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「実話は小説より奇なり」
25年前にインドのはしっこの小さな駅で兄とはぐれて、回送列車に乗ってしまい2日間。
たどり着いたカルカッタの町で放浪の末、施設に収容された少年サル―。
運よく引き取ってくれたのははるか遠くのオーストラリアの養父母であった。
オーストラリアタスマニアで立派に成長したサル―は、大人になって、友人の家でインドの揚げ菓子を見て、突然兄のことがよみがえる。
少しずつ、生き別れたインドの母と兄のことが思い出され、何とか自分のルーツを知りたいとグーグルマップで自分の家を探そうとする。
住んでいた町の名前もうろ覚え、自分の姓さえわからない。
駅の横に大きな給水塔があったこと、汽車で2昼夜の距離を走ったこと。
石運びをしていた優しい母、頼りになる大好きな兄、幼い妹。
もう一人の義兄弟との葛藤や、愛しんでくれる養母(ニコール・キッドマン)を裏切りたくない気持ちの中、恋人とも別れて、インドの家族を求める気持ちにさいなまれるようになる。
グーグルマップを調べつくして2年?サル―はついに!
映画でめったに泣かない私も最後まで涙をこらえて見続けた。
最後の最後にライオンの意味が判明します。
お勧めの映画ですね。
4/7近江八幡、4/12背割堤に写真を追加しました。