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2015 5/17の拝観報告3(有鄰館)
写真は、表門を入ったところ
真如寺を出て、今出川通→東大路通→仁王門通と進み、11:00過ぎにやって来たのが有鄰館です。
今年の「京の夏の旅」で公開されるのですが、完全にその予習です(笑)。
夏の旅での公開を知った時点で調べ始めました。
するとこちらは私設美術館で、公開は2~7月と9~12月の第1第3日曜日の11:00~16:00です。
さらに毎年5月と11月には特別展示 指定文化財書画が展示されます。
もう5月に行くしかないでしょう(笑)。
入口が仁王門通に面したところではないんですね。
最初戸惑いました(笑)。
向かって右手、観世会館とは反対側の小道の突き当り左手に門があります。
詳細は明後日の10:00に本編を掲載しますので、今日は概要だけ。
内部は通りに面した武田五一設計の第1館と、背後にある旧横山男爵邸を移築した第2館からなります。
夏の旅の案内をみていると、どうやら第2館のみを公開するようですね。
今回は第1館 1000円。オプションの地下が500円と第2館が600円の計2100円。
なかなかです(笑)。
まずは第1館。
美術館としては、古代中国の仏像や書蹟などが多かった印象です。
春秋経伝集解(しゅんじゅうけいでんしっかい)という国宝も1点ありました。
春秋経などの注釈だそうで、素人にはその価値は計りがたいです(笑)。
他に喰いつきやすいのは、科挙の試験の夾帯衣装(きょうたいいしょう)でしょうね。
中国の官吏任用試験である科挙で、カンペとして肌着に文字を書いて持っていった話を聞かれたことがあるでしょう。
それです(笑)。
小さな文字でびっしりと書いてありました。
第2館は結構雑然としており、まだそれほど整理されていませんでした。
夏の旅の案内にあった仏殿、トンボの間やホールは見学できました。
他にも2つぐらい公開されていないお部屋もありました。
夏の旅ではどうなるのでしょうか。
こちらは公開期間が7/11~7/24と超短いので、要注意です。
取りあえず一通りみただけでしたが、1時間ぐらいかかりました。
普通に第1館、第2館を観ると、1時間30分ぐらいはかかるんでしょうね。
12:00頃に有鄰館を後にしました。
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円頓寺
写真は、本堂(左)と収蔵庫(右)
円頓寺(えんどんじ)は京丹後市久美浜にある寺院で、薬師三尊像が重文です。
アクセス
京都縦貫道を進み、与謝天橋立ICで降り、国道176号線へと左折します。
道なりに進み、石川の交差点以降は国道312号線をひたすら進みます。
比治山トンネルを抜けて、野中の交差点で府道668号線に右折します。
すぐに橋を渡って右折します。
ここから約1.1km先の右T字路を右折します。
さらに1.5km進んだ道の最果て左手に円頓寺があります。
この道の途中に仁王門があり、金剛力士像がお祀りされています。
普段は無住で誰もおられないため、地域の方がお掃除など管理をされているそうです。
参道を進むと正面に銅板かやぶきの本堂、右手に収蔵庫があり回廊でつながっています。
通常収蔵庫の内部は非公開ですが、2014年10月の京丹後市制10周年記念文化財特別公開にて公開されました。
中に入ると正面のガラスケースの中に重文の薬師如来像、脇侍の日光月光菩薩像がお祀りされていました。
また左右には涅槃図、妙見菩薩像や甕などが展示されていました。
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