平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い2420 ノーベル平和賞の実力発揮を  

2021-12-06 10:48:03 | 日記

アフリカのスエズ運河近くのエチオピアで、昨年11月以来、内戦が続き、1か月前には非常事態宣言が発せられ、

アビー首相自ら、戦闘最前線で指揮をとり、対決姿勢を強めて、一般市民を巻き込む戦闘が激化しているようだ。

エチオピアと言えば、1964年の東京オリンピックで、裸足で走って、マラソン金メダルの「アベベ選手」、

2019年のノーベル平和賞を受賞した、アビー首相を思い出す。そのアビー首相が戦闘指揮?(タメイキ)

エチオピアは、アフリカで、3000年に及ぶ歴史がある、植民地化されなかった国。人口約1億人の多民族国家。

紛争の原因は、アビー首相の政権運営に反発する少数民族ティグレの勢力が、政府軍の基地を攻撃したことから

始まった。そして1年経っても治まらず、政府軍は、無差別空爆で、一般市民を巻き込んでいるようだ。

国連によると、食糧危機の難民が940万人いるとのこと。

国連のグテーレス事務総長は、「敵対行為や止め、平和と安定のために話し合いをすること。人道支援の物資が

スムースに届くように配慮すること」を訴え、奨めているが、武力闘争の「ワナ」にハマって、日本の無条件

降伏のように、「相手を、グーの音も出ないように叩き潰し、自分たちの勢力が有利になった時点で話し合い、

和平成立」と、持って行きたいので、今のところ、聴く耳を持たない。

2019年のノーベル平和賞を受賞したアビー首相は、隣国エリトリアとの国境線をめぐる武力衝突が20年

続いていた対立関係を、話し合いで、平和的解決に貢献したことが、受賞理由だった。

どうか、対話による、収束を早く実現するために、ノーベル賞の実力を発揮されますよう、祈っています。

12月6日、「今日は何の日カレンダー」より

▲持統天皇が都を浄御原宮から藤原宮に移す。皇居は日本最初の中国風宮殿(694)▲クロムウェルが英国議会

から長老派を追放(1648)▲徳川光圀(水戸黄門)没73歳(1700)▲近松門左衛門作「心中天網島」初演(1720)
▲水野忠邦、筆頭老中になり、天保の改革開始(1839)▲エジソンが録音装置の最初の試作機を完成(1877)
▲米大リーグ(ジャイアンツ・ホワイトソックスの世界一周野球チーム)初来日(1913)▲山田耕筰、初の管弦

楽作品を発表(1914)▲大学令・改正高等学校令公布。慶應義塾、早稲田、同志社など私学が大学となる(1918)
▲英がフィンランド、ハンガリー、ルーマニアに宣戦布告(1941)▲戦後初洋画「ユーコンの叫び」上映(1945)
▲国際柔道連盟がパリで結成(1951)▲日ソ通商条約調印(1957)▲酒田-ナホトカ間の定期航路開設(1967)
▲東京地裁がコンピュータのプログラムは著作物であるとの我が国初の判断(1982) ▲特定秘密保護法(外交・

防衛など国家機密の特定と漏えいした者に対する罰則等)成立(2013)▲NHKの受信料、最高裁で合憲の

判断(2017)▲「はやぶさ2」の回収カプセル帰還(2020)