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2021 11/21の拝観報告3(萬福寺 鐘楼 伝説の茶農家・茶商によるプレミアム大茶会)
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写真は、鐘楼。
禅堂書院から最後の席に移動します。
僕は鐘楼でしたがこの時間はもう1枚しか席がなく、同行のあきさらささんは双鶴亭に行かれました。
しかし鐘楼の席は1席目始まる前からもう開扉されており、あきさらささんも内部をちゃんと見れたのでよかったですw
そしてその開けっ放しの鐘楼へ。
内部は16畳の広間。
鐘は2階にあるのでしょう。
今回の席さんは茶葉の生産および販売もされている方。
抹茶席で主に作られている品種の「さみどり」をいろいろに育てたものを比べて頂く的なコンセプト。
まずは普通に頂きましたが、今回はいわゆるお薄ではなく、
濃茶のように大きなお椀で点てたものを煎茶のように少しずつ7つに分けて7人で頂きました。
濃さはまさにお薄と濃茶の間ぐらいの粘度でした。
そしてそれと比較すべく次に頂いたのが、さみどりの茶葉を「蒸しを短くして、乾燥を長く」したものです。
ちょっとお茶らしさが強調されるというか、お茶感が強く出ます。
そのまま頂くにはいつもの製法がもちろんいいのですが、抹茶ラテに使うようにオーダーされるとこうされるそうです。
その方がミルクにも負けず、いい感じにお茶の味の主張が残るそうです。
そして最後は有機栽培したさみどり。
栽培に手間暇はかかるのですが、これもまた違う風味で美味しいです。
当初は1席6人でしたが、あまりに人のはけが悪いと本部が判断したのでしょう、だんだん1席7人とかになってきましたね。
13:00に終了し、萬福寺を出ました。
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