パリヌルスは小島から戻った。浜で作業している者たちと簡単に打ち合わせを済ませ、オキテスのいる広場へ向かった。
彼らも打ち合わせが終わろうとしている。オキテスが締めの言葉をかけた。
『マクロス、全権を、お前にゆだねる。いいな。同行は案内役のソリタン、それからトピタス、他8名総員11名で事に当たってくれ。明朝出発、都合3日を予定している。以上だ』と言って、一同を見まわした。
『では、解散!マクロスとトピタスは残ってくれ』
言葉を継いだ。
『おう、パリヌルス、終わった。何か話があるのか』
『おう、出来ることなら、この際だ。手配したい用件がある。話し合えるか』
『おう、いいぞ。やろう』
四人は車座に腰を下ろした。
『用件はだな。今日、小島でアレテスたちの撃剣訓練の模様を見て、ふと浮かんだ考えだ。訓練の場では必ずと言っていい、けが人が出る。実戦用の剣を用いてやるからだが、しょうがないと言ってしまえばそれまでだ。剣と槍にかわる訓練用の道具を木で造ったらと考えた。木で造った剣、槍を使ってやれば、ケガといっても打撲で終わる。切り傷を負うことはない。オキテス、お前、どう思う。ガリダに手配して材料を準備してはどうかということだ』
『パリヌルス、お前いいことを言うな。それはいい、俺は、お前の言うことに賛成だ。判った、手配といこう、決定だ。お前が発案者だ。早速だが素材を1本づつ造ってくれ。一行の出発は明朝だ』
『判った、すぐやる。素材の数量、納期等を勘案して連絡する』
パリヌルスは、トピタスを連れて場を離れた。彼は、剣と槍に相当する素材を1本づつを、トピタスに手伝わせて準備した。次に納期について一考した。ガリダにどのように指示するかである。数量は、木剣用800本、槍用500本として、納入は暦の始まる前までに間をおいて3回ぐらいで納入してくれるようにガリダに依頼する事にした。
パリヌルスは、それら連絡事項をオキテスに伝えるとともにトピタスに素材見本を託する旨を伝えた。
彼らも打ち合わせが終わろうとしている。オキテスが締めの言葉をかけた。
『マクロス、全権を、お前にゆだねる。いいな。同行は案内役のソリタン、それからトピタス、他8名総員11名で事に当たってくれ。明朝出発、都合3日を予定している。以上だ』と言って、一同を見まわした。
『では、解散!マクロスとトピタスは残ってくれ』
言葉を継いだ。
『おう、パリヌルス、終わった。何か話があるのか』
『おう、出来ることなら、この際だ。手配したい用件がある。話し合えるか』
『おう、いいぞ。やろう』
四人は車座に腰を下ろした。
『用件はだな。今日、小島でアレテスたちの撃剣訓練の模様を見て、ふと浮かんだ考えだ。訓練の場では必ずと言っていい、けが人が出る。実戦用の剣を用いてやるからだが、しょうがないと言ってしまえばそれまでだ。剣と槍にかわる訓練用の道具を木で造ったらと考えた。木で造った剣、槍を使ってやれば、ケガといっても打撲で終わる。切り傷を負うことはない。オキテス、お前、どう思う。ガリダに手配して材料を準備してはどうかということだ』
『パリヌルス、お前いいことを言うな。それはいい、俺は、お前の言うことに賛成だ。判った、手配といこう、決定だ。お前が発案者だ。早速だが素材を1本づつ造ってくれ。一行の出発は明朝だ』
『判った、すぐやる。素材の数量、納期等を勘案して連絡する』
パリヌルスは、トピタスを連れて場を離れた。彼は、剣と槍に相当する素材を1本づつを、トピタスに手伝わせて準備した。次に納期について一考した。ガリダにどのように指示するかである。数量は、木剣用800本、槍用500本として、納入は暦の始まる前までに間をおいて3回ぐらいで納入してくれるようにガリダに依頼する事にした。
パリヌルスは、それら連絡事項をオキテスに伝えるとともにトピタスに素材見本を託する旨を伝えた。