安倍元総理が、北京オリンピックに、外交ボイコットをするよう、岸田政権に圧力を掛けている。
バイデン大統領が、「アメリカは、北京オリンピックに政府関係者を送り込まない」と外交ボイコットを
表明し、イギリスやカナダオーストラリアなども追随したので、早く日本も「ボイコット声明を出せ」と、
余計なお世話を焼いているのだ。(12月9日、安倍派会合で)
新疆自治区や香港など人権抑圧を進める中国に、「圧力」を掛けたいからと言って、短絡的に、アメリカ
大統領の意向に、反応するバカさ加減、呆れて、ものを申したくなる。
平和の祭典に、政治を持ち込んだのは、アメリカ大統領。
1980年のモスクワオリンピックで、ソ連のアフガニスタン侵攻に抗議するために、米・カーター
大統領の提唱で、当時の西側諸国(日本も含む)が同調し、選手も含む全面ボイコットだった。
1984年の米・ロスアンジェルスオリンピックには、ソ連が報復、東側諸国が全面ボイコット。
ボイコットや、政府要人出席拒否など、政治家の意地のぶっつけあいで、圧力を掛けた方も、圧力を
掛けられた方も、引っ込みがつかない、対立感情がひどくなっただけ。効き目はなく、悪くなっただけ。
このことを、学習していない、大馬鹿者。安倍元総理は、「みんなで渡れば怖くない」?
逆に、この教訓を生かし、政治ボイコットしても、悪くすることはあっても、解決には結びつかないから
「ボイコットするのではなく、政府要人を出席させ、『オリンピックは絶好のチャンス』と、人権擁護
の大切さを、話し合う道を開けておくべき、と、米英などに、提言するよう」、岸田政権に進言すべき
なのだ。
人権擁護問題に限らず、戦争回避、核兵器など軍拡、国連尊重・国連主義など、ことある機会を生かし、
ウマく行く、行かないは有っても、粘り強く、話し合いを積み重ね、いろいろな考えを理解しあい、
より高い合意点を見つけ、共有できるようにすることが、世界平和のために果たす政治家の役割だ。
北京オリンピックを、ウマく利用するべきなのだ。ボイコットなんて、トンでも無い。
岸田総理は、疑惑まみれの、死んだはずのお富さん、安倍元総理に操縦されないで、真の政治をして
欲しい。
ウォーキング中に出会った花など。
12月21日、「今日は何の日カレンダー」より
▲紀貫之「土佐日記」書き始める(934)▲メイ・フラワー号に乗ったイギリスの清教徒たちがアメリカ大陸
のプリマス・ロックに上陸。アメリカ開拓始まる(1620)▲伊能忠敬が蝦夷南東海岸と奥州街道の略測図を
勘定所へ提出。日本初の実地測量地図(1800)▲「赤城の山もこよい限り」国定忠治41歳で刑死(1850)
▲江戸幕府、日露和親条約に調印。国境をエトロフ島とウルップ島に決め、下田、函館、長崎を開港(1854)
▲工部省と宮内庁との間でベルの電話機の実演(1877)▲三井呉服店が三越呉服店と改称、日本最初のデパート、
三越呉服店開業(1904)▲首都高速1号完成(1963)▲結婚、離婚数とも史上最多に (1970)▲1000万円ジャンボ
宝くじ購入に群衆殺到、松本と福岡で死者(1976)▲ベルリンの壁取り壊し作業開始(1989)▲ソ連消滅(1991)
▲中日落合選手FA宣言巨人へ(1993)▲日テレで安達祐実宛て郵便が爆発3人ケガ(1994)▲横山ノック
大阪府知事強制わいせつ罪で起訴され知事辞職(1999)▲都営バス24時間試行開始(2013)▲高速増殖炉
「もんじゅ」廃炉決定(2016)▲韓国ショッピングセンターで火災29人死亡(2017)