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松花堂庭園2 お茶会 特別公開(八幡散策14)

写真は、松隠の外観
日曜茶席
春(3月~6月)と秋(9月~11月)の日曜日には、竹隠でお茶席をしています。
入館券とセットで1000円です。
受け持ちはその回によって違いますが、大抵は裏千家。
半シーズンに1回ぐらい煎茶席があるそうです。
1席ずつ行われますので、先客がおられると終わるまで待ちます。
右手の貴人口から入ります。
内部は4畳半です。
基本的にお連れさんだけで入ることが多いと思われますので、それ程身構えなくても大丈夫です。
月釜
毎月第2日曜日に、庭園内のお茶室 松隠でお茶会が開かれます。
臨時会費が800円で、入館料が400円ですが、セットで900円でした。
待合は美術館別館の1階を入って右手の会議室です。
こちらで札を頂き、呼ばれるのを待ちます。
10:00~開館ですが、10:00過ぎの到着で2席目が始まったばかりでしたので、月釜の日は9:30頃には開いていると思われます。
松隠
松隠は玄関、7畳の広間と2畳の寄付、四畳台目の茶室と水屋等から成っています。
玄関を入って左手からまずは広間のお茶室へ。
手前に2畳の寄付、奥に7畳の広間があります。
点前座と正客の間に1畳分の出っ張りがあるので、大寄せの場合は正客から点前座が見にくい位置関係でした。
この奥の化粧屋根の廊下を進むと廊下に躙口があり、これが小間の閑雲軒です。
男山の瀧本坊に小堀遠州が造ったといわれる茶室 閑雲軒を古図に基づき再現したものだそうです。
四畳台目で横に四畳並び、中央奥に台目の点前座があります。
点前座の中柱は山つつじ。
床柱は手斧掛けの榁(むろ)で、床框は鮮やかな朱色の真塗りです。
特別公開
2016年秋に非公開文化財特別公開がありました。
各茶室の窓や扉が開け放たれ、内園の写真撮影も可能でした。
松隠と竹隠は前述の通り。
梅隠は正面右手に躙口のような入口がありますが、これは中潜です。
中に入ると内露地で、左手に手水鉢、正面左に貴人口があり、その奥が4畳半のお茶室です。
左手の水屋を経て、さらに左に玄関があります。
この奥に玄関の2畳を経て、8畳の広間の茶室があります。
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