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2015 5/10の拝観報告1(善峯寺)
写真は、観音堂
さて日曜日です。
この日も拝観日です。
8:00前にJR丹波口駅で、いつものようにあんとんさまを拾います。
そのまま国道9号線を西へ。
国道沓掛口で左折し、いつもの道!?へ(笑)。
8:20頃にやって来たのは善峯寺です。
5/10は第2日曜日。
観音堂の十一面千手観音像がご開帳されるので来ました。
詳細は本編に追記しました。
ご開帳は、1/1~1/3と毎月第2日曜日です。
結構大きな像です。
朝から終日ご開帳されています。
目的は入ってすぐの観音堂でしたので、まさかのここで終了。
遊龍の松などには行かずに、8:40頃には次へと参りました。
普通はここまで来たら全部行くのかもしれませんが、もう8回ぐらい来ていますし、何より何度も来すぎて「もはや遠いという印象がない」ですね(笑)。
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為因寺
写真は、本堂(右)と境内
為因寺(いいんじ)は高雄に向かう途中の周山街道沿いにあり、重文の宝篋印塔があります。
アクセス
仁和寺の前を通過しきぬかけの道を西へ進み、福王子の交差点を右折して周山街道(国道162号線)を北上します。
平岡八幡宮も通過し、しばらく進むと高雄中学校が左手に現れます。
高雄中学校の正門を背に道を挟んで左手前方に細い階段があります。
この階段を下りとすぐ左手下に為因寺が見えます。
階段を下りて左折した左手に表門があります。
元々は善妙寺という高山寺の別院があったらしいです。
善妙寺は鎌倉時代、承久の乱で敗北した公卿の妻が明恵上人を頼って逃れてきたのを救済収容した尼寺だったそうです。
その後廃寺になったのですが、安土・桃山時代に浄土宗の為因寺が再興されたそうです。
1868年頃、善妙寺の阿難塔(現在の宝篋印塔)は神仏分離令後の廃仏毀釈の波を逃れるべく、境内(現在の高雄小学校)に埋められたそうです。
それが1956年、小学校の建設工事に伴い、土中より発見され為因寺に遷されたそうです。
石段を登って表門を入ると右手に本堂、正面奥にお墓や小さな石塔などが並んでいます。
参道周辺は苔と台杉がきれいです。
表門を入って右手奥に重文の宝篋印塔があります。
元々は釈迦の十大弟子の一人阿難尊者をお祀りした善妙寺の阿難塔です。
左隣に説明の駒札もあるので、見落とすことはないでしょう。
2019年10/13の10:00~11:00まで、浄土宗特別大公開で本堂が公開されました。
正面から入ると、内陣中央に本尊の阿弥陀如来像がお祀りされています。
阿弥陀如来像の左右には、小さな法然上人像と善導大師像もお祀りされていました。
右の脇壇には阿弥陀如来像が、j左の脇壇には地蔵菩薩像などがお祀りされていました。
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