昨日は、競馬のビッグレース「有馬記念」、このレースだけの売り上げ、約491億円。
年末ジャンボ宝くじが、まだ発売中。1等前後賞入れて、10億円。
当る確率は低くても、つい、大穴を買って、結果が出るまでの、はかない夢に、夢中になる。
公認されているギャンブルには、還元率が公表されている。
賭けられたおカネの総額のうち、当った人に分配される額の比率のことで、
例えば、有馬記念の売り上げ、500億円とすれば、競馬の還元率が70~80%なので、75%として
計算すると、375億円が、当った人に分配される。
残りの25%分125億円は、中央競馬会の取り分、通常「控除率」と言われている。
25%のうち10%分50億円は、国庫に納入され、残り75億円の中から、勝った馬主への賞金や運営費に
充て、残りは、中央競馬会の利益になる。
「やればやるほど、計算上の確率に近づく」という「大数の法則」によると、買ったり負けたりして、
一喜一憂していても、ずっと続けていれば、沢山かけたおカネの25%分は、中央競馬会に取られている
ので、帰って来るおカネは、確率的に、75%分になってしまう。即ち、25%分は、損になる。
だから、勝った時に、ヤメテしまえば、大数の法則から、逃げることができるのですが、「もしかしたら
また、勝ってあの幸せ感を味わえるのでは」と、ハマって行き、大数の法則のワナにハマってしまうのです。
ちなみに、パチンコの還元率は、80~85%、競艇や競輪は75%、宝くじは、46%。
私は、「たからくじ」のこと、「タヌキくじ」と思っています。
「たからくじ」から「た」を抜けば、「からくじ」。45%帰ってくるので、全くの「空くじ」ではないから、
「タヌキ」にばかされ、楽しい夢を見る、「タヌキくじ」ぐらいが、イイコロカゲンかと。
要するに、公認賭け事は、胴元(主催者)が、必ずもうかる仕組みになっているのです。
安倍政権下で、2018年成立したカジノ法、必ず儲かる、と、思っているのでしょう。
政府も、地方自治体も、躍起になっているようですが、カジノ法は、統合型リゾート(IR)整備法で、
カジノばりではなく、ホテルや、娯楽施設など、整っていなければならず、カジノでは絶対損をしないが、
お客が来なければ、ホテルや他の娯楽施設は大赤字になる。
トータルでは、損して、税金で穴埋めなんてことも。
私たち国民も、政府や自治体も、賭け事に、あまり、熱中し過ぎにならないことですね。
12月27日、「今日は何の日カレンダー」より 浅草仲見世記念日、ピーターパンの日
▲ダーウィンがビーグル号で航海に出発。ガラパゴス諸島の生物から進化論の信念を確立して帰国(1831)
▲東京浅草の仲見世が開店(1885)▲「ピーター・パン」がロンドンで初公演(1904)▲世界初の航空母艦、鳳翔
竣工(1922)▲摂政宮裕仁(後の昭和天皇)が乗車中、虎の門跡で難波大助にステッキ銃で狙撃される(虎の門
事件)。摂政宮は無事(1923)▲法隆寺金堂壁画の模写、完成(1951)▲国民所得倍増計画が決定(1960)
▲ソ連軍、アフガン侵攻(1979) ▲加藤保男さん、-50度のエレベスト登頂成功後消息不明に(1982)
▲新自由クラブと連立で中曽根第2次内閣発足(1983)▲ローマ・ウィーン両空港で同時テロ(1985)▲祝日
法改正で、「国民の休日」が設けられた(1985)▲横綱双羽黒、私生活問題で失跡年末に廃業(1987)▲竹下
改造内閣発足(1988)▲将棋の羽生善治10代で竜王のタイトル保持者に(1989)▲東海道新幹線で、乗客
転落事故(1995)▲団体規制法施行(1999)▲パキスタン元首相が暗殺される(2007)▲ケニア危機が始まる
(2007)▲ガザ紛争ぼっ発(2008)▲日米首脳が真珠湾攻撃犠牲者を慰霊(2016)