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2018 6/24の拝観報告4 最終(黄桜見学施設の特別アテンダントと蔵出し清酒きき比べツアー)


写真は、伏水蔵

鳥せいを12:50頃に出て、まっすぐ歩いて向かったのが、黄桜カッパカントリーです。

13:00からちょこっと関西 歴史たびの「黄桜見学施設の特別アテンダントと蔵出し清酒きき比べツアー」がありました。
1人1500円で、参加者は20名程だったでしょうか。
4月から毎週日曜日の開催で、この日は最終回でした。
こちらは人気だったそうで、4月の段階で全日程埋まってしまったそうです。
しかもほぼ2ヶ月前の予約で、当日支払い制なのに、無断欠席が0だったそうです(笑)。

まずはカッパカントリーで、伏水蔵の支配人さんからお酒のお話。
お酒のお話で面白かったのが、使用する水の話。

月桂冠のところで書きましたが、お酒を造るにはぶどう糖を酵母でアルコールに変えます。
この過程で触媒のような働きをするのが、ミネラルなんだそうです。
なので普通に軟水を使うと、うまく糖化が進まないので、ある程度ミネラルを含む水がお酒造りに適しています。

伏見の水はミネラルが61と、60以下が軟水なのでかなりミネラルが少ない方です。
一方兵庫の灘に水はミネラルが160と高めです。
ということは、灘の方が発酵が進みやすい→ぶどう糖が残りにくい→辛口になる
となるそうです。

20分ほどのお話の後、小型バスで国道1号線近くにある伏水蔵へ移動します。
まあ工場見学のような感じです。
伏水蔵へは普段でも連絡バスがあるので、一般でも行けます。
行けますが、個人見学になるので、今回のようなアテンドはないそうです。

まずは2階で酒造りのDVDを観ます。
そして5階へ上がり、順に降りてきます。
お酒や地ビールのラインナップの展示、途中には工場のラインも廊下から見学出来ます。

最後はレストランで試食と試飲。
4種類のお酒と一品が用意されています。
それぞれお酒の引き立たせる一品になっており、それを体感します。

要するに甘口のお酒に甘い食事を合わせると食事甘さが勝つのよくない。
逆にちょっと塩味や酸味のあるものと頂くと、お酒の甘さが引き立つということです。

普段お酒を飲まないので、初めてやってみて「ああ、なるほど」と思うことが出来ました。
しかし支配人さん、お酒に対する想いがアツかったです(笑)。

15:30頃にバスでこちらを出て、カッパカントリーに戻り、帰宅しました。

下戸の僕でも楽しいツアーでした。

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