場所です。と知ったかぶって言いますが、実はここにやってきたのは約30年ぶりです。前回来たのは結婚した翌年で、その年に開催された「なら・シルクロード博覧会」の会場になっていました。それ以来です。
この日は急な用事で奈良に来ることになったにもかかわらず、天気も良くて充実の時間を過ごすことができました。とくにウワナベ古墳はあまりの偶然というか幸運な機会に恵まれ貴重な経験となりました。
↓↓↓↓↓↓↓ 電子出版しました。
歩いて10分足らずでコナベ古墳の前方部左手の周堤上に到着です。下の写真の左が後円部で右側が前方部です。
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徒歩での見学なので効率的に見て回ろうと思って、コナベ古墳はいったんやり過ごしてウワナベ古墳に向かいました。上の写真の右に向かって歩き、前方部右手から下の写真を撮影しました。左側が前方部で右奥が後円部です。
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この案内を右に進んで、コナベ古墳とウワナベ古墳の間にある航空自衛隊の施設の前を通過してすぐにウワナベ古墳が見えました。左が後円部で右が前方部です。
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よく見ると、墳丘表面の土が剥がされて葺石らしきものが見えています。
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さらに周濠に沿って歩いていると、空き地に立てたテントに人が何人か立っています。なんと、そのテントの下のテーブルには土器片が並べられているではありませんか。見せてもらっていいですかと聞くと、どうぞ、という返事。少し興奮してきました。土器片やパネルを見ながら係の人から説明を聞きました。すると、ウワナベ古墳はちょうど調査をしているところで、昨日今日の2日間は現地見学会をしているというではありませんか。そうやった、古代史サロンのメンバーが投稿してくれてたのがこれやったんか。何と間抜けなことです。ウワナベ古墳を見学しようと決めたときにはその投稿を読んでいたのに、話がまったくつながっていなかった。そういえばさっき見た葺石も調査中の場所やったんや。
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見学会は事前申込制なので入れないけど、外から眺めることができるというのでさっそく行ってみました。後円部を中心に調査区域が設定されています。下の写真の右側になります。
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陵墓参考地の発掘を見学できる機会なんて滅多にないので、外から眺めるだけでも十分だけど、できることなら入って見たかったなあ。
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後ろ髪を引かれながら見学場所をあとにしてさらに周濠を巡ってみると、ほかの区域でも調査が行われていました。この調査は崩れつつある墳丘裾部に護岸工事を施すために裾部を確定すべく行われているもので、結果としてこれまで考えられていた255mよりも少し長い270m~280mの長さがあることがことがわかりました。これは結構大きなニュースになったのですが、さっきの土器片展示のところの係の方の話では「このあたりの周濠のある古墳は調査をすればおそらくどれも長くなるでしょう。だからこの古墳だけ取り立てて言うのはあまり意味がないです。」ということでした。そういうものなんだ。ちなみに、この古墳は5世紀前半の築造とされ、もとは元明天皇陵に治定されていたけど、元明陵は違う古墳になったので、現在は被葬者は特定されずに「宇和奈辺陵墓参考地」として宮内庁の管理になっています。
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さて、ウワナベ古墳をあとにして、もう一度コナベ古墳に戻ります。今度は古墳の東側を周濠に沿って歩きます。
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後円部のあたりで道が分かれます。コナベ古墳を一周するまえに近くのヒシアゲ古墳に行くことにしました。ヒシアゲ古墳は「平城坂上陵(ならさかのえのみささぎ)」として第16代仁徳天皇皇后の磐之媛命の陵に治定されています。全長219mの前方後円墳で、築造時期は5世紀中葉~後半とされています。
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後円部に行くと外堤上に並べられていたとされる埴輪列がそのままの位置に復元されていました。
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近くに「飛地ほ号」という陪塚がありました。
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ウワナベ古墳、コナベ古墳、ヒシアゲ古墳の位置関係はこうなっています。
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来た道を引き返してコナベ古墳の続きを歩きます。
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これでコナベ古墳も一周し、佐紀盾列古墳群の東地区にある3つの古墳を見学したことになります。ちなみに最後のコナベ古墳は全長が204mで、こちらも「小奈辺陵墓参考地」として宮内庁が管理しています。
このあとは車に戻って、古墳群西側にある成務天皇陵に治定される佐紀石塚山古墳、垂仁天皇妃の日葉酢媛陵に治定される佐紀陵山古墳、孝謙・称徳天皇陵に治定される佐紀高塚古墳、さらには少し北に行ったところにある神功皇后陵に治定される五社神古墳(ごさしこふん)などを見ようと車で向かいました。事前に駐車できそうな場所を調べていたのでナビをセットして向かったのですが、近くまで行くとあまりに道が細くて車を擦るのが嫌だったのであきらめることにしました。また機会を作って来ようと思います。
それで少し時間があったので、遺構展示館にもどって見学することにしました。これは平城宮の内裏の遺構ですが、このように発掘調査時のままの遺構を保存して展示する方式は私がもっとも好きな博物館の展示形態です。
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ここもゆっくり見たいのであらためて来ることにしました。平城宮跡はこのような施設以外は広大な公園としてピクニック気分で時間を過ごすことができる場所です。と知ったかぶって言いますが、実はここにやってきたのは約30年ぶりです。前回来たのは結婚した翌年で、その年に開催された「なら・シルクロード博覧会」の会場になっていました。それ以来です。
この日は急な用事で奈良に来ることになったにもかかわらず、天気も良くて充実の時間を過ごすことができました。とくにウワナベ古墳はあまりの偶然というか幸運な機会に恵まれ貴重な経験となりました。
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